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僕の1993 春  作者: まさひろ
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 コーヒーとタバコで一服したので、母からの荷物を開けてみることにした。

 荷物の大きさは横60センチ位で、縦40センチ位、すこし小さめの段ボール箱である。

 ガムテープをはがして開けてみた。

 一番最初に目に飛び込んできたのが本だった。前実家に行った時に母が元の自分の部屋掃除したらしく、結構な本(小説や漫画)が出てきて処分に困る話を聞いた。僕は、その時めんどくさかったので、暇な時に取りに来るか、もし邪魔なら寮に送ってと話したことを思い出した。まさか、本当に送ってくるとは思わなく、少し驚いてしまったが、本を見ると少し懐かしく思った。

 荷物のほかの中身は、テッシュ、トイレットペーパーなど、日常使う物が少しづつ入っていた。

 そして、隅の方に茶色い少し大きめの封筒を見つけた。

中には、母からの手紙と一枚のハガキが入っていた。

 母からの手紙をさっそく読むことにした。

『洋一へ 仕事頑張っていますか?日用品と本を送ります。あと、昔の小学校からハガキが届いていたので、同封します。又、時間が出来たら実家にご飯でも食べに来てね。体気を付けてね 母より』

 小学校からハガキ?と思い、ハガキを見てみた。

 表面には、僕が昔住んでいた住所が書かれていて、僕宛であった。送り先の欄には、〇×東小学校 ××年度タイムカプセル委員会と問い合わせ電話番号がシールで張り付けられていた。

 タイムカプセル?と、思った・・正直記憶がない。

 そう、僕には小学校時代の記憶がほとんどないのである。

 僕は、ここから車で一時間程行った、小さな町の小学校に通っていた。

 回りは自然豊かで、それほど大きくはないが山があり、川、田んぼがある所だった。

 そして、小学6年の終わり頃、今の実家がある場所に引っ越した。そこで、残りの小学校生活を送り、中学、高校へと進学したのだった。

 そして、中学2年の初夏事故が起こった。

 僕は、友達達と遊ぶ為に集合場所へ行こうとして家を出たが、自転車のタイヤがパンクしていた事に気づいた為、自転車をあきらめ歩いて行くことにした。自転車なら10分程度の距離だが歩くとなるとかなり時間がかかる為、僕は途中から走って集合場所へ向かっていた。

 そして、塀に囲まれた四つ角に差し掛かった時、僕は確認せずに飛び出してしまった。

 運悪くそこへ車がやって来ていて僕は車に衝突してしまった。

 僕は車にあたった衝撃で後ろへ少し飛ばされ、頭を打ってしまい、そのまま気絶してしまった。

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