???
サティア Side
「……ん…難しい」
う~ん、リセちゃんと魔力制御の練習しているけど上手くいかないわ
ずっと前にる……あの人に教えてもらった練習方法の第一段階と第二段階はできたのに第三段階の維持がうまくいかない…
わたしが教えてもらったときはすぐに出来たんだけどな……
※普通、ヒト族は最初の放出ですら数日かかります
エルフでも1~2日、獣人族なら一週間以上かかり、魔力的に一番器用なミニアンでも数時間かかります
これだと本格的な練習ができないわね
「……ん…」
リセちゃんは右手から白い光を丸い形で出して、宙に浮かせるけど、すぐに消えちゃう
確か一分は保たせないといけないのに
属性がいけないのかな?
リセちゃんの本当の属性は光じゃないから……でもわたしも光以外は使ったことないから他の属性の事はよくわからないし…
あ、る……あの人ならわかるかも
「ねぇ、少し教えて欲しいのだけ……ど…」
近くにいるはずのあの人に声をかけようとしたけど、いない
ついリセちゃんとの魔術の練習に夢中でほったらかしにしたから怒って帰っちゃったのかな?
……今度あったら謝らなくちゃ…
「……ふぁ……ん…」
「リセちゃん眠たいの?」
「…ぅん」
リセちゃんがあくびをして目がトロンとした感じになっているわね
……確か魔力は使い過ぎると疲れて眠くなるんだっけ?
こういうときは無理せず休むのがいいはずだったわね
「それじゃあ、いっしょに眠りましょう」
「ぅん」
「それじゃあ、お洋服がシワになったらいけないから脱ごうか」
「ぅん」
リセちゃんといっしょにお洋服を脱いで下着姿になる
今日の服はいつも着ているものよりも着たり脱いだりするのが難しいから一人で着るのは難しいけど、脱ぐのなら……
「…お姉ちゃん、手伝う」
無理みたいね
先にお洋服を脱ぎ終わったリセちゃんに手伝ってもらってやっと脱げました…
「……前にも思ったけど、リセちゃんの下着って小さいのね」
なんだか寒そうだわ
「…そう……なの?」
「そうよ
だって、わたしのよりずいぶん小さいわ
リセちゃんはわたしより小さいけど、それにしたって…」
今日の下着の下は偶然だけど、この前あの人にもらった下着、上はそれに合わせた薄いのを着ている
普段わたしが穿いているものよりも小さい
「……そういえば、お屋敷で……もらったもの…は大きい……ような…」
あの日あの人が選んだもの以外もあって、そっちは小さくないのね……それならあの人が小さいのをわざと選んだのかしら
寒そうなのに…ひどいことをするわね
前はそんなひどいことする人じゃなかったのに…
「……でも、小さいのをよく穿く…」
リセちゃんのお気に入りなのかな?
「…こっちの方が……尻尾、痛くない」
もしかしてリセちゃんのことをちゃんと考えて小さいのを選んでいたの?
最近、あの人のことがよくわからない…
元からよくわからないところがあったけど…
初めて出会ったのはわたしが生まれてすぐ…
あの人のお母さんがあの人が生まれてすぐに亡くなったから、わたしのお母さんが乳母になって2歳くらいまでこのお城にでわたしと一緒に育てられていた
…その頃からあの人はとても頭が良くて逆にわたしのお世話をしてくれてたみたいだけど…
本当の(年の離れた)兄妹みたいだったって
「それじゃあ、そろそろ寝ましょう」
「…ぅん」
リセちゃんの手を引いてベッドに入……あれ?
お布団が膨らんで……って、るーくん?
怒って帰ったと思ってたけど、寝てたのね…
「でも何で寝てるのかな?」
この人があまり寝てる姿はあまり見たことがない
だいたいわたしより遅く寝て、早く起きてから……何度か寝てるときは……///
あ、あれはわたしの身体勝手に動いたの
じゃないと、ちゅ……ちゅーなんてしないんだから
「……たぶん…最近、夜……遅くまで起きて…たから…」
「そうなの?
でもどうしよう、これだと二人並んで寝られないわね」
この人はベッドの真ん中で寝ているから、並んで寝ると外側で寝ている方がベッドから落ちちゃいそう
「……この人の…左右に別れる?」
「…それしかないわね」
リセちゃんを抱きしめて寝られないのは残念だけど仕方ないわね
「それじゃあリセちゃん、お休みなさい」
「おやすみ、お姉ちゃん」
Side ?
あら、久しぶりに表に出られたわ
と、言ってもすぐに引っ込まないといけないでしょうけど
ふふっ、相変わらずかわいい寝顔
また、キスしちゃおうかな?
って、あら?
今回は私の身体なのね……前はあの娘のだったから、今度は私のでもらってもいいわよね?




