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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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859/3917

859:机を揺らそう。

「うおっ、と」


 おっと、机にカトリーヌさんが落とされた衝撃でお皿が揺れたのか。

 普通だと感じる事さえ出来ない程度の振動だろうけど、あのサイズだもんなぁ。


 というかぴーちゃん、アヤメさんも居るんだしもうちょっと静かに……

 いや、あれはどっちかというとカトリーヌさんがやらかしたのかな?


 ぴーちゃんのちょっと慌ててる感じの表情から考えると、普通に「着いたよー」って離したは良いけど、カトリーヌさんが【浮遊】を使わずにわざとそのまま落ちたって感じか。

 まぁぴーちゃんの方も空中で離さずに、置いてからにすれば良かったんじゃないかとは思うけど。


 まぁなんか満足げだし放っておこうか。

 どうせ気付かないうちに背後に忍び寄って来てるだろう。




「あー、どうしてもやるのか?」


 アヤメさんが軽い抵抗の意思を示してみるも、ラキは当然とばかりに頷いてる。


「……まぁ一応約束だし、それだけ負けたのも事実だしな。諦めるかぁ……」


「潔いなぁ」


「約束は約束だから、仕方ないだろ。そもそも抵抗しようとしても、この状態じゃログアウトで逃げるくらいしか手段も無いし」


「あぁ、まぁ確かに」


 逃げようとしても一瞬で捕まるだけだもんなぁ。

 回避する手段が無いなら素直に従う意思を見せて、罰が軽くなる可能性に賭ける方が良いか。



「で、何をやる気なんだ?」


 ……いやラキ、何で「あっ」て顔してんのさ。

 もしかして特に考えてなかったの?


「……ネタが無いなら良いんじゃないか? 今回はこれで終わりだから、さっきと同じ事しても仕方ないし」


 さっき?

 あぁ、半分のサイズになった事か。

 まだ訓練を続けるならともかく、もう時間はないもんね。


 あ、でもまた首を振った。

 無いなら無いで、意地にならなくても良いと思うよ?




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