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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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942/3918

942:契約について尋ねよう。

「……まぁ良いや。うん、解った」


「オッケーだってさー」


「ありがとうございます。頑張りますので、よろしくお願いします」


 シャルロットさん、嬉しそうだな。

 ご飯を一回奢ってもらっただけで、何でここまで懐いてるんだ。

 人型じゃなくなった人に「懐いてる」って言うと、なんか微妙に印象悪いかもしれないけど。


 それは置いておくとして、少し安すぎはしないだろうか。

 いや、何か他にも有るのかもしれないし、色々困ってた所に助けてもらって嬉しかったとかなのかもしれない。


 まぁそこは人それぞれか。

 別に本当にそれだけで従おうとしてたとしても、それもシャルロットさんの自由だし。




「で、その契約は何をすれば良いんだ?」


「『で、契約ってどうするんだ?』だって」


「【従魔術】とかのスキルが要るのかな?」


「あ、それは大丈夫みたいです」


「【従魔術】は、主に敵対している魔物を従わせるスキルだからな。もちろんその後の為でもあるが。魔物等との契約自体に必須という訳では無いぞ」


「あ、そうなんですね」


 ……王女様によるスキル解説って、なんか無駄に贅沢だな。

 いや、そこはどうでも良いんだけど。



 とりあえず、新しくスキルを取る必要は無いんだな。

 まぁ「その後」って事は何か良い事も有るんだろうし、取るのも有りなんだろうけど。


 というかスキルを取らなきゃいけないなら、シャルロットさんがもっと申し訳なさそうな顔になるか。

 いや、申し訳なさそうになるっていうか先に必要だって言うだろうし、持ってるかも判らない相手に頼んだりはしないだろうな。



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