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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1372/3907

1372:一通り案内しよう。

「それじゃ採寸の手間も省けたし、荷物……」


「ん?」


 なんか「あれっ?」って顔になったぞ。


「置く物無かった」


「鞄は置いておけば…… あぁ、そうか」


「どうせ大きいお買い物するからねぇ」


 お金を全部【アイテムボックス】に移すのも大変だし、家具とかの代金を支払ってある程度減った後の方が楽だもんね。

 下手したら銅貨のせいで枚数は増えてるかもしれないけど。


 ……ってさっき役場で大量のおつりが出てた筈だし、遊んでないで手伝った方が良かったか。

 いや、でもライサさんも手伝ってくれただろうし、そうなるとあんまり居ても邪魔なだけな気もするな。

 半ば言い訳だけどさ。



「それじゃ部屋はここって事で、他の部屋?も案内しますね」


「なんで疑問形?」


「いや、ただ部屋って言ったら空き部屋も含まれる気がして」


違うの(それ)は解るから大丈夫でしょ」


 設備?施設?って感じになったんだよ。

 あんまり気にしないでほしい。




 一旦ホールに戻ってから、あんまり使った覚えのないキッチンを見せて、お風呂の横とは別の倉庫をカトリーヌさんに教えてもらう。

 うん、知っとけよって話なんだけど。


 制御室でロシェさんの登録も済ませて、と。


「で、あっちがお風呂でその手前がタオルとかの保管庫兼色々する部屋ですかね」


「色々って?」


「まぁ見た方が早いかと」


 主に私が揉まれる部屋とか言いたくないし。



「お、良い台が有るねぇ」


「マッサージとかよく行くんですか?」


「や、私は揉む方かな」


 ……おっと、ちょっと嫌な予感がするぞ?


「やったげよっか?って言いたいところだけど、今は他にやる事あるしね」


 お、セーフだった。

 少なくとも今のところはって感じだけど。


 なんでみんな人で遊ぼうとするんだ、本当に。




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