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原作品『アサシン』第2期 ~目覚める絶望~  作者: ラン


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68.暴れた理由

※この物語はフィクションです。実際にいる人物、団体とは一切関係ありません。


ラン原作品


現代異世界ファンタジー


『アサシン』


毎週土曜日に1話ずつ投稿!

※6月6日~7月5日まで毎日投稿!


原作だけでなく、イラストなども投稿しているので、気になる方はXを見に行ってみてください。


イラスト垢 @RAN_assn


創作メイキング垢 @Ran_Makin

人間界 スージーの部屋


 何とか人間界に戻って来れたアサシン一行…


 そして、リビングのソファで眠る2mくらいある男が眠っていた。


アカネ「こいつ、いつ起きる?」


ネム「ネスに脳天叩かれてたし、しばらくは起きないんじゃない?」


ネス「まぁ、どんだけの力でダウンするかわからなかったから手加減なしで叩いたから仕方ないわよ」


アカネ「うわぁ…最悪死ぬぞおい…」


モコ「妖怪はほぼ不死身の存在だからそう簡単には死なないよ」


サスケ「ずっと思ったのがよ…なんでようかい?が存在するんだよ」


モコ「端的に言えば、死んだ人間の魂を回収する為だよ。魂はそのまま放置したら、悪霊になったり、なんなら誰かに利用されたりする可能性があるからね…人の魂でも微弱ながらの魔力が篭ってるから、その魔力を吸収しようとする奴がいるんだよ。まぁ、この行為自体そもそも異世界では“禁忌”で大罪なんだけどね…」


レン「その、魂を吸収するのが?」


モコ「そっ!魂は人を形作る為に必要なものだし、妖魔界には一つ一つの魂がしっかり記録されてるんだ。でも、誰かがその魂を吸収してしまったら、人口が1人減るも同然の状態になるんだ。だから、異世界では大罪とされてるんだ。ちなみに、普通に君らがやっても捕まるよ?」


アカネ「え?それしたら俺らも捕まるのか!?」


モコ「うん。人1人殺したも同然だし、その行為で異世界が乱れたら大きな責任を問われるよ?」


サスケ「する気は更々ないが、その話聞いたら更にしたくねぇわ…」


モコ「まぁ、これは僕とかそこの妖怪同様なんだけど、僕ら異世界人は人間を殺す事は許されてないんだ」


ネメシス「ちなみに理由は?」


モコ「まぁ、僕らが本気出したら人間なんて全滅させれるからね…」


ネス「当然ね」


???「っ…ここは……」


アカネ「あ、起きた」


???「ここはどこだ…俺は確か魔界の調査に来ていて…それから?」


ネス「あんたは魔界で大暴れしてたのよ。それを私らが止めたの」


???「そうか…すまなかった…っ!」


 妖怪の男性はネスを見ると、そのまま固まってしまった。


ネム「え?何?この嫌な予感…」


サスケ「奇遇だな…俺も同じ事思ってるぞ」


ネス「ちょっと、何よ…私の顔じっと見つめて…」


???「っ!いや、すまない!つい…その…」


ネス「??」


アカネ「まさか、お前…ネスに恋をしたのか!?」


 男性の顔が赤くなって行くのがわかる。


 間違いなくネスに『一目惚れ』をしたのがわかってしまったのだ。


 その事実を知り、怒りに震える3人。


ネス「…何?これって魔眼のせいなの?」


モコ「補足で言うと異世界人に魔眼は効かないよ」


アカネ「じゃあ、シンプルな一目惚れか…」


???「そうだ!俺は確か、閻魔様の命を受けて魔界の調査に来たんだ。そしたら、空から謎の矢に射抜かれて、そこから、あの姿になって大暴れしてたんだ…」


ネス「空から矢?」


ミヤ「差し支えなかったら、調査についても聞いて良い?」


???「いや、それは問題ない。ただ魔界の偵察に来ただけだからな。アクアの死後、各異世界が魔界の管理を行なってるからな…」


ミヤ「そっか、でも、次の魔王が決まるまでではあるんでしょ?」


???「それでも、悪魔は問題児ばっかだからな…あいつらが仕事してるのかも見ておかないと意味がない…そう思ってた矢先にあぁなったわけだ…」


ネス「なるほど…それが事情ね…」


ネム「てか、依頼って完了したのかな?」


ネメシス「確かにな!」


 スマホを見て、依頼が完了されてるかを見る。


 そこには『依頼完了』の文字があり、後日、リーダーの元に依頼料が振り込まれることが示唆しれている。


ネム「じゃあ、暴れる獣ってあんただったんだ!」


アカネ「それに、お前の言う『空から矢』って言うのも気になるな…」


ネス「えぇ、どこかの機会で天界に行ってこの事実を確かめましょう」


アカネ「そう言えばよ、こいつ、名前ないと不便だよな?なんかあだ名でも付けるか?」


サスケ「しかもこいつ呼ばわりしてるしな…良いと思うぞ」


???「いや、決めなくていい」


アカネ「へ?」


???「俺にはすでに『シロ』と言う名前がある」


アカネ「なんだ?その安直な名前は…」


シロ「俺にとっては誇りの名前だ」


ネス「まぁ、名前があるならそれで行きましょう…」


ミヤ「で、天界はいつ行くの?」


ネス「流石に全員疲れてるし、また後日ね」


ネム「サンセー…疲れた…」


アカネ「じゃあ、今日は解散だな!」


 そう宣言し、散っていくアサシン…


 その頃…


天界 ???


???「依頼は完了してると…でもな…」


 誰かがブツブツと呟いている。


 何かの危機が迫っているのか、悶々と考えを巡らせていた。最善策を考える為に…


???「正直、このままだと間に合わないし、仕方ない…」


 そう言うと、何かを入力し、送信する。


 それは、ギルド『アサシン』宛の依頼だった

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