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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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3856/3909

3856:滑らない様に止めてあげよう。

「ぴゃーぃ」


 ぴーちゃん、ドアの端から顔と手……羽だけ出してばいばーいってやってるけどさ。

 怖がらせない様に目隠ししてるんだから、覗き込む意味はあんまり無いよね。


 いや顔を出さないと向こうからは見えないから、一応ちゃんと意味の有る行動ではあるんだけどさ。

 そもそも普通に挨拶すれば良いだけだよね。


 まぁなんか可愛いし、向こうも和んでるっぽいから良いんだけどさ。

 無駄にデカいだけの私と違って可愛らしい要素一杯有るんだから、それをガンガン活かしていこう。



 ……ん?

 なんかカトリーヌさんの方をチラッチラッと見てるけどどうしたんだ。


「ですがやはり、そういう事は事前に打ち合わせしておきませんと」


「何が?」


 何故か伝わってるらしいカトリーヌさんと違って、私は察しが悪いんだ。


「ドアに挟まれるアクシデントをご所望されておりまして」


「……それは確かにバレてると微妙かもね」


 そういうのは意図せずに起きるから何やってんのさって笑っちゃうものだと思うよぴーちゃん。

 せめて引っ込まずに粘るとかするくらいにして、目の前でさぁ来いってアピールするのはやめておこう。


 まぁカトリーヌさんがうっかり挟むっていうのは考えづらいから、確かに粘っても無駄ではあるだろうけどさ。


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