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954:変な例えで困られよう。
「さて、印がどういう物かも解った事だし」
「あ」
「ん?」
お姉ちゃんが何かに気付いた様な顔で声を上げて、アヤメさんが振り向いた。
今度は何を思いついたんだ?
「真夏に冷房をガンガン効かせた部屋で、おこたに入ってアイスを食べる様な!」
「んん……?」
……何を言い出してるんだ、あの姉は。
逆にシャルロットさんが微妙な反応になってるじゃないか。
「いや、それ前半要らないだろ。普通に『真冬に』で良いじゃないか」
うん、そうだよね。
「まさかミヤコさん、本当にそんな事をやっては……」
「いやいや、流石にやらないよー」
「本当か?」
「ほんとほんと。勿体ないよー」
どうだろうなぁ……
お姉ちゃん、普段はまともなのに、たまに突拍子もない事やらかすしなぁ。
ゲームの中だと、まともなテンションの時の方が少ない気もするけど。
「ま、まぁ解らなくも無いですし、まったく違うとも言い切れは……」
「気ぃ遣わせてるじゃないか」
「むぅ」
うん、明らかにちょっと困ってるよね。
まぁ確かに、暖かさと涼しさを同時に味わえてはいるだろうけどさ。
そういう事じゃないでしょ。多分。




