全国放送。
「宣言通り9時になったっす!それではハルさんの勝利を祝って……乾杯っす!」
[ハルさーーん! よっ世界一!! ハルさん最高! カンパーイ!! ほら、ハルさん接待してこい! いやーあれは痺れたな!]
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《えー……なんと言えばいいでしょうか。開いた口が塞がりません……とりあえず時間が余り過ぎているのでもう一度振り返ってみましょうか。まず始まりですが、ここ!ここでハルるんは恐らくこの大陸全域をサーチした様ですね、信じられませんが。そして……ハルるんの端末、これは……オーベイ!オーベイです!世界に数台しかないといわれる最高峰の人工知能を持つ端末!おそらくはハルるんのサーチした結果をオーベイが補足、結果大陸にいる出場者の場所を特定したのでしょう。ここまでわずか5秒!》
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「いやーしかし他の代表者は大した事なかったっすね!」
「馬鹿野郎、ハルさんが別格なだけだ。」
「うむ、しかし今日は素晴らしかった。洗礼された無駄のない動き。圧倒的な力。」
「あれ、ハルさんどこいったっすか?」
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《そして問題の次のシーンですが……第3地域代表のデルデゥード選手の背後にいきなりハルるんが現れました。距離にして約600km。それを一瞬にしてハルるんは移動しました。これは……なんて言えばいいんでしょうか……まるでお伽話で聞かされるような、そう、これはテレポート!信じられませんがそういうしかないでしょう……どういった理屈なんでしょうか。そしてその後デルデゥード選手に何か呟いてますね。音声拾えますかね?》
「動くな、動くとどうなるか……それにアンタなら俺の力がどれくらいか分かるだろ?誰も傷つけたくないんだ。降参してくれ。あとでサイン付き写真集あげるからさ。ねっ♪」
《ここでデルデゥード選手が降参。ここまで15秒!傷つけたくない、ハルるんの優しが伝わってきますね。その後は同様に全選手にテレポート、そして降参。誰一人傷つける事なく、ハルるんの勝利確定まで約3分、といった所でしょうか。異次元、と言わざる得ません……しかし皆さんが見た通り!聞いた通り!大スターハルるん、その実力間違いなく!世界一!その名を知らぬものはもうこの世界にはいないでしょう!改めて、ハルるーん!おめでとう!!》
シュンッ
「あっ、ハルさんどこいってたんすか?」
「カメラマンを連れてきたんだ。ジョロさん、準備出来たら教えてね。」
「チョーット待っててネ!」
「何始めるんすか?」
「ふっふっふ。」
「ハルチャン準備オッケー!」
「よーし!シェーナ、いつでもいいよ。」
《はいはーい、じゃあ繋げるわよー?》
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《……ここで中継?はいはい、えーっと……ハルるんから!ハルるんから中継が入ります!準備は?はい、ではどうぞ!》
「やっほー、ハルだよ♪今日は応援ありがとう。ここでは今祝勝会をやってまーす。」
《賑わってるねー!ハルるんのお友達かな?》
「そう、私……私生活では俺って言ってるので今日は普段通りのハルで。俺の学校の仲間です。区別したくないんですけど一般人から文明人そして特殊クラスの友達……みんな俺の大切な宝物です。」
《そんな異文化交流見たことないよ!ハルるんは人気者だね!》
「……本当は目立つのが嫌だったんです。でもこうして多くの友達が出来て行く内に思ったんです。この世界はとても広いのに、人と人との距離はどうしてこんなに遠いんだろう、って。もっと多くの人と接したい、仲良くなりたい。そう思ってシェーナさんの所で活動を始めました。」
《なるほどー!で、結果はどうだったかな?》
「大成功!人種とかそんなちっぽけな枠が取れて多くの人と交流が取れました。出会ったすべての人が俺にとって大切な友達。馬鹿にする人も多いんですけど、出会ったみんなの名前と顔、覚えてますからね。」
《ハルるん、他の人に比べて握手とかサイン、それに写真撮影多いもんね!ファンとの距離が近いのもハルるんの人気の一つだよ!》
「ありがたいですね。みんな、ありがとー♪」
《やっぱりハルるん可愛いね!強さも証明できた訳だけど、地区代表になって本戦での意気込みをいいかな?》
「誰が来ても負けませんよ。背負ってる物が他の人とは違いますから。」
《ほー、背負ってる物?》
「ふふっ、世界を背負ってますから。」
《……格好いいね。ハルるんの世界取り、期待してもいいのかな?》
「もちろ───」
[うちのハルさんが世界一っす!ホッペにチューして下さいっす!! やめろこの馬鹿野郎!あっ、酒飲んでるだろ! ハルさん俺もホッペに…… お前らな…… じゃあ私にも…… 私も。 えーじゃあお姉ちゃんにも! これ全国放送だぞ?いいのか?]
《ははっ、楽しい仲間だね!慕われてるのがビンビン伝わるよ!それじゃ、ハルるんいつものいいかな?》
「ほら、お前らちょっと黙ってろ!おっほん……あなたの心にハルを見つけて?私はいつでも側にいるから……ねっ♪」
「フーッ可愛いよー!ハルるーん!!俺にも是非ホッペにもチューをして欲しいね!切に!ではまた!》
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チリンチリン
「ホッペにチューって聞いて来たわ!」
「お前もか……」
『という訳でイクスinヤマト、圧勝!』




