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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1667/3911

1667:一応反省しておこう。

 まぁやっちゃったものは仕方ないし、これ以上困らせない様にとっとと立ち去ると……


 なんか一斉に動く音が聞こえたから少しだけ視界の端で見てみたら、転がした方に居る人達が全員ボールから逃げてた。


 いやいや、流石に過剰反応し過ぎでしょうに。

 いくら私が転がしたからって、転がって来るのはただのボールなんだから危ない事なんて何も無いよ。


 私は爆弾系の能力者か何かかって言いたくなるぞ。

 言えないけど。



 ……気にしても仕方ないし帰るか。

 いつまでも私がここに立ってたら、部活が再開出来なくて迷惑だろうし。


 真面目に頑張ってる人達の邪魔をするのは良くないよね。

 いや、だったら最初から無視して立ち去っとけって話なんだけど。




「んもー、気を付けてって言ったでしょ?」


「いや、そう言われてもね…… まぁ迂闊だったとは自分でも思うけど」


 家に帰ってお姉ちゃんに話すと、笑って肩を叩かれた。


 少なくともボールが転がって来たのは私のせいじゃないし、避け様が無い事故だったんだよ。

 まぁゆっくり転がって来たから、物理的には余裕で避けられたしそれで済んでたとも言えるけどさ。


 というか普通なら私の方が被害者だよね。

 普通じゃないから加害者なんだけど。



「あ、そうだ。ログインは急がなくても大丈夫だってさ」


「ん? あぁ、うん」


 一瞬何の事かと思ったけど、レティさんからの伝言か。

 やる事も無いから必要以上にのんびりするつもりは無いけど、急げって言われるよりは良いか。



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