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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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3843/3920

3843:脱出は最初から諦めておこう。

「まぁまぁ、逃がしゃしないから安心しなって」


「何を安心するんだよ」


 のしっと肩を組んでくるサキさんからスルッと抜け出すアヤメさん。

 あの身長差で無理に肩組もうとすると、かなりずっしり体重預けてそうだなぁ。



「職業……じゃないけど役割柄、逃げるのは得意だけど」


「まぁそうだろうな」


 アヤメさん偵察とかもする関係で、一人で敵と遭遇する事もあるだろうしねぇ。


「あんたらはともかく、逃げようが無い連中に囲まれてるしな……」


「……まぁ無理だろうな」


 いやまぁうん、そこのクモさんとかカマキリさんとかから逃走するのは不可能かもしれないけど、一応ちゃんと言えば聞いてくれる筈だからさ。


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