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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1357/3907

1357:対抗意識を刺激されよう。

 おー、この子も珠ちゃんと同じで手触り良いなぁ。

 当たり前だろうけど。


 ……いや、シェラもふかふかなのは解ってるからね。

 そんなにアピールされても困るぞ。



「あの……」


「んぇっ?」


 いつの間にか真横まで接近してたカトリーヌさんに驚いて、ロシェさんが妙な声を出してる。

 なんであの人は気配を消して近寄るんだ。


「【召喚士】を始めたばかりの段階では、複数を同時に呼ぶ事は出来ないのではないでしょうか」


「え? ん、あー、そっか、1/1(これ)かー」


 あぁ、そういえば最初って召喚一名の契約二名だったっけ。

 【妖精】だからなのか、すぐに増えたから忘れてたな。



「そんじゃ、一緒に呼べるようになってからで良いか」


 あ、契約だけやっといたりはしないんだ。


「ごめんねー、ういろうちゃーん。お友達はまた今度ねー」


 んにーと小さくお返事して、ゴロゴロと喉を鳴らして大人しく撫でられてる。

 その子、ういろうって名前だったんだな。




 あ、モフり終わったかな。


「さて、おまたせー」


「んじゃ移動しますか。とりあえず、まずは役場ですかね」


 何のスキルを取ってるかは知らないけど、必要な物の登録とかライサさんへの紹介とかがあるからね。

 ライサさんへ紹介というか【妖精】用窓口への案内というか。



「うぃ。ここからだと……あっちかな」


「ですね。あ、一応ゆっくりめに飛ぶつもりですけど、速かったら言ってくださいね」


「むぅ、なんか悔しい」


「いや、そんな事を言われても……」


 飛ぶ速度とかは【浮遊】のレベル次第なんだから、長く【妖精】やってる方が速いのは仕方ないでしょうに。

 普通に移動する分にはちょっと訓練すれば十分だから、早く慣れる様に頑張ってくれとしか言えないぞ。




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