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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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935/3922

935:外での対策を考えよう。

「ですので、我慢して放置しておく訳にもいかず」


「なるほどー……」


 まぁ風邪引くのは嫌だもんね。

 いや、そういう症状になるのか知らないけども。


「町の周りくらいでしたら汗をかく程の運動は必要無いと思いますが、離れるとそういう訳にもいきませんし」


「結構大きな()とかすばしっこい()とか、色々居るもんねぇ」


 それはそうだろうなぁ。

 まぁ私の場合は、町の周りでもう無理なんだけど。


 いっぱい来過ぎなんだよぅ。



「ここに居る間は私が拭いてあげられるから良いんだけど」


「助かります」


 うん、まぁここなら問題は無いだろうね。

 壁や天井からいくらでも触手は出し放題だし、何なら全体を包む事だって出来るんだし。


「ふむ。外では走る練習すらもままならん訳か」


「そうですね。誰かにお世話にならないといけない以上、気軽には出来ません」


 あー、確かに。

 普通に歩いたりちょっと早足になるくらいならともかく、思いっきり走るなら避けられないだろうしね。




「ま、一時的にだが、その問題も少しだけ解消されるだろうがな」


「と、言いますと?」


 あ、何か有るのかな?


「小さくなっている間であれば、拭く側もさして手間でも無いからな」


「あぁ、なるほど。確かにその通りですね」


 あー、うん。

 拭くのが重労働な理由はでっかいからなんだし、小さくなってれば少しはマシなのか。


 誰かにやってもらう必要が有る事には変わりないけど。



「雪ちゃんスケールって事は…… わんこくらいの大きさになるのかな?」


 わんこって言っても色々居るけど、まぁ言いたい事は解る。


 ……ただお姉ちゃんにやってもらうのは止めておいた方が良いだろうな。

 なんか必要以上にわしゃわしゃしそうっていうか、上半身も気にせずに動きに巻き込んで、ぐにゃぐにゃにされそうだし。


 いや、やるともやりたいとも言ってないけどさ。



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