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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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850/3917

850:お迎えに行こう。

 さて、このまま見てても仕方ない。

 悪いとは思ってるけど、どうせ待っててもこの人は治療しようとしないだろうし。


「えーと…… とりあえず、戻ろうか」


「はい」


「先にぴーちゃんの所からー?」


「そうだねぇ」


 うん、来たのと逆の順番にって訳では無いけど、ぴーちゃんは一羽(ひとり)で他の人はまとまってるしね。

 全員でゾロゾロ合流しに行くよりも、少ない方と一緒に戻って行く方が自然な流れだろう。

 なんとなくだけど。




「ぴゃっ!」


「はーい、ただいまー」


 まだ遠いうちから、近づいてくる私を見て元気に手を上げて挨拶してきた。

 かなりフライング気味な気はするけど、一応こっちも手を振って返事しておこう。


 というか、アルさんが操作する人形と一緒に何かやってたんだったら、そっちに集中しないとダメだよ?



「どもー。ぴーちゃん、良い子にしてましたか?」


 あ、こっちの二人は聞こえないんだった。

 エリちゃんに通訳……


「『どもー。ぴーちゃん、良い子にしてましたか?』だってー」


 してもらおうと思ったら、言う前から察して繰り返してくれた。

 うん、助かるんだけど、物真似は要らないぞ。


 なんか妙に似てる気がするし。

 いや、自分の事だからあんまり正確には解らないけどさ。



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