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その9

その9



「おはよう、聖女さま」


 朝早く、おばあさんがきて花に水をやってくれます。


『おはよう、おばあさん』


 起き抜けは腰がつらそうですね。


 痛みが和らぐように、小さな祝福を飛ばします。



 お供えの横に、小皿に入ったミルクがおかれるようになりました。




 冒険者の人たちがパーティーを組んで出ていきます。


 森で魔物を狩る危険なおしごとに行くのです。


『いってらっしゃい、どうかご無事で』




 お家のお手伝いかできないくらい小さなこどもたちが、広場に集まって遊びます。


 あ。転んだ。


 私の力は小さくて、すり傷をなおすことは出来ないけれど


 傷口から悪いものが入らないように、小さな祝福を飛ばします。




 河沿いのベンチではお年寄りたちが双六をしながらいろんなお話をするので


 わたしも町のことをいろいろおぼえていきます。



 ここはシトリンの町の裏門で


 反対側の表門は大きくて、街道を三日いくとおおきなダリアの町があります。

 

 お金持ちは山の手の大きなお家に住んでいて


 このあたりはへーみんの住む下町です。



 




 




 








 




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