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391 指示が来るまでは通常営業に勤しむ

 さてさて、さっきは盛大にくしゃみをしたものの、それ以外は特に体の不調は無し。

風邪ではないとなると、どこかの誰かが俺の噂でもしてるか、はたまた偶然か。

いったい、さっきのくしゃみはなんだったんだという話だ。

 むしろこれまでの人生の中で一番調子がいいと言えるかもしれない。

 あの騒動の日から検査を重ね、医者からは問題なしと太鼓判を押され、怪我も治り魔力も復調し、魔力適正が十という破格な性能を得た俺である。

 こんな性能を手に入れた肉体は、こと戦闘においてはこれ以上にない成果を発揮するとは予想していた。

 事実、いきなりダンジョンでテストするのではなく、ヒミクとの馴らしを兼ねた模擬戦では、十戦して初の勝ち越しを達成するほどの成果を見せた。

 加えて訓練室で疑似ダンジョンによって対集団も馴らした。

 だからと言うわけではないが、業務が再開した今日は、仕事であるダンジョンテストに勤しんでいるわけだ。


「リーダー、君に決めたでござる!」

「なんだよ、それ」


 ビシリという擬音が聞こえてきそうなキレのいい動きで、敵の軍団を指さす南の姿に俺はつい苦笑してしまう。

 敵と会敵し南のどこか聞き覚えのある指示に苦笑を漏らし鉱樹の柄を握り、ふらりと一歩散歩に出るかのように足を踏み出した直後に弾丸のごとし速さで疾駆し、横一列に隊列を組んだ敵集団であった盾持ちの大型ゴーレムを盾ごと両断し、敵の後衛を浮き彫りにした。

 切った感触的に物理的だけではなく魔法的な処理も施されていたようだが、問題なく切れたということで気にせずそのまま周囲を探る。

 盾という物理的遮蔽する物質が無くなったことにより、魔力感知と視覚による二重チェックによって敵の数、敵の配置、そして敵の行動をおおよそ把握できた。


「次だ!行くぞ相棒!」

 〝おう!〟


 手元から力強く答えてくれる相棒の声と共に潤沢な魔力が辺り一帯より吸収され、そのすべてが俺の糧となる。

 再び疾駆したその背後を豪雨轟雷と言わんばかりに魔法やバリスタの弓が降り注ぐが、その場には俺はもういない。

 駆けよ駆けよとはやし立てる脳が足の速度を速め、地面を踏み抜く力を強め、前へと進む力を掻き立てる。

 鉄壁の城壁の城門から新たなゴーレムが今もなお排出され続けている。

 城壁の上からもすべてのリソースを使わんと言わん限りに攻撃が繰り広げられている。

 だからどうしたと言わんばかりに、その嵐の攻撃の中を駆け抜け、敵陣へと躍り出る。

 巨体の足元に躍り出た俺は、新たに姿を一新させた鉱樹を振るい、白銀の刃を煌めかせ、背中に二門の砲塔を背負った蜘蛛のようなゴーレムの足を真っ二つに切り裂き、その返す刃で重力に従って降りてきた体を切り裂く。

 足元から微細な振動を感じ取ったら、一歩後退し、地面から奇襲しようとした蛇のようなゴーレムの頭が眼前を通り過ぎるのを見逃すことなく切り飛ばす。


「さぁ、次だ!」


 敵拠点を襲撃するにあたって、大きな違いはその敵の数だろう。

 偶発的な遭遇戦と違い、敵は一体二体では終わりなど来ない。

 保有する戦力の違いを見せてやると、わんこそばのおかわりのように、次から次へとあふれ出てくるゴーレムたち。

 整備するためのコストなど度外視と言わんばかりか、あるいは魔力適正十となった俺に対して性能試験と言わんばかりにその顔触れは様々。

 蛇、蜘蛛、獅子、狼といった動物ような形のゴーレムから、まるでチェスの駒のようなナイトにルーク、ビショップと人型のゴーレムまでも勢ぞろい。

 はたまた、混合生物キメラのように動物と人型の合体型ゴーレムに、今城壁の向こうで起き上がる超巨大人型ゴーレム。

 うん、流石だ。

 ダンジョンへの進行具合もだいぶ進んできて、相手の戦力もだいぶ強くなり、量、質、ともに並以上などということもできないほど強力なゴーレムがうじゃうじゃといる。

 どんどんと気分が高揚し、次から次へと相手取り、気づけば辺り一帯に動くゴーレムがいなくなっていた。


「ふぅ、さて次に」


 そこでようやく一息がつけると鉱樹を肩に乗せ、深呼吸を一回。


「いや、待って、冗談抜きで待って、いや待つでござる」


 機王のダンジョンの攻略に来た俺たち一行。

 そろそろ新しい階層に進もうと言う話になり、切り込み隊長を承った俺だ。

 軽く運動した程度に息を切らせ体が温まり、程よい疲労感に浸りウォーミングアップは終了したと、意気揚々と前に進もうとした俺の気持ちを遮るように、少しの間素面になり、途中から通常モードで俺に待ったをかける南。


「本当に、待ってほしいっす先輩」

「そうよ、ほんと待ちなさいよ」


 さらに南に同意するように俺に待ったをかける海堂と北宮。


「「………」」


 そしてピクピクと頬を引きつらせ無言を貫く勝とアメリアであったが物申したいという気持ちは痛いほど伝わってくる。


「………ああ、やっちまったな」

 〝ああ、やってしまったな相棒〟


 それを見てなぜ南たちが待ったをかけるかを察した俺は頭を掻きながら。


「反省はした。だが後悔はしていない!」

「開き直らないでよ。これじゃ私たちがいる意味ないじゃない」


 背後に見える惨状、ゴーレムたちが魔素へと還る光景、その発光現象がすでにオーロラと見間違うかの如く、ゴーレムの残骸たちがあちこちに散らばっている。

 その惨状を作り上げたのは俺だ。

 そこを否定するつもりは欠片もない。


「いやぁ、ここまで調子がいいとは思わなくてな」


 ジト目で非難する北宮の視線から逃れるように作り笑いを浮かべるも、そんなことで俺への非難の視線は薄れない。


「まったく、南も南よ。こうなることがわかってたから次郎さんとの連携が難しくなるって言ってたのあんたじゃない」

「いやぁ、一度でいいからあのセリフを言って見たかっただけなんでござるが、うん、チートだめ絶対でござるな」

「チートじゃない。努力の成果だ」


 しかし、南の言葉には異を唱えさせてもらう。

 かなりの速度で成長している自覚はないが、死にかけるほど努力して手に入れた力だ。

 チート呼ばわりは遺憾だ。


「拙者からしたら、その成長速度自体がチート染みてると思わなくはないんでござるが」

「それだと少年漫画とかの主人公はどうなるっすか。あからさまに戦う時の最初は力不足っすよね」

「そう言われると、そうでござるが、二次元とリアルだとこう、何と言うか。理不尽って素直に思うんでござるよ」

「次郎さんからしたらその考えが理不尽よね。気持ちはわかるけど」

「なら、シンプルに俺と同じ体験をすれば」

「遠慮するっす」

「遠慮するわ」

「遠慮するでござる」

「理不尽な」


 南の言いたいことは理解はできる。

 ただ、納得はできない。

 なので同じ方法で強くなってみるかと聞いてみれば、即答で断る始末。

 それを理不尽だと言って何が悪いんだ。


「ねぇ、みんなそろそろ真面目に戦わない?向こう側はいつでも準備OKみたいになっちゃたヨ」

「そうですよ」


 パーティーの大半が雑談に興じている間に俺が減らしたゴーレム軍団は態勢を立て直したようだ。

 ぞろぞろとゴーレムを戦場に補充するように放逐する城門の方を見てアメリアが笑いながら指を差し俺たちに教えてくれる。

 そして今度は俺たち四人に対して非難の目を向ける勝に年長者組は苦笑いを浮かべる他ない。


「うっし、働くっすよ!」


 そして誤魔化すように声を荒げる海堂に先導される形で今度こそ俺たちのパーティーは始動する。


「リーダー前に出すぎないように鏖殺するでござるよ」

「なかなか難しい注文で」

「仕方ないでしょ、あなたを最大限に活かすのがうちのパーティーでの最適解なの、正面でゴリ押し続けたら体力が持たない、持ったとしても最後の戦闘で全力が出せない。簡単な話よね」

「それに、これなら拙者たちの成長にもつながるいいこと尽くしでござるよ」


 今度ははしゃぎすぎないようにと釘を刺された俺は、その注文の難しさに笑みを浮かべつつ了解だとゆっくり歩きだす。

 南の指示も、北宮の言い分も、パーティーで決めたことだし、俺も理解し納得している。

 パーティーというのは支え合うもの。

 利己的に言えば、ギブアンドテイクだ。

 いくら俺の能力が突出しているとはいえ、未だ成長段階。

 俺一人でダンジョンを攻略できるかと言えばできないとは言わないが相応に難易度が跳ね上がるし、すぐにできるとも言えない。

 ありとあらゆる要素を警戒しないといけない環境下で、自身のポテンシャルを維持し、その能力を十全に発揮しなければならないのだ。

 オールラウンダーともいえる俺の能力に、鉱樹の魔力供給、その二つがあればかなりの継戦能力は確保できるも、それとて無限ではない。

 回復魔法は苦手分野のため応急処置程度しかできず、効果も薄い。

 体力は膨大であるが無限ではあらず。

 魔力供給はほぼ無尽蔵であるが、一度に使える量には限りがある。

 結論で言えば、一人でダンジョンを攻略するとなれば仕事タスクの処理能力が足りないのだ。


「やるだけやってみるか、正面は俺が支える。左右からの回り込みに注意してくれ」

「それ、拙者の台詞なんでござるが、まあいいでござる。支援は切らさないでござるから暴れると良いでござるよ。可能なら拙者が目視できる速度で」

「配慮はする」


 仕事もそうだ。

 一人で仕事ができる仕事などたかが知れている。

 勇者がなぜパーティーを組むのか、それぞれの思惑はあれどそう言うことなのだろう。

 冗談っぽくいう南に俺は笑いつつ、緩急付けた動きならいいだろうと頭の中で算段して、今度も一人でゴーレム軍団と対峙するが、今度はさっきと少し違う。


「海堂先輩が左側、アミーちゃんが右側、北宮と私に近づく敵は勝が対処」


 鋭い声で配置を伝える南の声で、俺たちのパーティーが動く。

 俺の左右に立つ海堂とアメリア。

 背後で精霊を呼び魔法を展開し始める南と北宮。

 魔法の鞄マジックバッグから魔道具を取り出す勝。


「さぁって、砦の攻略を始めるでござるよ!正直言って、この人数で砦攻略って頭悪いような状況でござるが、こっちにはチートがいるでござる!」

「だから、チート言うなって」

「事実じゃないっすけど、先輩はゲームでいれば強キャラっすよね」

「うーん、そうかもネ」

「アミーってゲームとかしたっけ?」

「最近やるようになったんダ!お仕事の参考になるかもって」

「僕も南にゲーム貸してもらってやってます」


 南の気合の入れ方に笑いながら、俺たちは自然体で戦場に挑む。

 はたから見れば映画のワンシーンみたいな光景に見えただろう。

 ゆっくりと歩きながら進む俺たちと、すごい勢いで迫るゴーレムの集団。

 戦いが始まるのにあと十秒もいらないだろう。

 それぞれが武器を構え、遠くの城壁から砲撃音が聞こえ、着弾するまでのわずかな時間。

 俺たちは全力で前に駆け出す。

 今度は俺も回りを置いてきぼりにしない速度で駆け出し、正面のゴーレムたちに向けて切り込む。

 物理的、そして鉱樹の刀身の長さ的に切れ飛ばせるはずもない大きさのゴーレムたちを鎧袖一触で倒していく。


「変・身!!ここから先は俺が相手っすよ!」

「ん~!魔力全開!FullPowerダヨ!」


 そして少し離れた位置から、魔力が膨れ上がるのを感じる。

 ちらりと見てみれば特撮ヒーローのように変身する海堂と空手の気合を入れる仕草をして魔力を滾らせるアメリアの姿があった。

 二人の戦い方は対照的だと言っていい。


「おっしゃぁ!!オラララララララララ!」


 正面からゴーレムたちと打ち合い正々堂々と破る海堂。

 両手に持った双剣を巧みに使い、ゴーレムの正面に立ち、一撃で相手を倒すほどのパワーはないが、持ち前の度胸で相手に挑み、隙をもぎ取りその隙を逃さず倒しきる。

 もし仮に、海堂に攻撃力が備わればもっと強くなれるのではと俺は思った。

 その力も、海堂強化計画があるとヒミクが妹の双子天使から聞いたと言っていたので解決するかもしれない。

 ただ不安なのは、海堂から最近ロボット物のブルーレイが異常に増えてると聞いているあたり大丈夫かと思わざるを得ない。


「Come on!」


 華麗なステップと速度でゴーレムの隙間を縫い翻弄し急所を狙うアメリア。

 振り下ろされる巨大な腕の脇を滑るように再度ステップで躱し、見もせずそのゴーレムの関節部に短剣の刃を突き立て機能不全に陥らせたと思えば、その流れるステップの勢いは止まらない。

 軽やかに飛び、短剣を持つ手とは逆の手で純魔法を繰り出し、ゴーレムの腹に風穴を開ける。

 純魔法は魔力消費が激しい分威力が高い上に、耐性を得るには純粋に魔力で対抗するしかないという長所を持ち細かい魔力操作を苦手とするアメリア向きの魔法だ。

 それが見事にマッチしての結果、ゴーレムは核を穿たれ崩れ落ちる。

 二人とも自分の戦闘スタイルをしっかりと構築している。

 変身ヒーローの格好をした海堂と、盗賊のような身軽な恰好をしたアメリア。

 長所を生かした戦い方といえる。


「これってある意味便利よね」

「まぁ、拙者たちはリーダーたちみたいに暴れまわれないから創意工夫が必要ってわけでござるよ。弾幕こそが魔法の神髄でござる。極大魔法はロマンでござる」

「結構操作が大変だけど」

「勝は将来、車の運転がうまいでござるよ」


 前線でゴリゴリと戦っている俺たちの背後から大量に飛んでくる氷の槍が城壁から飛んでくる魔法を迎撃している。

 迎撃するのならその場で打ち合ってもいいのだが、今回は砦に攻め入るのだ。

 前衛と一緒に後衛も前進する必要がある

 そのための策は用意してある。

 魔法の絨毯と聞けばわかるだろうか?

 その簡易版、いや、戦闘向けの品と言えば良い。

 勝と南、そして北宮の三人を乗せた浮かぶ板。

 見た目は大きなスノースクートのような品物だ。

 二枚の板があり、前の板にハンドルが備わっていて、その装備自体は浮かぶようになっている。

 移動が勝、防御及び支援が南、攻撃が北宮と簡易的な移動要塞が出来上がったわけだ。

 仲良く三人でダンデムしながら結構な速さで動き回るも、回り込もうとしているゴーレムに攻撃されもする。


「危ない!」

「無問題!ほいっと、安心南さん印の防御魔法でござる!あとは北宮!」

「わかってるわよ!」


 しかし、機動力と攻撃力を兼ね備えた三人は前衛の支援をしながら自身の身を守ることも可能にしている。

 勝が操作し避け、避けきれない攻撃を南が防御魔法で受け流し、お返しにゴーレムの頭部には氷の槍が生える。

 海堂、アメリアが俺の脇を固めて、南、北宮、勝が背後を守ってくれる。

 すなわち、俺が真正面に集中できる。

 肉体的疲労と精神的疲労、その両面が軽減させられるという環境は非常にありがたい。

 一歩踏み込む際に背後を気にしなくていいというのは文字通り質が違う。

 そしてその踏み込みの質が違うということは、攻撃力に直結する。


「カハ」


 口元に笑みが浮かぶ、何も気兼ねなく戦える環境を用意してくれる仲間に感謝だ。

 そしてその期待に応えたいと思う俺の気持ちを吐き出すよう軍団を削り取るように切り裂き道を作る。

 そして。


「階層突破したぞ!!」

「しゃぁあああ!」

「やったでござる!」

「はぁ、やっとね」

「ん~デモデモ!今は喜ぼうよカレンちゃん!」

「そうですね」


 停滞の時間は終了した。

 様々な傷跡を戦場に残し、最後の最後は俺が城門に取りつき、縦一閃で分厚い城門を切り飛ばすことで突破した。

 もちろんそれで終わりではない。

 城壁内にもゴーレムがいて、さらなる戦闘となった。

 その戦いが続くこと半日、ようやく見つけた次の層へつながる階段。

 そこにたどり着き、登りきったところで俺たちは歓声を上げる。

 まるで完全攻略したような喜び具合だが今はいいだろうと。

 俺と南と海堂はガッツポーズを取り興奮し、腕を組み疲れたと言う雰囲気を醸し出しながらも口元に笑みを浮かべる北宮、地団太を踏むように興奮を表現するアメリアに静かに喜ぶ勝。

 いま俺たちは確かに一歩前進したことになる。

 ただ。


「まぁ、これを拙者たちが攻略できないように考えないといけないんでござるなぁ」

「「「「………」」」」

「南」


 最後の最後におちがつくのが俺たちらしい。

 南の一言で現実に引き戻され沈黙する俺たちに、勝が呆れるが。


「まぁ、未来の俺たちがどうにかするだろ。帰るぞ、明日は少し忙しいんだからな」


 転移陣に手をかざし、起動させ帰る支度をする。

 ぞろぞろと集結した月下の止まり木一行はそうしてダンジョンを後にするのであった。



 今日の一言

 新しい仕事が来るまでは通常業務です。


毎度のご感想、誤字の指摘ありがとうございます。

面白いと思って頂ければ、感想、評価、ブックマーク等よろしくお願いいたします。


※第一巻の書籍がハヤカワ文庫JAより出版されております。

 2018年10月18日に発売しました。

 同年10月31日に電子書籍版も出ています。

 また12月19日に二巻が発売されております。

 2019年2月20日に第三巻が発売されました。

 内容として、小説家になろうに投稿している内容を修正加筆し、未公開の間章を追加収録いたしました。

 新刊の方も是非ともお願いします!!


これからもどうか本作をよろしくお願いいたします。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 間違えてたら申し訳ないがダンデムではなくタンデムでは?
[良い点] 魔力適正十、正しく勇者に近いテスターだから良いデータをとれそう。 もうあいつ1人で良いんじゃないかな、にならないのは良いよね。
[気になる点] テスターたちが……というか次郎が攻略できないダンジョンなんて造れるものだろうか?
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