↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

829/3919

829:呼び方を修正しよう。

「まーこっちもおねーさんを怒らせたいわけじゃないし、試しに『えーと…… 雪ちゃん?』って言ってみたけど表情が変わらなくてさ」


 それもダメなのか。

 まぁ確かに身内とか仲の良い友達って感じだし、敬ってる感じはあんまり無いかな。


「『んー、雪さんなら……?』って言ったら『まぁ良いでしょう』みたいな顔で頷いてもらえたよ」


「最初から普通に『白雪さん』って言っとけばよかっただろ。まぁ最低でも、さん付けは譲れないところなんだな」


「っぽいよ。一応聞いてみたけど、『妖精さん』でもセーフらしいし」


「こっちは別に構わないのになぁ」


 でも相手の居場所を考えると、シルクみたいに直接言い聞かせるわけにもいかないんだよね。


 ……まぁそこまで困る事でもないし、放っておいても問題は無いか。

 様付けを強要するくらい厳しかったら、一応注意くらいはしたいところだけどそういうわけでも無いし。




「んでまぁ、『ここって雪さんの中なんですか?』って聞き直してね」


「うん」


「なんていうか、複雑な表情っていうか反応が返ってきた」


「解らないとかじゃなくて?」


「うん。解ってるけどどう説明したらいいんだろうって感じかな」


「あー、喋れないなら二択以外はなかなか難しいよね」


 私も最初の頃、一人でふらついてる時にちょっと経験したし。

 まぁ私の場合は喋れないんじゃなくて、小さすぎて相手に聞こえないだけだけど。


 しかも私は小さいから全身を使ってなんとか伝える事が出来たけど……

 うん、多分出来てたよね。

 ……全然ダメだったけど相手の察しが凄く良かったとかじゃないよね?


 まぁそれは置いといて、その人の場合は大きすぎてそんな事したら伝える相手(エリちゃん)が危ないだろうし。



「それじゃ別の聞き方をしてみようと思って『雪さんの中ではないんですか?』って逆に聞いてみたら、そっちはハッキリと首を振られたんだよね」


「んん?」


 中って聞かれたら困るのに、中じゃないのかって聞かれたらノーって答えなのか。

 どういう事だろ?


「それならって事で『一応雪さんの中ではあるけど……って感じですか?』って言ってみたら、それには頷いてもらえて、まぁユッキーの中には違いないんだったらそれで良いかって結論になった」


「それで済ますのかよ……」


 お兄さんが呆れてるけど、私も同感だよ。

 どうせ聞くならしっかり聞いておけば良かったのに。


 ……いや、うん、私も大体そんな感じで色々とスルーしてるから、全然人の事は言えないんだけどさ。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。