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戦国DNA  作者: 花屋青
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明日への布石

行也達が大広間に辿り着いた頃。

吉川達は三階のバルコニーに隠れ、望遠鏡で四階の天守閣バルコニーを望遠鏡でそっと見上げた。

「……五人か。襖は閉まっているから、ちょっとくらいなら声をあげられても大丈夫だな。」

 明智と霧沢、足軽の甲冑を装備した春彦は水鉄砲型睡眠銃を構える。

「待って下さい。それでは目立ちます。」

 細川は所々に水色の糸が目立つ明智の甲冑、そして頭に輝く金色瓢箪の飾りを見ると。

ラーシャと一緒に刷毛で黒い絵の具を塗り始めた。

「……礼を言おう。」

 素直に会釈する明智へ。ラーシャはどういたしまして、と恭しく会釈した。

一方、細川は目線も合わせずにぶっきらぼうな言葉を放つ。

「別に明智殿の為ではありませんから。……痛ッ!」

「感じ悪いデス! ……ボクも飛び道具担当デスカラ奇襲に参加しマス。忠興サン援護お願いしマス。」

「は? お前が俺の援護をしろッ!」

「じゃあラーシャは俺の援護、細川殿は涼太の前衛を頼むゼ。」

「かしこまりました。」

 吉川は二人が頷くのを見ると。足軽の甲冑を装備した実季と高木を見た。

「高木殿は隆景を肩車して、その後は涼太を押し上げてくれ。実季はラーシャの補助を頼む。

殿と輝はしゃがんで銃弾を作っとけ。…細川殿、滑り止めスプレーを壁へ……かたじけない。

さあ行くゼ!」

 バルコニーの手すりに目立たない色のフックをそっとひっかけ。

よじ登る細川、霧沢、春彦、明智、吉川。しかし。後少しという所で。

足軽達はフックに気が付いてしまった。

「あれ?」

「こんなのバルコニーについてたか?」

(実季殿、槍を。)

 高木に肩車させてバルコニーの右隅から覗き込んでいた小早川は。

怪しげに光る蛍光ピンクの毒蛇のおもちゃを数匹、バルコニーの右隅に引っかけた。

吉川達から少し離れた場所で蛇は冬の寒風に怪しく揺れる。

それを見た足軽達は体を小刻みに揺らしながら後退していった。

「触っちゃだめだ! これはこないだのクリスマス会に斎藤大佐が連れてきた蛇だぞ!」 

「かか噛まれたら呼吸困難になって肋骨が折れるまで笑い続けてのたうち回る…ってやつだよな……。」

「何でそんな危険物を!」

「大人しくて滅多に噛まないし、もし噛まれてもギリギリ死なないから大丈夫って…。

色合いも鮮やかだし……よく見るとハート柄だし……癒されるって…」

「こんなことがあると思って城の敷地に星葉の樹を植えるのは反対だったんだ!

 ……かかかか刀で落とそう……。」

「じゃあ平等にじゃんけんで……。」

 バルコニーの右隅を凝視し。震える手でじゃんけんを始める見張り足軽。吉川はそこへ斬りこんだ。

「今だゼ!」

 威勢バルコニーに躍り出た吉川は。最初に反応した足軽の銃を足で蹴り上げ。

みぞおちに一発叩き込む。細川もラーシャのカルタに気を取られた足軽を倒す。

残りの三人も明智・春彦・霧沢がそれぞれ一発で仕留め。後から来た涼太は気絶したもの達を後ろ手に縛った。

「もう上がっても大丈夫ですよ~。」

 高木の肩から降りた小早川は、ラーシャが壁をよじ登るのを補助すると。

今度は実季や高木と一緒に、輝と輝元を天守閣のバルコニーへ登らせようとするが。

二人は頭を横に振った。吉川や春彦が急かしても二人は動こうとしない。

「高い場所がいびせぇんか。しゃぁないの。わしが今そっちに行くけぇ待っていんさい。」

 降りる準備を始めた春彦へ。二人は首と手を横に振った。

「そうじゃなくて! 高い所も怖いけど蛇はもっと怖い!」

「俺もッス! なんかゆらゆら動いて怖いッス!!」

「あれは蒲生の旅館の売店で購入したおもちゃです。お二人にも見せたではありませんか。」 

 ため息を吐きながら蛇を片付けた小早川へ。望遠鏡で周囲を見回していた実季は声をかけた。

「石膏像? ……失礼しました。友樹さん達がいます。」

――結局、輝と輝元は鍋島が起動させたエスカレーターで天守閣のバルコニーに登り。

見張りをつづける皆の影で輝は手裏剣、輝元は弾丸を作った。

「輝元さん。弾丸は……」

「型に入れて出す単純作業は飽きたっす。

だから饅頭型やハート型や雪うさぎ型や羽子板型の手裏剣を作ってみたッスよ!

 特に雪うさぎは手裏剣っていうより投石って感じっスが、コロンとして手裏剣としてはかわい……

…お、叔父上殴らないッスか!?」

「これ以上バ……いえ。暴力はよくありませんからね。」

 小早川は友人の黒田(但し黒田の方は勝手に親友認定している)の言葉を思い出し、

拳をひっこめると。遠い暗闇に視線を移した。

「……裏日本人の皆さんの中にも、敵意が強く無い方もおられます。

今回無事に脱出出来れば和平はそう難しくないでしょう。北海合衆国が間に入ってくださるなら。

ただ……」

「なんだ?」

 目線は外を警戒したままの吉川へ。小早川は務めて顔を動かさずに答えた。

「嫌な予感がします。AREが動く…いや動いている予感が。彼らは私達の和解を望まないでしょう。」

「叔父上の嫌な予感は大抵当たるからやめて欲しいっすよ! もっと楽しい予感は無いっすか!」

「……すす数十人が走ってくる音がします!!!」

  輝の声で下を覗き込んだ吉川達は銃や弓矢を構えた。一方、大広間への侵入は不可と判断した小早川と涼太は爆竹を真っ暗な大広間に放り込み。再び襖を締める。

その十数秒後。闇夜に紛れた十数人の足軽達が皆の視界に現れた。上から降り注ぐ矢や銃弾を避けながら、足軽達はバルコニー脇の階段を登り始める。

「高木殿!」

「はい!」

 吉川と高木は階段に仁王立ちし。登ってくる足軽達を次々と槍で突き落としていく。

スタントマンの如く受け身を取って転がり落ちる足軽達に舌を巻きつつ。二人は槍を振るい続けた。

一方。フックをかけて登ろうとする足軽達には。横並びになった春彦達が銃口を向ける。

「下に降りんさい! さもなくば……」

「元々俺達の城だ!!!」

 正論を叫びながら登ろうとする足軽達だが。春彦達が構えた睡眠銃の液体を浴びて落ちていく。

輝元は催涙手榴弾を投げながらつぶやいた。

「こっちが不法侵入だから非人道的なドッチボールをやっている気分っす……。

…………輝、手が空いたっすか! おかわりっす!」

 数個渡されたそれを投げつける輝元の陰で。輝は携帯端末を見た。

「友樹さんからか……大丈夫です…っと。大丈夫じゃないけど……。」

 そう素早く入力した彼は高木を見た。何となくだけど、高木さんはお兄ちゃん達より体力がない……多分持久力なら実季お兄ちゃんよりもない…集中力がありすぎるのかも…そう気が付いた彼は。

ちょっとハラハラしながら手裏剣を握って高木を見る。

輝の目には高木の軸の輪郭が、ティシュに水性ペンで絵を描いたが如くにじんで映ったが。

息のリズムがそんなに変わらないことに気が付き。ほっと息を吐く。

それから少しして敵全員はスースー眠りにつき。吉川は輝元が投げたタオルで顔を吹きながら唸った。

「栗山殿が言ってた援軍ってこいつらか? ……いや、なんか違う気がするゼ…。」

 それを聞いた輝は目をつぶり。世界の音楽に耳を澄ます。木の葉が風に揺れるバサバサした乾いた音、銃弾を補充したり槍の穂先を手入れする音、話し声などが彼を包む。

しかし数分後。気になる音が混ざりはじめた。

「さっきより多い足音がします。」

「何だって!」

 再び武器を構える皆を見ながら、何故かさっきとちがって恐怖がわかない自分に首をかしげつつ。

輝は手裏剣を作り続けた。何となく、足軽達の走る音が変だと思った彼は。

友樹からのメールにも大丈夫、と再び返信する。

「撃て!! 」

 吉川の弓がビュウっと鳴り。春彦達は手裏剣や催涙手榴弾を投げる。

新たに現れた足軽達は。上から降る睡眠薬を縫った矢と催涙弾を体に受け。

紙で出来た薄い人形のようにバタバタと半数は倒れ。もう半数はよろよろと城門へ歩きだした。

小早川は望遠鏡で実季と周りを見回したが。伏兵らしき人影はなかった。

囮ではない。それなら負傷してでも寝転んでいる味方をほっといてでも敵を無視してでも急いで城内に駆けつけたい理由は一つ。小早川は確信した。

「逃してはいけません! 彼らは緊急事態を告げる使者です!」

「春彦、明智殿、ついてきてくれ! 高木殿達は休憩だ!」

 吉川は小早川の言葉が終わる頃には手すりにフックを引っかけていた。

彼はあっという間にスルスルと下に降り。春彦と明智もそれに続く。しかし足軽達は必死の形相で走り出した。彼岸花のように細い血の花弁をまき散らし。風のように駆け抜ける。

それを見た小早川は。兜をごっそりちぎって作って置いた小さな碁盤を輝元の羽子板で撃った。

「二色碁弾!」

 加速した碁盤は足軽の前にドスンと落ちて破裂。中から弾け出た白と黒の石は彼らを襲う。 

白い石に襲われたものはつきたて餅のようなものに包まれてもがき。

黒い石に襲われたものは目にタコ炭のようなものを浴びて、呻く。

「今だゼ!!」

 吉川達は足軽の鳩尾を槍で突き。ことごとく気絶させたが。二名だけは武器を没収後に取り囲んで尋問を始めた。吉川は二人の銃を遠くへぶん投げると。口火を切った。

「その傷は俺達が付けたものじゃないゼ。そこまで深い傷を与える武器をさっきは使っていないからな。

何があったんだゼ?」

 自分をくるむ餠のように真っ青な足軽達だが。中々口を割らない。

しびれを切らした霧沢は下に降り。スースー寝息を立てる一人の喉元に刀を当てた。

「…さっさと吐かないとコイツの命は無い。」

 足軽達は目を合わせ。深いため息を吐くと。口を開いた。

「……旧日本軍が攻めてきた……。」

「はぁ????」

 春彦は足軽達の目を険しい眼差しで凝視したが。逆にその目にうろたえた。

「ぶ、ぶち信じらりゃぁせんが……嘘を言ぅとるようにゃぁ見えん……。ど、どういうことじゃ……」

「お前達を助けに来たんじゃないのか?」

「何でそんな嫌そうな空気なんだ?」 

 もがきながらも疑問を口にする足軽達へ。小早川は淡々と語った。

「奴等はすべてを知っている私達が邪魔なんですよ。殺したいんでしょうね。貴方達を殺すついでに。」

「小早川殿!」

 抗議の声を上げる明智へ。小早川は苦笑した。

「私達が日本政府の一部から白い目で見られていることは、もう知られていると思います。」

「それは確かに。」

 小早川は明智が頷いたのを見ると。足軽達に視線を移した。

「私達は一時的でも和議を結んで彼らと対抗しなければなりません。

……貴方達もそう思いませんか? 

このままですと私達も貴方達裏日…いえ、此方の日本の皆様も再びあの男やAREに家族も何もかも蹂躪されます。」

「あの男って誰っすか?」

「引退した今も政界を裏で牛耳る長老……佐藤元首相です。……!」

 小早川が振動した携帯端末を見ると。田中からメールが入っていた。

『高台の公園に集合してさっさと裏日本からも脱出しましょう。

自衛隊の知り合いの橋本さんから裏日本を出ろとメールが来ました。☆』

 重要なメールの語尾には☆マークを付けると取り決めしてあったので、これは本物のメールだ。

そう判断した小早川は吉川に携帯端末を見せた。

「よし。さっさと退却だゼ!」

 バルコニーに残っていた細川達は階段から駆け降り。吉川は全員が揃ったのを確認すると走り出した。

「隆景!」

「叔父上!」

 最後尾の小早川は毛利家の家紋の付いた小さなビンを足軽達を覆う白い塊に投げた。

バリン! と割れた瓶から出た水色の液体はかき氷のシロップのようにじわじわと広がり。

シュワシュワ音を立てた白い塊は雪のように解けていく。

「貴方達も生き残ってくださいね。」

 そういうと。小早川は慌てて戻ってきた吉川に担がれ、足軽達の視界から消えた。


――あっという間に城の敷地内から駆け抜けた吉川達は。高台の公園に集合した。

 小早川が黒田にメールをし終わるのを見届けると。明智は首を傾げて言った。

「小早川殿。何故敵を解放したのか? 明智には理解できない。」

「足軽達には急いで信長に連絡してもらいたいのです。

日本軍が勝つよりも、信長達が勝った方がまだ私達にとって良いと思いますから。」

 小早川はふと実季を見た。旧日本軍が来たという話を聞いてから、

実季は華奢な肩を落としてずっと俯いている。そういえば、信玄達を倒した時も微かに浮かない顔をしていたような……小早川は彼の胸中を慮って悲し気に眉を寄せた。

ずっと裏日本の場所を喋らなかったのも。岡にこっそりご飯を食べさせてしまったのも。

それを隠しているのが耐え切れずに皆に謝ったのも。神社の掃除や妙子の手伝いを率先してやったのも。

故郷と日本…自分達を両方大切に思うが故と小早川達は知っていた。

大丈夫だと言ってやりたい。だが、旧日本軍の規模が不明なのに軽はずみなことも言えない。

……こういう時、黒田殿ならうまく発破をかけるのだろうか。

黒田殿は人の事情をごちゃごちゃ考えない分、物事のシンプルな解決法を直ぐに見つける。

自分にはそういう合理性や速さが足りない……そう悩み始めた小早川と、視線に気が付いた実季は目があった。

「なんでもありません。大丈夫です。」

 実季は力無く微笑むと、小早川、そして同じように気遣う眼差しを向けていた春彦達に頭を下げた。

一方、細川は呑気に空に見とれていた。ずっと見つめていても飽きないほど、紺碧に浮かぶ星は造り物には見えない生きた輝きを放っている。細川はぽつりと言った。

「俺達が見ている日本の空の星の光は、数年前数千年前の歴史を刻む光だ。

このドームの星も裏日本の人々が何十年も積み重ねた苦労と喜びの歴史の光なんだろう。

だから美しい。」

「忠興サンは現実的なんだかロマンチストなんだかよくわからないデス。……あっ!」

 不思議そうに細川を見ていたラーシャは、自信過剰な甲高い男の声に振り向いた。

「日本の良い男全員集合じゃな!」

 黒田は元気良く手を振り、太兵衛の背中から降りると。栗山の陣羽織を羽織った太兵衛の背中を皆に見せ。天気予報士のように図をなぞりながら、早口でルート解説を始めた。

「太兵衛、ありがとうな。…さて、奴等はこの星印の桜港を占拠したようじゃから、

ネオ安土城から見て桜港と反対側にある四角印の牡丹港から龍造寺殿のアヒルで逃げるぞ。

ルートはこの高台を南に降りて、車道から行く。これなら逆方向じゃから裏日本軍にもあわん。

よし! 急ぐぞ!」

「…アヒルでは無い。伝説の龍型の船だ…そもそも車はどうす……」

「戦国一〇八計 中国大返し!!!」

 黒田が枝垂れ藤の軍配をかざすと。再びメタリックパープルの嵐が巻き起こった。

「え、一〇八計は一日一回じゃ……黒田殿!!」

 輝元の声が裏返ると同時に。黒田は行也と母里に両側から支えられた。

「黒田先生!」

「殿!」

 黒田は頭に手をやり、小さく呻いたが。明るい笑顔で立ち上がった。

「さあ! 家に帰るまでが戦いじゃよ!」

 その時だった。

「……父さんからデス。」

「まったくラザニア殿は空気を読まない方だッ!」

「申し訳ありまセン」

 ラーシャが自分を背負って走り出した細川に会釈して電話に出ると。

騒がしい声に交じってラーシャ父の荒い息まじりの声が受話器からはみ出るように響いた。

「ARE軍が…後詰で…やってク…ル!! ニゲロ!!」

「今逃げてマス! 父さんは今どこデスカ? どこか具合が悪いんでスカ? 

どうやってボクに電話してるんでスカ?」

「ユ…ウザ…イ博士に…転送して…貰ってイル。大丈夫…今…家に…イル…。」

「…嘘をつかないで下サイ。誰の家デスカ? うちだと言うなら母サンに代わってくだ」

「チョット喧嘩中だから切るネ!!」

「Mio pardre!」

「ラーシャ、どうした!」

 顔を覆って父さん、父さんと呟くラーシャに。黒田はピシャリと言った。

「お前が死んだらラザニア殿が今のお前みたいに泣く! 真面目に逃げろ!」

「……ラジャー!!」

 目をこすって頷くと。ラーシャは細川の背中から勢いよく降りて走り出す。

「AREまで……そんな……。」

 実季のその小さな小さな声を輝と小早川は聞き逃さなかった。

春彦の背中の輝は離れていたのに振り向き、近くに居た涼太と小早川は思わず実季の袖を掴んだ。

「行かないで!」

「駄目だ!」

「実季殿! 駄目です!」

「実季! あっちにある公衆トイレに行く気か? 今は緊急事態じゃから漏らしても走れ!」

「そんなわけないでしょう!! 貴方みたいに空気を読まない子じゃないんです!」

 頓珍漢なことを言う黒田に珍しく小早川は怒鳴った。そんな彼の手も涼太の手も実季は強く振り払う。

「……わたしはすぱいだ、おまえたちをおびきよせるのをしっぱいしたのがざんねんだ、ぐんにかえる。おってきたらころす。あばよ。」

 実季は潤んだ目で一本調子の早口言葉を放つと。一目散にネオ安土城へ走って行った。 

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