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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1701/3913

1701:頑張って付き合ってあげよう。

 あれは助けた方が良いんだろうか……と思ったけど、なんか諦めて運ばれてあげる事にしたっぽい。

 とはいえ黙ってばいんばいん跳ねてるのは流石に辛いのか、たまに背中をぺちぺち叩いて文句言ってるみたいだけど。


「……おっと、見送ってちゃ駄目なんだった」


「ですわね」


 皆で出て行くから太郎が乗っていく必要が有る訳で、私が動かないと何しに落ちない様に頑張ってるんだって話になっちゃうよ。




 失礼しまーすとライサさんや他の職員さん達に手を振って役場を後にして、なんとなく出てすぐに左右を確認。

 よし、今日は誰も待ち構えてないな。


「さて、出てきたは良いけどどうしようかな」


「お昼にはまだ少々早いですわね」


「だねぇ。……太郎、大丈夫?」


 なんかもう疲れ気味に見える太郎だけど、片手を上げてまだいけるとアピール。


 シェラ、「ご主人様までそんな事言うんだからー」みたいな顔してるけど、ちょっと後ろの太郎を見てみようよ。


 ……いや、そんなてへって笑顔で誤魔化そうとしてもダメなんじゃないかな。

 めっちゃ背中叩かれてるし。



 でも抗議はするけどちゃんと付き合ってあげるあたり、優しい先輩と言えるんだろうか。

 暴れっぷりに怒って珠ちゃんの方に戻る事も出来る訳だしね。


 ……まぁ単純に、先輩後輩とかじゃなくてシェラの方が強くて逆らえないって可能性も無くは無いけど。

 たろちゃん、今の所ただの賢いハムでしかないし。


 いや、でもそういう理由だったら私は叱るだろうし、多分召喚獣の方も解ってると思うから違うと思うけどね。

 今はどったんばったん振り回してるけど、それまではたろちゃんセンパイ!みたいな感じで接してたし。



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