1542:戻ってまた逸れよう。
「ア、すトッぷストっプ」
「ン?」
「そロソロたべテもラワナいト、ショーひキゲんがキレチャうヨ」
「あァ、アソんデるバアイじャナいのカ」
うん、遊び過ぎてそのまま死んじゃったら、無駄にデスペナ貰うだけになっちゃうぞ。
ただ消費期限って表現はどうなんだ。
そんなに間違ってはないけどさ。
「しかしまぁ、ここまで液体になるもんなんだねぇ」
魔力でおたまを作って、ちょっと掬ってとろーっと戻してみる。
うん、スライム感の無い、普通の液体って感じの流れ方だな。
「んオオ……」
「あ、なんかまずかったですか?」
手元から池にとぷとぷ戻っていってる辺りから、マツリさんの微妙な声が。
こんなでも一応生きてる人間な訳だし、下手に触らない方が良かったかな?
……うん、一応ね、一応。
「アぁ、いヤ。ヨウせイサんにカきマゼらレルと、カらだガほグれルかんジでムしろイい」
「ソりャマー、じッサいホグれテルしネぇ」
うん、これ以上なく解れてるね。
……まだ気体って段階が有るか?
いや、うん、流石に無理か。
「オテてでチャプちャぷヤッてみテー?」
「えぇ…… 正直あんまり触りたくないんだけど……」
「ヒどーイ」
「いヤ、アタりマえだロ」
うん、自分の今の見た目を考えてみようね。
「さっきからずっと触ってたよな」
「溶かしてたしな」
「そうですけども」
ギャラリーの中からちらほらとツッコミが聞こえて来た。
なんかこう、ほら、違うんだよ。感覚がさ。
元は口の中に有った物でも、一度口から出した唾は触りたくないとかそういう?
いや、自分でもよく解らない例えだけど。
あとなんか違う気もするけど。




