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5. 閑話休題①フレイア散策とペンダント

「あ!!あっちにお肉~!!」


「あっちには甘い香りがします!!」


メイとミトが大はしゃぎですね!(笑)


「はいはい、食べ物も良いけれど、それよりも先に探すものがあるでしょ。」

ユート様と出会って、婚約をして、、、ミオ様やララァ様、多分ユリも?妃候補が4人もできて、、、メイやミト、マーサちゃんが仲間に加わって、、、お屋敷に引き籠っていたあの頃の私が今の私を見たらなんと思うかしら、、、(苦笑)


そんなことを考えてると、思わず頬が緩んでくる、、、あらやだ、気を付けないと!


「ん~、、、確かこの辺の露店で売ってたはずなんだけどな~、、、汗」


「もぉ~、しっかりしてよね!」


エメシュのジン様とシルヴィ様に案内していただき、私たちはあるものを探している。精霊ネレイスの加護が付与された腕輪、、、

ジン様のお話によると、エルフは火の気に弱くエメシュを訪れたエルフは大体同じように体調を崩すみたい、、、

その腕輪には火の気を緩和する効果があるみたいで、エメシュを訪れるエルフには必需品とされているよう、、、早く買って行ってあげないと、、、


日頃あんまり意識してなかったけれど、やっぱりエルフは人族とは違うのね、、、


「ユート様が見てくださってますし、ゆっくり探しましょ!」


メイとミト、マーサちゃんも初めて訪れた町に興味深々で楽しんでくれてるみたいだし、あんまり早く帰っても、リサ様もユート様とゆっくりしたいでしょうし、、、私も、、、


「サラ様、御気分でもお悪くなりましたか?」


「いいえ、ユリ、大丈夫よ、、、」

ユリはいっつも私の事を心配してくれている、、、実の姉よりも姉らしい、、、もう少し自分の事に意識を向けて欲しいのだけれど、、、


「ユリも私にばっかり構ってちゃダメよ!(笑)ユート様にはライバルいっぱいなんだから♡」


「わ、、、私は、別に、、、汗」


ふふふ、、、ユリも照れて♡

でも、私は、、、どうしたいのだろう、、、

ミオ様もララァ様もきっと色々考えている、、、昨日の晩餐会でも王配、宰相の話をしかっり聞いていて、ゆくゆくユート様が領主になられた時にそれぞれの役割を果たすつもりなんだろう、、、


メイとミト、マーサちゃんにはまだまだ難しいだろうけれど、リサ様も神官として領地の守護に当たるつもりみたいだし、、、ユリは元々メイドでもあったから、お屋敷を守るつもりなんだろう、、、


でも、、、私には何にもないかも知れない、、、

できるのは、お料理くらい、、、


だめね、、、何故だか今日は雰囲気が暗くなる方向に行ってしまうわ、、、

もしかして、二人っきりでいるリサ様に嫉妬しているのかもね、、、


「あ、サラ様!あそこです!!」


なんだかよくわからない感情に心が捉われている所で、ジン様がお声をかけてくれた。


「サラ様、こちらが精霊ネレイスの腕輪です。水の精霊の加護で火の気が和らぎますので、こちらを付けていただければリサ様も楽になるはずですよ!」


ジン様に礼を述べ、腕輪に手を伸ばす、、、綺麗な人魚の精霊が彫られていた、、、あら?他にも色んな精霊が彫られた腕輪があるのね。


「ジン様、こちらは?」


「このお店は精霊の加護を受けた鉱石を使ってアクセサリーを作っているんです。鉱石を溶かすにはかなりの温度が必要となりますので、その点、我が火の国は熱源には苦労しませんから、ある種の特産のようになっているのですよ!(笑)」


私の問に丁寧に答えてくれる。ジン様は本当に誠実な方なんでしょうね(笑)シルヴィ様とうまくいくと良いのだけれど。ふふふ。


ジン様の説明を受けてアクセサリー類を見渡す。これにサラマンダーの絵が、、、こっちはウンディーネ、、、みんなに一つずつ買っても良いかもしれないわね。


皆を呼び寄せてジン様にしていただいた説明をすると、目を輝かせて物色し始めた。精霊のお話は私には無理だから、そこはジン様にお願いする。

本当に嫌な顔一つしない人だ、、、

これだと、シルヴィ様のお尻に敷かれちゃうのでは?(笑)


それぞれ気に入ったものが見つかりだしたところで、ふとアクセサリーを見る、、、

一組の変わった形のペンダントだった。


「店主様、こちらのペンダントは?」


「あ~、それか~、それはオベロンのペンダントといって、妖精王の加護が付与されているよ!と言っても精霊では無いから効果は薄いけれど、すべての属性の何かしかの効果が現れるんだよ(笑)こっちはオベロンの伝説上の妹でありこの町の名前の由来となった女神フレイヤのペンダントで、特別な効果があるわけでは無いのだけれど、まぁ、豊穣の女神と言われているから少しくらいは豊かになるかもね!まぁ、気休めだけどさ!(笑)」


豊穣、豊か、、、ユート様の幸せに少しでも貢献できるなら、、、


「店主様、すみませんが私にこちらを売っていただけるかしら」


「おいおい、良いのかよ、、、他のと比べて効果は薄いよ?」


「はい、差し上げる方は、どんな魔法も使いこなせる方のようですから、何か一つに突出するよりもこちらの方がお似合いかと思いまして。それに、妹神さまが豊穣を司るのであれば、、、」


「ふ~ん、、、まぁ良いけどさ!じゃ、全部合わせて銀貨3枚ね!」


「はい!ありがとうございます!!」


~~~~~~


買い物を終えて宿屋に戻ると、ミオ様が我慢できなかったのか、それともサラ様と二人っきりにしていることに危機感を感じているのか、足早に部屋へと向かわれていった。


「リサさん、お加減大丈、、、、って、なにやってんですか~!!Σ(・□・;)」


ミオさんが大声で叫んだ!

何かあったのかと私たちも急ぎ部屋へ戻ると、、、


「もぉ、ユート様を独り占めしたあげく、私たちがいないことをいいことに、そんなはしたないことまで!!」ヽ(`Д´)ノプンプン


どうやら、ユート様とリサ様の空気におかんむりのようだった、、、汗


「まぁまぁ、ミオ様。リサ様も心細かったんですよ、、、リサ様これを。水精霊の加護が付与された腕輪だそうですよ♡これで少しは楽になるかと、、、」


私はそう言ってリサ様に腕輪を渡す、、、


「うん、あ、ありがと、、、」(/ω\)


いつもこうしてくれていると、リサ様も可愛らしいのに(笑)


ミオ様も怒った風に見せていたのだけれど、やっぱりリサ様を心配されていたようで “次はありませんわよ!今回は体調のこともあったので大目に見ます!!”だって♡(笑)


そんな二人を見ていると、ユート様が寂しそうなお顔をされてて、少し胸がキュッとなる、、、異世界から来られたという事は、、、異世界に帰る可能性があるから、、、

そうか!私はこの人を支えたいのだ、笑顔でいてもらいたいのだ!!


自分のしたいことに気付いた私は、みんなの喧噪の中、私はそっとユート様に近づき、、、


「私はお傍を離れませんよ♡みんなもきっとそうです♡」


そう告げて、ユート様にオベロンのペンダントをプレゼントした。


初めてのサラさん目線、いかがでしたでしょうか?|´-`)チラッ

こんな感じで頑張ります!!৲( ˃੭̴˂)৴

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