魔術師を学ぼう?
勢いがタイムストップ!
魔術師を捕まえてきました!
「その虫取り網かぶせてんの?」
この間から、目の前をブンブン飛び回ってたんで苦労しました!
「ハエか!」
最初の時の、アサナさんと同じですね。
「………そんな事もあったな」
そんな貴方も、今は『無双塾』師範代として動画で大暴れ!
「(・◇・)? 何かな、それは?」
この間のクエストの時に撮ってたやつをブログにのっけて宣伝したようで、近代兵器や『無双塾』が売れてるそうです。
「(」゜□゜)」なんですと!」
武器屋のおっちゃんいろいろ売れてウハウハ。
「!!!!」
『無双塾』も入会者が増えてウハウハ。
「!!!!!!!!!!!」
儲かってるそうです。
「(-_-#)金が入ってこないのは何故?」
武器屋の場合は当たり前ですし、『無双塾』は塾長が一括管理してますし。
「つまり、『無双塾』を継げば、全て私の物」
………騒動の予感です。
「下克上じゃ~!!そして、『アサナ塾』に改名!」
無手名裸さん。ご愁傷様様です。
「お前も来るだろ?」
今から、マンタで鳥人の里に行き釣りをしますので……パスで。
《ガチャガチャ(火炎放射器をいじってます)》
おっ、脅しには屈しないぞ!代わりにこの虫取り網をあげます。それじゃ、煙玉!
「真っ白になって周りが見えん!」
出口はどっちだっけ?
「お前も見えんのかい!」
なお、今の声は録音しといたものです。
「あの野郎!逃げやがった!」
「すいませんが、そろそろ虫取り網をとってください」
「断る!」
「…………シクシク」
「冗談だから、泣かんでも……」
「なら、取って下さい」
「(¬з¬)ハイハイ。わかりました!」
「フウ、1ヶ月ぶりのしゃばの空気です」
「(」゜□゜)」どんだけ放置されといたの?」
「『無双塾』が有名になって直ぐです」
「……だいたい合ってるな」
「その頃から、『魔法使えなくね?』と言う声が上がり始め、ハブられました」
「( ̄∀ ̄)それは、災難だったね」
「元凶が軽く言っちゃいますか……(ジト目)」
「(°□°;)なんで、わたしなのかな?」
「『無双塾』の動画……(ヂト目)」
「(°□°;)なぜか、目力がアップしとる!」
「前は『中弐病乙』が、『詠唱無駄じゃね?』とか言われて……」
「(^_^;)両方とも悪口じゃね?」
「(;`皿´)それでも頑張ったんですよ!最近は少しは認められて………それなのに!」
「まあ、言いたい事はわかった。それで、『無双塾』潰すのに協力したいと言うことだね?」
「(・◇・)?」
「だから、今から『無双塾』に殴り込みに行くから手伝ってくれんだよね?」
「(°□°;)何でそうなるの?」
「来なければ、虫取り網をかぶせて放置します」
「わっ、わかりました!行きます!行けばいいんでしょ!」
《アサナさんに聞こえない通信です》
うまくいったようですね。
「これをうまくいったと言って良いのですか?」
『無双塾』に向かうのと、魔術師の地位向上は、ほぼイコールであってるので良いでしょう。
「ほぼってどれ位?」
アサナさんの欲望に対して、10%位かな?
「ほぼ欲望!?」
このまま放置すると、『無双塾』は潰れるとは思いますが、魔術師の地位向上は望めませんぜ?
「(ρ_;)背に腹は変えられません……やります」
それでは、手はず道理に……クククク?
(°□°;)カジキマグロが飛び上がってきた!(グザッ!)
「(°□°;)何があったの?もしもし!もしもし!………切れちゃった」
◆◆◆◆◆
「それでは、魔術師の魔術講座を始めたいと思います」
「(・_・;)何でワタシはこんな講義受けてんの?」
「『無双塾』に行く前に少しでも戦力アップさせる為です!」
「(¬з¬)本当は魔術師が使えんだぞ!てアピールしたいんだろ?」
「(`∇´ゞよろしくお願いします!」
「(・_・;)え?マジで?」
「魔術師がマジ、はぶられてんだぞ?責任とれや!」
「(°□°;)なんか、むっちゃ怒られとる?」
「覚えてバンバン使ってアピールしてください!」
「は~い」
「それでは、呪文を唱えて下さい。『(中弐病くさく、長ったらしく回りくどい表現)・ファイヤーボール!』」
《ドッガァァァン!》
「(°□°;)何この威力!?家が一軒消えてんですけど!?」
「(・_・)エッ..? これが普通じゃないんですか?」
「イヤイヤイヤ!有り得ないから!普通、モンスターのHPを少し削るくらいでしょ!?」
「ゴブリンとか、2、30匹まとめて吹っ飛ばせるんじゃないの!?」
「初歩の魔法でそこまでの威力はありません!………やはり中弐病の長ゼリフが鍵なのか?」
「詠唱破棄とかは、威力が下がると聞いていますが?」
「(」゜□゜)」マジで!?………しかし、今更覚えるのも時間がないし……」
「何を悩んでるんですか?」
「なんとか、楽して出来ないもんかと……」
「(`ヘ´)そんなのありません!特訓あるのみです!」
「(ρ_;)………ムリ!」
「甘えてんじゃない!」
「(°□°;)何でか、スポコンのノリに……」
「最初は早口言葉から!」
「イヤ~!?」
◆◆◆◆◆
「それでは、特訓の成果をあの家に向かってやって下さい」
「えっと、(中弐病くさく、長ったらしく回りくどい表現)ファイヤーボール!」
《ズガァァァん!》
「ようやく、家が吹き飛ばせる威力が出せるようになりましたね。さて――」
《ピッ。録音しました》
「(・◇・)?なんですか?アサナさん」
「いや、録音してみたんだけど?」
《再生中………ファイヤーボール!》
《ドガァァァン!》
「(」゜□゜)」ナンバしよるとね!」
「よし!これで、いちいち唱えなくても済むな。試しに二倍速で……」
《二倍速再生中……ファイヤーボール!》
《ズガァァァ~~~ン!》
「(」゜□゜)」何でか威力上がっとる!」
「なら、三倍速は?」
《エラー!認識できません!》
「ちっ!二倍速までか………なら、ステレオにすれば?」
「アサナさん?ちょっと、待って!」
《範囲魔法と認識しました》
「(°□°;)あたり一面焼け野原なんですけど!?」
「ククク………ワタシの時代がきた!『無双塾』に宣戦布告じゃ!」
「アサナさん!ちょっと待って~~」
◆◆◆◆◆
《『無双塾』を破壊し尽くした犯人が捕まりました》
戻ってきたら、アサナさんが刑務所暮らししてんですけど……。
「やりすぎちゃった」
「やりすぎ所じゃありません!『無双塾』所か、その周り一帯まで破壊し尽くして!おかげで何にもしてないのに私まで捕まっちゃったじゃないですか!」
( ̄∀ ̄)そこは自業自得。
「それに、その所為で魔術師は危険視され始めてんですけど!?」
( ̄∀ ̄)一時的なもんですよ。
「(;`皿´)その顔、ムカつく!」
( ̄∀ ̄)気のせいです。
「(;`皿´)ウガァァァ~~ッ!」
「(°□°;)魔術師が壊れちゃったんですけど!?」
( ̄∀ ̄)なんか呪文唱えてるみたいなんで、邪魔するのも悪いんで帰りますね。
「(°□°;)何?ダッシュで逃げやがった!」
―――30分後。
(・_・;)刑務所が跡形もなく消えとる。
アサナさんも死に戻りしたみたいですね。………これがオチ?
久しぶりなんで変です。え?元から?




