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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1670/3910

1670:一足先に合流しよう。

「それでは参りましょう…… と言いたいところですが」


「ん?」


 両手をついてからゆっくりとした動きで立ち上がったレティさん、何やらまだやる事が有るらしい。


「せっかくですので、朝のシャワーを浴びて行かせていただいても?」


「あぁうん、体動かしたもんね」


 汗をかいてる様には見えないしこのゲームの汗ってただの水の筈だけど、まぁそこは気分の問題だろう。

 せっかくって言ってる通り、普段だと出来ない事でもあるし。



「それじゃ私は先に皆の所に行ってるから、シルクはレティさんのお手伝いをよろしくね」


「お世話になります」


 シルクの腕からふわりと降りて、ぽふぽふと頭を撫でつつお願いしてみる。


 お客さんを放っとく訳にはって訳じゃ……なくもないけど置いといて、単純にタオルとかの備品やら何やらで困るといけないからね。

 流石のシルクも事前に準備はしてないだろうし。


 いや、でも暇だったら運動しててって言ったし備えてるかもしれないな。

 まぁどっちでも良いんだけど。



「あ、大きさは……」


「シルクさんもいらっしゃいますし、このままで大丈夫ですよ」


「……そう」


 なんで元のというかこっちと同じ大きさに戻りたがらないんだろうか。

 いや、無理に戻ってもらう必要も無いし、本人がいいって言うなら良いんだけどさ。




「おはよー」


「おはよ。ってレティはどうした?」


 表に出てお姉ちゃん達と合流したら、当然の疑問を投げかけられた。


「シャワー浴びてから来るって言うから、シルクをお手伝いに付けて私だけ出てきたよ」


「えー、良いなぁ」


「何やってんだあいつは……」


 アヤメさん、人を待たせておいてって感じで苦笑してるな。

 まぁ怒ってはいないみたいだし、その程度の事は普段からお互い様って感じなのかな?



 そういえばさっき『普段だと出来ない』って思ったけど、ここ(・・)だとどうなんだろう。

 エリちゃんの塔とか管理人室(モニカさんのところ)とかなら、お風呂が有っても不思議じゃないよね。


 まぁそれを気軽に借りられるかって言うと、また話は別なんだけど。




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