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12.魔術学院と迷宮


いつも通りの朝を迎え、いつも通りの朝食シーン、、、

そして、ユリさんが今日の予定を伝えてくる、、、汗


「本日は魔術学院に行き、ユート様に魔法を学んでいただきます。その後、冒険者ギルドにてクエストを受注し、討伐に向かいます。


魔法はやっぱり大事だよね♡

とりあえず、このパーティーだと近接職が僕しかできないから、メイン武器は刀にしようと思うんだけど、、、魔法もやっぱり使ってみたい。


~~~~~


朝食を終え、魔法学院に向かうところでユリさんの槍が昨日と違うことに気が付いた。


「ユリさん、その槍は?」


「はい、今朝がたカエサル様より下賜されました。王国騎士団の紋章のついた槍にございます。材質がミスリルでできており、非常に軽いのでよりお役に立てるかと思います。」


ふ~ん、、、って、それってユリさんが王国騎士団に入ったってこと!?Σ(・□・;)


「王国騎士団に入ったってことなの?」


「所属としてはそうなるかも知れませんが、一応、ヴァリュクール家付ですので、実際には何も変わりません。ただ、何かあった時には招集されるかもしれませんが、、、汗」


なるほど、、、とりあえず何もなければ今までと変わらないと、、、


「あと、この紋章を有していることで王国騎士団として振舞えますので、王国内では比較的自由に振舞えるかと、、、//」


ふむふむ、、、メイドだったユリさんの一大出世かな?よかったよかった!

僕も何とかしなきゃだな~、、、(;´Д`)


魔術学院に到着すると、ザ・魔術師!みたいなお爺ちゃんが魔法について講義してくれた。リサさんが教えてくれた神様のお話のように、この世界は木・火・土・金・水と陰と陽の7つの属性に分かれており、それぞれの属性に基づく魔法が存在しているらしい。火属性などはそれぞれの属性を表す物、例えば、アクアストライクの水球のように水を出現させて様々な効果を表すのか、、、


魔術学院で指導できるのはその都市の教会と関係があり、例えば、火を司る神様を祀る教会がある都市では火属性魔法を、土を司る教会がある都市では土属性魔法が学べるそうだ。その理由についてうんたらかんたらお話されたが、正直よく分からん、、、(;´Д`)


あと、魔術学院で教えてもらえるのは初級魔法のみで、その後は魔法研究により開発していくそうだ。ただし、魔法研究により身に着くのは身に付けた初級魔法と同属性の魔法のみと、、、これは、ほかの魔法も学びに行かんと行かんな、、、(;・∀・)


ま、研究とか頭使うのはもともと好きだし、僕には向いているかもね!笑


で、水属性の魔法と呪文を教えてもらうと、また闘技場のような所に連れてかれた。

そこで、簡単な杖を渡され、、、


「ではユート殿、アクアストライクの魔法を。」


「はい、、、」


えっと、精神を集中し、、、水球が飛ぶイメージを思い浮かべて、、、、えっ!?えぇっ!!

詠唱もしてないのに水球が現れちゃったよ!!Σ(・□・;)

しかも、、、でかい!!Σ(゜д゜lll)ガーン


怖くなって、大きくなりすぎないうちに魔法名を唱える!!


「アクアストライク!!」


サラさんの2倍はありそうな水球が的に向かって飛んでいく、、、スピードも段違い、、、で、、、爆裂したよ、、、(;・∀・)


「な、なんと、、、アクアストライクでこれほどの威力を、、、(“゜д゜)ポカーン」


おじいちゃんフリーズ、、、(;’∀’)

とりあえず、僕の魔法のレッスンはありえない状況を醸し出しながら終了し、僕はアクアストライクとウォーターフォールの魔法を身に付けた。ウォーターフォールはどうやら複数攻撃魔法のようだ。


おっかなびっくりしながら皆の所へ戻る。


「ユート様、お疲れさまでした。」

「ユート様、初めての魔法はどうだった?」


サラさんとリサさんに聞かれるけども、、、タハハ、、、(;’∀’)


「ユート様、それでは昼食を取った後にクエストへ参りましょう。」


ユリさんの言葉に首肯してお昼ご飯を食べる場所を探しに出かけた。


~~~

まぁ、この世界のご飯もおいしいと言えばおいしいのだけれど、、、そろそろ日本の味が懐かしい頃合いで、、、カレーが食べたい!!(´;ω;`)ウッ…


で、今回も狩りに出る、、、とりあえずパワーレベリングができることはわかったし、サラさんとユリさんが安心してクエストに出れるくらいにはレベルを上げたいな。


そんなこんなで都市を出て散策をする、、、散策をする、、、散策をする、、、魔獣が出ない!!( ノД`)シクシク…


「魔獣、、、出ないですね、、、(;’∀’)」


「都市近郊ではこんなものでしょう。あまり頻発に出られても住民に被害が出ては都市機能が働きません。それに、魔獣は魔獣で狩られる側になりますので、おいそれと人里に出てくるようなこともありません。先日のサーペントのような魔獣は別ですが。」


ですよね~、、、(;´Д`)


「少し早い気もしますが、、、迷宮に行って、、、みます?」


ユリさんがおどおどしながら尋ねてきた?

~~~


話を聞くと、迷宮がこの付近にあるらしい。まだ、最下層まで行った人も居なく、何階まであるのかもよくわからない。一階は、主な魔獣がホーンラビットとゴブリン、オーストで、今回も昨日と同様のクエストを受けているから問題無いようだ。


「行ってみます?」


僕が尋ねると、3人は真面目な顔をして首肯した、、、リサさんの真顔初めて見たかも、、、(;・∀・)


迷宮の入り口はぽっかり空いた洞窟みたいな感じだった。ごくり、、、


「では、、、行きましょうか、、、」


~~~


ダンジョンの中は、薄明るくたいまつは特に必要なさそうだ。魔術学院で短剣でも魔法は使えるとのことだったので、小太刀を構え、背中に弓を装備している。


歩いていると、前方に4っつの光るものが、、、2体のゴブリンだ!!


「魔獣だ!!サラはアクアストライク、リサは援護して!ユリ、行くよ!!」


「「「はい!//」」」


とりあえず短剣での戦闘にも慣れておきたいので、ここでは魔法を断念。

僕とユリが敵に向かって突進するなか、サラがアクアストライクの魔法を、リサも何やら詠唱を始めた。


「水の妖精ウンディーネよ、我がマナに応え姿を現し、我らを保護せよ!ウォータープロテクション!!」


「アクアストライク!」


リサの詠唱が終わると、僕たちの目の前に薄い水の膜が現れる。ダメージ軽減かな?


サラの水球が一体のゴブリンを捉え、ユリの槍がのど元を貫く。良い槍のようだ。

僕はそれを横目でみながら、小太刀をもって残り一体を屠る。


うん、小太刀もなかなか使えるね!(“´∀`)bグッ!


「ゴブリン程度だと、大丈夫なようですね!」


リサが言うには、ゴブリンは初級を卒業する頃の冒険者が討伐するそうだ。二日目で初級を卒業って、、、(;・∀・)


その後も、迷宮を探索する、、、うん、オーストは何と言うか、、、ダチョウだったよ、、、(;’∀’)


「あれ?扉??」


普通の扉があった、、、って人が住んでいない迷宮に扉なんて誰が作ったの!?Σ(・□・;)


「扉ですね、、、」

「扉のようですね、、、」

「扉だね、、、」


うん、、、扉ですね?(;’∀’)


「あ、開けてみるか?」


皆が首肯したのを見て、僕は扉に手をかけた、、、


~~~

手をかけた瞬間、扉がかってに開き結構な広さの部屋に魔獣がそれはもううじゃうじゃとうじゃうじゃとうじゃうじゃと!!


「「「ひぃい!!」」」


3人の悲鳴が聞こえる。


やばいやばい!!

僕は夢中でウォーターフォールの魔法を使った、、、


えっと、、、はい、、、、そして魔獣は、、、全滅しました、、、(;’∀’)


「大丈夫?サラ、ユリ、リサ。」


僕が振り向くと、サラさんとユリさんは気を失っており、リサさんは真っ青な顔をしていた。


「だ、大丈夫!?」


「大丈夫、、、よ。二人も気を失っているだけみたいだから、、、」


「とりあえず少し休もう!えっと、安全な場所は、、、とりあえずこの部屋か、、、」


魔獣の屍が累々と横たわる部屋に入り、扉を閉めた。


3人のステータスを確認するとレベルが急激に上がっており、そのレベルの上昇に身体が追いついていないようだ。サラはレベル15に、ユリはレベル20に、リサもレベル42になっていた。


どうやらMPの残存率が影響しているのかな?

先ほどリサさんの唱えた魔法はかなり高度な魔法のようで、MPがそれなりに持っていかれた所でレベルがアップして、MPの残存率が低い状態になってるようだ。

サラさんとユリさんは急激なレベルアップによりMP残存率が著しく低くなってしまったということか。サラさんは魔法を唱えて間も無かったし、ユリさんは魔法が使えないからそもそもMPが少ないみたいだ。


「ん、んん、、、」


ユリさんがいち早く目覚める。


「こ、ここは?」

「先ほどの部屋です、、、魔獣は僕の魔法で、、、って、さっきまで魔獣の死体があったのですが消えてなくなっちゃいました。」


「そ、そうですか、、、って、あの魔物の大軍を!?Σ(・□・;)」


そりゃ、びっくりしますよね~、、、(;´Д`)


「あ、そうだ!」


ユリさんは、腰に下げたバッグから何やら小瓶を取り出すとサラさんの口にあてがう。


「ん、、、あら?ここは?」


ユリさんと変わらん感じで目が覚めた、、、(;’∀’)

どうやらMPを回復させるポーションを飲ませたようだ。


僕はもう一度同様の説明をすると、ユリさんにもポーションを飲むように指示した。


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