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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1550/3903

1550:案を聞かされよう。

「せっかく人が良い案を持ってきてあげたのに」


「お前の案が良かった試しが無いから嫌がってんだよ」


 ……首を突っ込んではかき回していくタイプの人なのかな?


「まぁまぁ。今日のは本当に名案なんだってば」


「それ毎回言ってんじゃん」


 うーむ、二人とも反応が冷たいな。

 まぁこうまで突き放すからには、今まで散々痛い目に遭わされてるんだろうけど。



「要は速度と挙動がなんとかなれば楽しめるんでしょう?」


「まぁ…… そうかな?」


 二人の反応はどこ吹く風で、普通に話を進めていくお姉さん。


「それじゃちょっと改造して、誰かが乗って操縦する様にすれば良いんじゃない?」


「あん?」


「小さい人が動かした物は、そのサイズでの物理法則が適用されてるでしょう? って事は、この飛行機のスケールから考えて、丁度良い位の速度になりそうじゃない」


「……おぉ」


 あー。

 普通に過ごせてるからあんまり意識しないけど、そういう仕様だったな。



 この飛行機の元の大きさは知らないけど、大雑把な形だけ作られてる操縦席を見た感じ、私たちより更に十分の一のサイズでちょうど良さそうに見える。

 という事は、本来の百分の一くらいの模型なのかな。


 飛行機の速度って、大体時速八百キロちょっとってとこだったっけ?


 確かにこっちから見て八十キロで飛ぶ飛行機だったら、ちょうど良い競争相手になるかもしれないな。

 まぁ八百キロって、旅客機の巡航速度とかだった気もするから、あの飛行機はもっと速いのかもしれないけど。



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