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僕の1993 春  作者: まさひろ
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 佐藤雄二、年齢は僕と同じ二十歳。

 この町の小学校、中学校、高校と通い、現在は実家の手伝いで小さな工務店に努めている。

 もちろん独身の実家暮らし。

 趣味とか少し聞いたが忘れた。

 昔の仲間、小学校からはほぼ全員がそのまま中学に上がった。

 当然僕はいない。

 そして、地元の高校『地元には一つしか高校がない』には中学から半数の人が入った。

 それから、就職や進学をしたらしいが、この〇×東小学校の佐藤や僕が知っている人で地元に残っているのは、ほんのわずかしかいないらしい。

 僕は誰も覚えてはいないがそれは詳しく話してはいない。

 僕はそんな事を考えながら寮へ帰った。

 

 時刻はすでに夕方になっていて、いつも通り寮の玄関の電話伝言板に目を通した。

 僕宛に伝言があった。美奈子からである。

 伝言の内容は『電話ください』の一言だった。

 僕は、部屋にタイムカプセルを置いて、寮の前にある電話ボックスから美奈子に電話をした。

 電話をしたが10回ほどコールしたが出なかったので、もう一度電話をしら美奈子が電話にでた。

 僕が名前を名乗ると、美奈子が「どうだった?」と心配で聞いてきた。

 タイムカプセルをもらったがまだ開けていない事と、昔の友達らしき人にあった事を簡単に話した。

 明日ゆっくり話をすることになり、彼女の家の近くの駅前の喫茶店で15時に待ち合わせをすることにした。

 僕は、電話を切ったあとすぐに自分の部屋に戻り、さっそくタイムカプセルを開けることにした。

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