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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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936/3921

936:唐突な逸れ方をしよう。

「あ、そういえばシャルロットさん」


「はい?」


 ん、お姉ちゃんは何を思い出したんだ?


「外に出る時に雪ちゃんに小さくしてもらおうって流れだけどさ」


「あ、はい」


「小さくなって周りの人が相対的におっきくなると、慣れるまで結構怖いから、心の準備はしておいた方が良いよー」


「あぁ、確かに。ありがとうございます」


 あー、そうか。

 一応言っておいた方が良い事ではあるなぁ。


 ちょっと唐突過ぎるけど。


 でもシャルロットさんって、見た目に反して妙に肝が据わってる気がするし、大丈夫そうではあるよね。

 いや、そうだとしても言わない方が良いって事は無いんだけどさ。



「ミヤコみたいに錯乱されても困るもんな」


「いや、私も大概だったと思うけどね」


 むしろ私の方が酷かった可能性まで有るよ。

 ほぼお姉ちゃんのせいって言いたいところだけど。


「まぁアレは仕方ないだろ。とりあえず『アヤメちゃん(そこ)うるさい』みたいな顔してるし静かにしとくか」


「そうだね」


 会話相手のシャルロットさんにこっちの声が聞こえてないからなのか、口には出さずにチラッと見てきただけだけど。

 変に話を逸らし過ぎても仕方ないし、大人しくしておこう。




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