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僕の1993 春  作者: まさひろ
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 タイムカプセルの蓋に付いているセロハンテープをカッターナイフで切りそっと蓋を開けた。

 一番最初に見えたのが、いろんな種類の消しゴム。

 多いのがキン肉マンの形をした消しゴムで、他には車の形をした消しゴム、たぶんスーパーカーだろう、いろんな種類の消しゴムが入っていた。なかには、手のひらの半分ほどに大きいスーパーカー消しゴムもあったが、消しゴムとゆうよりスーパーカーの形をしたゴムだ。

 他には、小さな漫画2~3センチ四方の豆粒のような本もあった。

 なんとか、その小さな漫画をめくってみると、しっかり中には漫画が描かれていた。

 たぶんこれは、ガチャガチャとかの景品じゃないかと思う。

 僕も少し前だが、これと似たような物を見たことがあったからだ。

 そして、消しゴムとか小さな漫画、漫画雑誌を切り取った紙を箱から出していくと、一番下に紙を二つ折りにした手紙が入っていた。

 僕は、その手紙を取り出して一度深呼吸をしてから読み始めた。

 

 「二十歳の自分へ

  二十歳おめでとう。自分あてに手紙を書くのはよくわからない感じだけど書きます。

  僕がどんな風に成長して大人になっているか想像できないけど、きっと立派な大人になっていると思います。

  僕は、大切な友達が死んでしまってとても悲しく、とてもつらい思いをしました。

  やすお君が死んだのは僕のせいだけど、みんなには言えませんでした。

  大人の僕ならなんとかなると思い手紙に残すことにします。

  どのくらい、つらい思いが続くかはわからないけど、大きくなったらやすお君のお墓におまいりに行きます。

  やすお君、たかこちゃんと僕の3人でたくさん遊んだことはわすれません。

 

                                      8月31日 岩田洋一」

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