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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1661:さっさと寝てしまおう。

 む、控えめなノックの音が。


「はーい。うん、お疲れ様」


 返事をするとシルクが静かにドアを開けて、照明を落とす前に確認の視線を送って来た。

 特に問題は無いので頷いて布団へ入り、ドアが閉まってからログアウト。



 ……そういえば外でシェラと遊んでたけど、勝手に出て行っちゃって大丈夫かな。

 まぁアリア様も承知の上で遊んでるんだろうし、問題無いか。


 いや、というか流石にもう帰ってるっぽいな。

 コレットさんの力で潜んでたら感知出来ないけど、このタイミングでそれをやる意味は無いし。



 ログアウト操作をしてリハビリルームに寄り、いつも通りにカメリアさんに脅かされてからログアウト。

 パッと見で壁と同化してる衝立はズルいと思うんだ。




「ふぅ…… ってまずいなこれ」


 ギアを外して一息ついて、時計を見て慌てて布団に入り直す。

 思ってたより結構遅くなってたよ。


 ゲームやってて寝坊するのは流石に良くないから、さっさと寝てしまわないとだよ。



 というか私が寝坊するのは、ゲームとか関係なく周りに大迷惑だからね。


 登校の時間がズレると通行人と遭遇しかねないし、ヤバいヤバいって走ったりしてたらもっと酷い事故が起きるかもしれないし。

 あと遅れて教室に入って行ったりしたら、他の人はともかく先生が大変だろうからなぁ。


 教師って立場上、遅刻して来た子に何も言わずに放っとくって訳にもいかないだろうしね。

 私に注意しなきゃいけないとか、酷い罰ゲームをやらされる様なものだよ。

 いや、罰ゲームって表現じゃ甘過ぎるか。



 ……わざわざ落ち込む様な事考えてないで、さっさと寝てしまおう。

 堂々巡りし始めたりしたら、それこそ寝坊しちゃうぞ。



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