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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1654/3909

1654:理由を把握しよう。

「っていうか【妖精】の攻撃は通るんですから、普通に熱いんじゃないですかね」


「そこは温度の調整でどうにでもなるのではないか?」


「……それもそうか」


 保護の防御を貫通するんだったら、暑いなーで済む程度の温度で吹けば良いだけか。



「まぁ楽しみは次の機会まで取っておくとしようか」


「やるのは確定なんですね……」


「うむ。まぁそちらが嫌でなければだが」


「むぅ」


 ちょっと断りづらい言い方はずるいぞ、アリア様。

 こっちに害が有る訳じゃないから、嫌って程じゃないのは確かだけどさ。




「さて、それではそろそろお暇するとしよう」


 いろいろ済ませて玄関ホールまで移動したところで、改めてアリア様が宣言する。


 ……お暇って目上の相手とかに対して使う言葉じゃなかったっけ?

 細かい事は別に良いだろうとも思うし、私もよく考えずに使ってる気はするけどさ。


 ただ、アリア様の場合わざと言ってそうなのがなんともなぁ。

 王女様なんだし平民の家に乗り込んでも偉そうにしてる権利は有りそうだけど、まぁそういう人じゃないってのも好かれるポイントなのかな?



「それにしても、なんか今日は平和だった気がしますね」


 私は色々やられてたけど、それはいつもの事なので置いておく。


「ふむ。それはレティがこちら側(・・・・)だからだろうな」


「はい? ……あー、うん、なんとなく理解しました」


 遊ばれる側じゃなくて遊ぶ側だって事ね。

 お姉ちゃんやアヤメさんの時と比べると、静かな事も納得だよ。



 ……なんか一人「平和じゃなかった」って言いたげなクリス()が居るけど、そこは頑張って慣れてくれると助かる。

 流石に本当に嫌そうだったら止めるから、もうちょっと気を抜いても大丈夫だと思うよ。


 いや、まぁそれが出来れば苦労はしないんですよぅって話だろうけど。



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