20.薬師と錬金術師とミカ
さて、朝の流れにも慣れてきて、、、慣れんわ!!Σ(・□・;)
毎朝、皆に引っ付かれて起きるのもなんとかならんかな~、、、(;´Д`)
で、ヴァリュクールへ戻って来た僕たちは、朝食を取りながら今日の予定について話し合う。
「今日は、クエストはお休みにしようと思うんだけど、、、(;・∀・)」
「ユート様は本日はいかがされるのですか?」
ユリが尋ねてくる。
「うん、行ったっきりの薬師と錬金術のギルドに顔を出してみようかと。なんとかクエストだけでも生活は大丈夫そうだけど、他にもなにか収入源が欲しいところだからね。」
そうだ、戦闘を生業としていては、いつ彼女たちの身に危険が迫るかも知れない。そういう事態はなるだけ避けたいし、将来もし、彼女たちが本当に好きな人を見つけてここを去って行くとしても、その時に傷物にはなっていてほしくないからね、、、(;´Д`)
「だから、朝のうちに薬師ギルドへ行って、午後から錬金術師ギルドへ行く予定だよ!」
「お供します。」
ユリがそう言って来るけれど、、、
「いや、今日は一人で行こうと思う。ヴァリュクールだから身の危険とかも無いだろうし。みんなも休日として楽しんできてほしい。」
女の子だから、たまにはショッピングとかしたいだろうしね~、、、(偏見か?(・_・;))
「わかったわ、ユート様♡☆(ゝω・)vキャピじゃ、メイとミトはお洋服でも見に行こっか♡」
「「は~い!ノシ」」
メイとミトは買い物に行くことになったようだ。確かに服とか数無さそうだしな、、、(;・∀・)
「では、私は一度、お父様たちの所に行ってまいります。」
「では、サラ様、お供致します。」
サラとユリはヴァリュクール家へ、、、変なこと言われないだろうな、、、(;゜Д゜)
「じゃ、お金を渡しておくからこれで過ごしてね。」
僕はそう言って銀貨2枚ずつ皆に渡した。
「じゃ、行って来る!ノシ」
「「「「「いってらっしゃ~い!!ノシ」」」」」
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薬師ギルドについて、奥のお兄さんに話かける。
「すいません、前に登録したユートですが、、、」
「あ~、お久しぶり。今日は何の用?(・・?)」
「あ、いえ、前回が登録だけだったので、もう少し色々教えていただきたくて、、、」
「そういうことね!じゃ、こっち来て!」
お兄さんに連れられて、横の小部屋に入っていく、、、
そう、薬師とはポーションを生成・販売する職業で薬師のスキルを身に付けるには生成するポーションの原材料となる素材と回復魔法が必要なようだ、、、つまり、、、素材は買えるが回復魔法を身に付けていない僕にはポーションが生成できない、、、(;´Д`)
ひとまず作り方を一通り教えてもらってポーションのレシピを購入し、薬師ギルドを後にした、、、汗
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お昼を食べようと屋台を物色していると、路地裏から何やら騒ぎが聞こえる、、、(・_・;)
「いや!やめろよ!!」
「てめぇが悪いんだろうが!!うちの縄張りで仕事してんじゃねぇよ!!」
ワー、ワー、、、なにやら一人に対して多人数で囲んでいるようだな、、、、それにどうも小さい子らしい、、、。
「あの~、、、小さい子相手に何してるんですか?」
誰も助けにはいらなさそうだったのを見かねて、僕が間に割って入る。
「関係ねぇ奴ぁ引っ込んでろ!!」
「それとも貴様も痛い目に遭いたいのかぁ~?」
ん~、、、悪人討伐フラグか、、、(;・∀・)
「ええぃ、面倒だ!やっちまえ!!」
1対5なら普通は不利なんだろうけど、、、とりあえず相手の動きがスローモーすぎて、、、(;´Д`)
「ぎゃっ!!」
「ぴげっ!!」
「ぐぎゃっ!!」
と言う間に3人をのしてあげる。
残った二人の足が震えており、戦意が無くなったことを確認して、、、
「お、覚えてやがれ~!!」
と、悪人らしく去って行く、、、(;・∀・)
「さて、何があったかは知らないけれど、、、悪い事は申しちゃだめだぞ!」
僕がその子に注意をしたところで、返事の代わりに、、、
「ぐ~~~~、、、あ!//」
とその子のお腹が可愛らしく悲鳴を上げた。(笑)
「ご飯、食べてないの?」
「うん、もう三日も食べてない、、、」
「ならおいで!何か食べよう!」
「え!?良いの!!」
その子が顔を上げる。帽子を被ってて分かんなかったけど、、、女の子?(;・∀・)
「あぁ、良いよ!何が食べたい?」
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屋台でご飯を食べている。さすが三日も食べてないだけあって食欲旺盛だな、、、(;・∀・)
「お名前は?」
「ミカ!!」モシャモシャ、、、
「どこに住んでるの?」
「その辺!!」モシャモシャ、、、
「ご両親は?」
「いない!!」モシャモシャ、、、
「いないって?」
「お母さんは私を産んで死んじゃった、、、モシャモシャ、、、お父さんは、、、、モシャモシャ、、、出ていったきり帰ってこない、、、モシャモシャ」
よく食べるな~、、、(;・∀・)
「じゃ、住む家とかは?」
「もちろん無いよ?」(。´・ω・)?
なるほど、孤児なのか、、、カエサルさんお仕事しようよ、、、(;´Д`)
まぁ、どこの世界にも孤児はいるものか、、、戦争なり事故なりで親を亡くす子はいるだろうし、、、
「ミカ、、、うち来る?もちろん働いてもらうけれど。」
「えぇっ!?いいの!!」
「まぁ、他に許可をいただかないといけない人はいるけれど、多分だいじょうぶだよ。それでもう悪い事しちゃだめだぞ!メッ!ノシ」
「うん、わかった~!!ノシ」
とりあえず、家に戻る前に当初の目的であった錬金術師ギルドへ向かう、、、ミカを連れて、、、今日も一人で過ごせなかったよ、、、(;´Д`)
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錬金術師ギルドでも、薬師ギルドと同様のやり取りをして錬金術を教えてもらう。
なんとなくだけど、武器や防具などのアイテムに効果を付与するような感じのようだ。
あいまいな言い方になっているのも、そのカバー範囲が広すぎてぶっちゃけ何かに何かをしたらそれはすべて錬金術の範疇らしい。しかし、多くの場合は武器などに魔力を付与して追加効果を付与すると、、、そして、、、どうやら失敗する率がかなり高いようだ、、、。
「じゃ、試しにやってみろ!」
そう言われてナイフを手渡される、、、、スロットは無いようだ、、、
言われた通りの手順で作業し、最後に魔力を込めるも、、、魔力が入らず拡散していく、、、
「あ~、失敗は気にしなくていいぞ!10回に1回成功できたらいい方だからな!特にレアなアイテム程失敗率が上がるから注意しろよ!」
「あ、はい、、、」
ん?もしかしてアイテムにスロットが無いから失敗するのでは?(・・?
「それと、生成したアイテムをもし売買するなら、申し訳無いが錬金術師ギルドへ卸してくれ、、、ヘタなアイテムを市場に流通するわけにはいかないんでな、、、」
あ~、なるほど、、、核兵器とかネットで買えたらやばいもんね~、、、(;´Д`)
「わかった。その時には使わせてもらうよ。待たせたね、ミカ、帰ろっか!」
「うん!!」
錬金術師ギルドを去って、屋敷へ帰る、、、
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帰った所で、皆もすでに家に戻っていたようだ。
「ユート様、そのお嬢様は?」
「あ、はい、説明するんでバトラさん、皆を集めてくれますか?」
バトラさんにお願し、皆をリビングに集めてもらう。
「この子の名前はミカ、今日からうちで働いてもらおうと思うんだけどいいかな?」
「良いも何も、この家のご主人様はユート様よ~♡あなたの決定がすべてじゃないかな?」
と、リサ、、、
「わ、私はユート様のお言葉に従います、、、それに私の料理食べてくれる方が増えるのはうれしいです。」
サラ、、、
「私もユート様の命に従いますが、うちでとなるとメイドとしてですか?」
ユリは事務方として尋ねてくる。
「うん、だからバトラさんに面倒見てもらえないかな?」
「仰せのままに。」
バトラさんが首肯する。
「やったお友達~!!(/・ω・)/」
「わ~い!!」
歳が近そうなメイとミトが大喜び!(笑)いい遊び相手になってくれそうだ!
「では、ミカ。今日からここでメイドをしてもらいます。仕事はあの二人から教えてもらってください。それと、ユート様をこの家の主でございますから、お客様の前では旦那様と呼ぶように。」
「は~い!!」
ミカは、喜色満面の笑みでバトラさんに応えた。




