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8/9

~8~


謎解きですね。


やっぱりミステリは難しい^^;

 





森村の家の中へ移動する。





生活感がない。


まず、物が少ない。






勧められて、いすに腰掛ける。



僕、その横に木下、机をはさんで森村、森村の父という並びだ。

 





森村の父が無遠慮に僕と木下を眺める。


サングラスをとった目は、クリッとしていて案外可愛らしかった。





木下がそれに耐えかねたのか、口を開く。





「それで最近変だけど、どうしちゃったんだよ、森村」




「ちょっと待てよ。父親の前でそれを言うなよ」



慌てて僕は机の向こう側に聞こえないように耳打ちする。




「お前もわかってんだろ?あのおっさんが娘に手をあげると思うか?おかまだぞ?」



木下が小声で返す。






そんなことわかっていた。


さっきまであんなに信じ込んでいた推理が、


父親がおかまなどという形でもろくも崩れ去り、


動揺を隠せず、


言わずにはいられなかっただけだ。







「ちょっと待って」


森村が割り込んでくる。




「最近どうしたってどういう意味よ」




「こういう意味だよ。何か隠しごとしてんだろ?」









そう言って木下はさっきの


おかしな点を箇条書きにした紙を渡した。








木下が貧乏揺すりを始める。



どうやら少し苛立っているようだ。






もしかすると、まだ浮気の件を信じているのかもしれないし、


隠し事をしていたこと自体に腹を立てているのかもしれない。






どちらにせよ、部屋の空気が徐々に固いものへと変わっていくのが肌を通じてよくわかった。






時計の針の音が響く。



さて、次でホントのホントに最後です。


評価、感想どしどし募集中です^^

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