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~4~


第4話。


さて。


まあ、読んでみてください。


 


ということで、僕たちは美穂さんを訪ねた。




公園からほど近い閑静な住宅街だ。


 









彼女は普段一人でいることの多い森村の数少ない友人である。




かわいらしい顔とは裏腹に、


何でもズバズバとものを言う性格の持ち主だ。







僕と木下と森村で遊ぼうとなったとき、


女の子がもう一人いた方がいいだろうと


森村がよく美穂さんを連れてくるので、


必然的に僕たちとも仲良くなった。















「でさ、突然なんだが最近森村に変わったことないか?」



やっと落ち着きを取り戻し始めた木下が真剣な表情で聞いた。





「え?何、急に。変わったこと?何だろ、特にないと思うけど」




「何か相談とか受けなかった?結構深刻な感じで」









そう言いつつも、僕は森村が友達に真剣に相談する姿を思い浮かべずにいる。




森村なら、友達に相談するくらいなら動物園のゴリラに相談するのではないだろうか。







「というか、最近学校以外で会ってくれないんだよね。


何か忙しそうで、家で何やってるかも教えてくれないし」




「本当に何も聞いてない?隠してないよね」


念のため僕は聞いてみる。





「失礼ね。でも本当に家で何してるか聞いたら突然変になったりするから、それが関係してるのかも」




「なるほど。それはゴリラに相談しているからかもしれない」


僕はさも真剣、といった感じで言った。




「うん、そうね。ゴリラってなかなか寡黙で相談役にはもってこい


・・・ってなんでそうなるのよ」




美穂さんが軽快な、なおかつひどくおじさん臭いノリつっこみを見せたところで、


僕らは早々に帰ることにした。





これ以上ここにいても、美穂さんから有益な情報はなさそうだったからだ。




せいぜい美穂さんが森村の件を根掘り葉掘り聞いてくるか、


さもなくばなぜ突然会話にゴリラが出現したのか


根掘り葉掘り聞いてくるかくらいのものだろう。








要するに、意味がない。








「それよりさ、何か心配事でもあるの?


もしかして木下君と森村さん、別れの危機?」







そらきた、と思った。と同時に、ゴリラじゃなかった、という落胆も少し。








とにかく美穂さんが話を広げ始めたので、


僕たちはやはりできるだけ迅速に、


帰ることとなった。









彼女がこの手の話を本格的にし始めると、




決して大げさな表現ではなく、









日が暮れる。






ちょっとこの部分の出来は不本意なんですが^^;



次話からもがんばります。

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