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再審の男  作者: 藤澤トオル
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はらぺこあくま

 いつかの記憶。その男は、両手両足を鎖に繋がれ、腕には栄養を投与する針が刺さり、排泄器官には管が通っていた。また右目は開けることが、左目は閉じることが出来ず、舌を噛みきって自殺することも許されない状況であった。


 そんな男のもとには様々な物が運ばれてきて、その度に口のなかに流しこまれた。

 最初に運ばれてきたのは腐りかけの男の死体をすりつぶしたもの。非常に生臭く、吐き気を催したが有無を言わさず男はそれを飲まされた。

 次に運ばれてきたのは、ミイラのものと思われる脊髄。これは砂混じりではあったが、死体よりはマシであった。

 その後も植物、動物の骨、虫、海産物、鉱石…様々な物が投入されていった。勿論、人体に多大な影響を及ぼす物もあった。だがその度に男の肉体はそれらの特性を理解していった。


 そうやって最後に運ばれてきたのは、生きた女。その女は顔に麻袋を被せられていた。外されたあと周囲を見回してから、男に気づいて話しかける。

「あなたは…どうしてこんなことに…!!アリシアさんはどこですか!?」

男は女の顔を知らなかったしアリシアという人物にも心当たりはなかった。疑問に思った顔を浮かべていると、やがて女は壁にくくりつけられた。


 そして、その女の首もとにノコギリが当てられる。

「いや…いや!!死にたくない!!誰か!助けて!サエキさん!!助けて!!」

必死に男の名前を叫ぶ女。これから行われるであろう惨状に気づき、それをどうすることも出来ない事実を理解した男は目を反らそうとするが、顔を固定されその一部始終を目に焼き付けさせられた。


 一引き目。あまり状態の良くないノコギリだったのか、刃が途中で引っ掛かり普通に切るよりも鮮血が大きく飛び散る。口を塞がれていた女は声にならない叫び声をあげ、涙を流していた。そして、その目は男に何かを訴えかけるようにしていた。


 二引き目。切る側は速くもコツを掴んだのか、鈍い音を立てながらさらに深く切る。男の顔に鮮血がかかる。生暖かさが不快だった。女は再び絶叫しながら、男に助けを求めるような眼差しを向けていた。

 それから数十回繰り返されていった。やがて女は叫び声をあげなくなったが、それでもその目は男に羨望とも失望とも、憎しみともとれる視線を送り続けていた。


 不意に、女の首が地面にポトリと落ちる。ソレは転がり、男の足に当たる。


 目があった。


 先程まで生きていた女がモノに変わり果てたことに恐怖を覚えていると、ノコギリで切断していた者達が女の生首をミキサーに入れ、混ぜ始めた。軋むような音をたてて高速回転する刃が生首をどんどん液体へと変化させていく。頭蓋骨が砕け、目玉が飛び出し、脳は原型を失う。その凄惨な光景に男は思わず嘔吐する。


 そうやって生首のジュースは完成した。それは血の様な赤と言えない、なんとも形容し難い色をしていて生理的嫌悪感を抱かせたうえ、頭部にあったあらゆる物が混ぜられていたせいで生臭さとは違う悪臭を漂わせていた。

 そのジュースを、男は一滴残さず飲まされた。


 強烈な死の直前の感情が男に流れ込む。苦痛、嫉妬、後悔…そして、目の前にいる男への憎悪。それらの感情は現実をねじ曲げ、男の目の前に死んだはずの女が現れる。

 首筋から血を流し虚ろな瞳を持つ女は、男の首を絞めるようにして近づいてくる。避けられない恐怖が男を支配した。





 「やめろぉぉぉ!!!!!」

佐伯はベッドから跳ね起きる。周囲を見渡すと、外はまだ暗く、窓から月と星の光が差していた。そして、横にはマリーがぐっすりと寝ていた。起きてはいない。

「…夢か」

顔を押さえ、深呼吸しながら佐伯はそう呟いた。そして、その夢をしばしの間反芻してから懺悔するように再び呟く。

「…シンディ。俺は…お前を…」




 ある朝、佐伯とマリーが集会所に行くと冒険者達が集まってざわついていた。そんな彼らを避けつつ、受付嬢の所まで行く。

「あ、サエキさんとマリーさん。おはようございます」

「その…何かあったんですか?いや、いつも騒いでいますが今日は特に別な何かがあったのではないかと思いまして」


受付嬢はやや気まずそうに目線を反らしながら話始める。

「実は、国家群からの緊急依頼が舞い込んで来たんです。それも受注制限なしの。当然報酬は莫大なんですけど、概要に書かれている内容が少し物議を醸し出していまして…そのせいで皆さん受注しようかどうか悩んでいるそうです」

「その内容とは?」

「依頼目的は『魔王と名乗る者の討伐』なんです。そして、元々これは連合軍の出動で一件落着するはずだったんです。ですが、その配下の占領地を奪還しようと襲撃した軍隊が壊滅してしまって…急遽戦闘慣れしている冒険者や開拓地、及び魔術協会等に協力要請を出した。ということです」

「要するに、人類の総力戦になりうるから協力してほしいと?」

受付嬢は頷く。


 しばらくの沈黙。マリーは佐伯に尋ねる。

「…どうしましょう。受けた方がいいですよね?」

「それはそうだろう。まあ、この事態の隙に他の地域がおろそかになって荒れる可能性もあるがな」

受付嬢がフォローする。

「はい。確かにそういった火事場泥棒の様な事態の対象も求められていますね」

「じゃあやっぱりやめた方が」

「ですが、そういった依頼はある程度国や地方自治体が補ってくれるのも事実ですよ」

受付嬢の言葉に、マリーは頭を抱えて悩む。


 そんな姿を見かねて、佐伯は話しかける。

「その…あれだ、お前がやりたいことをやればいい。俺達は確かにパーティーだが、あくまでもそれまでだ。俺とお前の方針が違うことだって往々にしてあり得る」

「それは嫌です!サエキさんと一緒に冒険したいんです!」

「そりゃどうもありがとう。でもどうするんだ?多分、明日になってもこの状況は変わらんぞ」


 少し考えてからマリーは受付嬢に尋ねる。

「魔王軍の配下の討伐任務っていうのはありますか?本陣ではなく、後方支援みたいな」

受付嬢は依頼書を確認してから答える。

「えーっと…あぁ、ありますね。補給路確保の為の占領地奪還任務が」

「じゃあ、それにします!」

「でも…ここからだと合流地点までかなり距離がありますよ。最速でも一週間近くかかります」


 佐伯はそれに関して特に問題はなかった。だが、マリーは違った。佐伯が彼女の顔を見るとうつむいて曇った顔をしていた。佐伯は受付嬢に言う。

「ちょっと保留にしてもらえるか?結論を出してからまた来る」

「はい、わかりました」

受付嬢は察したのか、快く返事をした。



 少し離れた位置にある二人かけの椅子に座ってから、佐伯は尋ねる。

「どうした?何か不安でもあるのか?」

「…私、この国を出たことがないんです。物心ついたときには、孤児院の一人で。それからずっと孤児院で過ごしていたんですけど、流されるままに生きていて……。そんな自分を変えなきゃって思って冒険者になったんです。だから、この国の外を知らなくて…怖いんです。私が今まで常識と思っていたことが、正しいと思ってやっていたことが、誰かの不幸を呼び寄せていたら…それを知るのが怖くて」




 佐伯はマリーの話を聞いて、佐伯は『死ぬ前』と『解放される前』の事を思い出す。その二つは、対極とも言えるものだった。

 死ぬ前…元の世界での『佐伯陽介』は、目立った人物ではなかった。小中高と、特に問題を起こすことなく、誰かにいじめを受けることもなく過ごしていた。周囲の空気を読んで、出来るだけ自分に被害が及ばない様に振る舞っていた。友人もいなくはなかったが、心から信頼できる友、というのはいなかったかもしれない。


 趣味や特技もないわけではなかったが、それも特段傾倒しているものでもなかった。あくまでも、人より少しそれに割く時間が多い、というだけであった。そんな性格だったので、特に特別な努力もしなかったために大学も第一志望と第二志望は落ち、滑り止めよりやや上に辛うじて合格して進学。


 そのまま流されるままにバイトを始めたら…『佐伯陽介』は終わった。



 そして、『解放される前』…転生してから、開拓時の事故の責任をとらされて人体実験される前までの『佐伯陽介』は、非常に生き生きとしていた。それはこの世界に転移するときに受けた適合作用のおかげだった。それが良いことかどうかはともかく、佐伯は再びの人生を楽しむ手段を得た。そして、その力を『開拓』の為に振るった。


 佐伯はその力を用いたことにより、平和な世界では決して得られなかった才能が開花した。人として正しくない方向へと進んではいたが、いや、いたからこそ佐伯は得てしまったものを開拓に総動員した。そうすることで、自らを正当化していた。


 時に片腕と仲間を失い、自らがその呪いに苛まれることがあっても、決して開拓の意思は失われなかった。

 時に龍の娘と仲間を守るために、呪いを受け入れて完全に人としての道を外れても、『悪魔』に全てを売ることなく人間でいることにこだわり続けた。

 そんなことがあったからリカルドにも必死に歯向かったし、自らの手の届く範囲でやれることを尽くそうとした。


 そうして戦いを重ね、ミスを犯し、実験台となり…全てを喪った。


 今のマリーは、『前』の佐伯にどこか通じるものがあった。彼女を、『今』の佐伯にしてはいけない。



 佐伯はマリーに語りかける。

「…いいか?これはまだ脆弱とも言える俺の経験則に基づく意見だが、何が正しいなんてわからねぇよ。お前の正しさとはなんだ?秩序を守ることか?己を信じきることか?」

マリーは沈黙を返した。


「俺はどっちもやってみたが…結果は散々だったよ。……実は俺も探してるんだ、その答えを。だから、マリーの正しさはマリー自身で決めればいいんじゃないか?」



 マリーは佐伯の手を掴み、決意に満ちた表情で言う。

「そんな事言わないでください!一緒に探しましょうよ!!」

その言葉は、佐伯にとって眩しすぎるものであった。『今』の佐伯は、こんなにも頼もしい仲間を手にいれていたのだ。


 佐伯はニヤリと笑う。

「…言ってくれるじゃねぇか。じゃあ、どうする?」

「やります!!私の正しさは、困っている人を見捨てないことです!!」

佐伯は敢えて尋ねる。

「もしかしたら、それが誰かの不幸に繋がるかもしれないぞ?」


 マリーは即答した。

「だったら、その人達も助けます!!どちらも助けなければならないならそうします!!誰にも否定させません!」

佐伯の期待以上の答えだった。やはり、マリーは佐伯にとって眩しすぎる存在であった。



 受付嬢に受注依頼を出すと、特殊な事例のために諸情報を説明される。

「『キエフ』付近に魔王の本陣があるんですが、サエキさんとマリーさんにはそこより南西部の『セルビル』に行っていただきます。交通費はこちらが負担しますが、装備品やそれらの損失、及び治療費等は冒険者負担となりますので、ご注意ください。ですが、治療費に関しては申請を出して認可されれば減額されます。…使う羽目にならないでくださいね」

「了解しました。あと、質問があります。我々以外の冒険者の存在、及び現地戦力の協力はありますか?」

「はい。一応冒険者組合全体に依頼は出されていますので、皆無ということはあり得ないでしょう。続いて現地人の協力ですが、基本的にそちらがメインです。正確に言えばあなた方への依頼は討伐というよりも、『援護』といった意味合いが強いかもしれませんね」

 その後、受付嬢は現地の協力者と連絡を取り、予定日時を伝えた。佐伯とマリーはその後、本格的な『戦争』の準備を始めるために街へと赴いた。



 二人が移動したのは『オクスフォード』。ここは本土と島をつなぐ鉄道が通っているので発展しているうえ、向かうためにも都合がいい場所だった。

 武器屋に着きマリーは防護服を探しに行くが、佐伯が止める。

「動きやすさを重視しろ、多分俺達は動きを止めたら殺される可能性が高い」

「ですが、現地の軍隊も戦ってくれるんですよね?」

「あれは対人間の装備だ。魔物相手に効果があるかはわからねぇ」



 前世界では中世頃に衰退し、近世に形骸化が進んでいった「騎士」と呼ばれる者達、それが今世界では未だ猛威を振るっている理由は魔術にあった。

 確かに火器の発展は騎士の立場を揺るがした。だが、火器では『魔術で強化された盾』を破壊出来なかった。勿論火器を魔術で強化すれば突破出来るのだが、その為には『火器』と『弾』の両方を強化しなければならなかった。

 特に問題となったのは『弾』の方である。命中の有無に問わず、魔力は消費されていくので一度発動してしまえば1回の戦闘は確実に維持される盾の強化に比べて圧倒的にコストパフォーマンスは悪かった。

 しかも、『火器』はより強力になればなるほどその構造は複雑化していき、魔術による強化の難易度も上がっていった。


 また、鎧も同様の強化魔術を施された場合、火器で騎士を倒すことは現実的に不可能に近いものであった。

 騎士の象徴とも言える『剣』は、銃よりも構造が単純なため強化するのも容易なうえ、熟練者が使えば剣自体に様々な効果を付随することが出来るので、銃よりも応用が効いた。ちなみに、弓矢も同様の理由で広く使われている。


 やがて銃が改良され『機関銃』になっても、より強靭化と効率化が行われた強化魔術を単体では破ることができず、盾1つを撃ち抜くのに必要な弾数は30発マガジンの半分と人間1人の半日分の魔力だった。どちらにせよ、割には合わなかったのだ。

 結果として、携行火器でそれらを完全破壊可能だったのは『単発の威力に重点を置いた』狙撃銃くらいになってしまったのだった。なので、技術水準が近世・近代レベルで発展していても『騎士』という者達は未だ戦場を闊歩していた。


 だが、それほどまで盾を強化するには魔術の知識が必要で、世の中の大半の人間は盾を持っていても強化できず、簡単に機関銃の餌食になってしまう。つまり、数と戦略がモノを言う戦争ではそういった『他者を多く殺せる武器』として機関銃は非常に優秀であった。

 こうして、国の軍隊は精鋭の『騎士部隊』と平均的な力を持つ『近代装備部隊』の二種類に別れる場合が多くなった。多数は圧倒的に後者であり、今回の戦争でも駆り出されるのは想像出来た。



 当然ながら、銃火器が得体の知れない者達に効果があるという保証はなく、効かなかった場合に彼らが全滅するのも十分可能性としてあり得る。そういう意味で、佐伯は『対人間』と言ったのだった。マリーもその意図を大雑把に理解したのか、佐伯に相談する。

「じゃあどうします?どんなに強化しても弓矢は狙撃銃の射程と威力のどちらにも敵いませんよ」

「弓矢は銃に比べて音が小さい。だから隠密性を高めるようにしろ。まぁ、周辺の地理情報がないからなんとも言えんが…特に何か用意する必要はないんじゃないか?ただ、腕のサポーターと目の補正機器は買っておけ。長丁場が予想される」

「わかりました!それが終わったら、回復薬を調達してきますね!」

マリーは別な場所へと歩いていった。


 佐伯は銃火器コーナーに向かう。探すのは組立式の狙撃銃。店員に話しかける。

「すみません、この店で狙撃銃に詳しい方はいらっしゃいますか?」

「少々お待ちください」

出勤の有無を確認したあと、どうやらいるらしいので案内された。


 店の裏口を出て少し進んだそこは工房の様になっていて、椅子にはいかにも『ガンスミス』といった風貌の男が座っていた。その男は佐伯に気づき、話しかける。

「…なんだ?冷やかしなから帰ってくれ」

「持ち運びが簡単な狙撃銃を欲しています」

「そんなのは店にあるカタログを見れば書いてあるだろう。それとも、オーダーメイドをご所望かい?」

「すみません、言い方が悪かったですね。『強化された盾を魔術なしで破壊出来る狙撃銃』を欲しています。重量は気にしません」


 ガンスミスは銃を弄る手を止め、佐伯に向き直る。

「そんなの簡単に手に入るもんじゃねぇぞ。というか、何に使う気だ?」

「ちょっと『戦争』をしに」

ガンスミスは佐伯の持つ拳銃と剣をしばし眺めてから言う。

「…冒険者か。戦争ってことは魔王討伐だな?」

「はい。行くのは配下討伐ですけどね」

「なら狙撃銃なんてやめとけ、あれは狙って命中させるものだ。戦場で咄嗟に撃って当たるわけがない。仮に命中させたとしても、その直後に魔術で報復だよ」

「では、どういった火器がオススメでしょうか?」

「そうだな、お前さんの得物を見る限りは…『ショットガン』だ」


 佐伯は疑問に思う。ショットガンは確かに近接戦闘で恐るべき性能を発揮するが、それ以前の問題として盾を破壊できない。なので、ショットガンを使うのは自警団くらいだ。佐伯は尋ねる。

「なぜでしょう?確かに威力はありますが、相手が強力な防御手段を所持していたら全くの無意味です」


「別にそれで倒す必要はない。だが銃口を向けられば必ず何らかの行動を取る。避ける、守る、反らす…なんだっていいんだ。そこに生まれる隙を徹底的に突けば相手は死ぬ。戦争ってのは敵をどれだけ効率よく殺害していくかにかかっている。その為の手段としては、狙撃銃なんかよりよっぽど信頼できると俺は思うがね。まぁ、身も蓋もない話だが一番良いのは遠距離からその地域一帯を消し飛ばすことだが」

「わかりました、ショットガンをいただきましょう」

 佐伯が立ち去ろとすると、ガンスミスが呼び止める。

「待ちな、あんたのその拳銃。ちょっと見てやるよ」


 ガンスミスは一旦分解し、それぞれのパーツを確認したあと、元に戻してから返す。

「問題はなさそうだな。というか、あんまり使ってないだろ」

「ええ、お恥ずかしながら。使う距離になったときには剣を振るった方が速い場合が多いので」



 佐伯はその後マリーと合流する。マリーは両腕にサポーターを、右目にモノクルの様な照準機を着けていた。

「どうですか?一応性能は確かめたので、大丈夫だと思います」

「どういうスペックだ?」

「サポーターは分解すれば固定台になります。他にはこれといった特殊な機能はありません。照準機は、魔力を用いて認識可能範囲を拡大し、使用武器の予測コースを表示します。最大で2キロメートルです」

「問題はなさそうだ。ただ、魔力枯渇には気をつけろ」



 二人は列車に乗り込み、セルビルを目指す。東の空には黒い雲が漂い、まさに魔王降臨といった雰囲気を漂わせていた。

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