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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1231/3915

1231:扱いは普通に留めよう。

「さ、どうぞ」


「ぴゃっ」


 ありがとー、とカトリーヌさんの方に頭をこすこすしてから、そーっとお湯に入っていくぴーちゃん。

 冷めてないから良い感じらしく、ほふーって顔してるな。


 あ、ラキがふちからふちへ跳び移って…… すぐに帰っていった。

 水面で遊ぶにはちょっと熱かったんだろうか。



「ありがとね」


 自分のカップに戻っていくカトリーヌさんに、一応お礼は言っておこう。

 返事も大体解ってるというか、お互い定型文みたいなものだけど。


「いえいえ」


 うん、大体合ってた。



「しかし」


 ……ん?

 なんか続いたぞ。


「白雪さんも、私の事は奴隷や廃棄物の様に」


「お断りだよ?」


「むぅ、お優しいですわ」


 いや、カトリーヌさんにとってはどっちに転んでも「優しい」んでしょ?

 というか「も」って言ってるけど、さっきより酷くなってるじゃないか。

 そもそも廃棄物は使う物じゃなくて捨てる物だし。



 ……ゴミ捨て場からまだ使えそうだって拾ってきた物みたいな扱いって事か?

 でもわざわざそんなのを再利用する人って、結構大事に使いそうではあるな。


 いや、というか捨てられてる物でも勝手に持って帰ったりしたら、下手したら犯罪になるんだったかな。

 大丈夫な場合も有るというか、大抵はわざわざ言ってこないからセーフ扱いなんだろうけど。

 基本的には要らないから捨てるんだしね。



 まぁうん、どうでも良いな。

 別に漁らないし、私が変な所でゴソゴソしてたら通報されかねないし。


 ……お巡りさんに「またお前かよ勘弁してくれよ……」みたいな顔されるんだよなぁ。

 私達親子が一応無害だとは理解してくれてるから、軽く事情聴かれて文句言われるくらいで解放されるけどさ。


 まぁ何もしないって解ってても、絶対にこっちは見ないけど。

 そこは仕方ないというか、私どころかお母さんとも会話できるんだから、それだけで十分に凄い人だと思う。




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