1214:待ち時間に働いてもらおう。
「さて、流石に今日は自分でパパッと済ませるかな」
「ではお任せください」
「……何を?」
自分で済ませるって言った所に「では」って何なんだカトリーヌさん。
「備え付けのシャワーは一つですので、待っている間に皆様のお世話をさせていただこうかと」
「あぁ、そういう……」
【大洪水】での温水シャワーで召喚獣の子たちを洗ってくれるって事ね。
まぁ確かに、私が浴びてる間は待つ羽目になるしなぁ。
でもパパッとって言った通り、そんなに時間をかける気は無いけどね。
このゲーム、別に体から出る物で汚れたりはしないから、本来はさっと流すだけで十分な筈なんだし。
「まぁそれじゃお願いしようかな」
「ありがとうございます」
「いや、こっちのセリフだよね? ……まぁ良いか」
ツッコんでもあんまり意味は無さそうだし、さっさと済ませてシャワーを空けるとしよう。
いつまでも裸で突っ立っててもしょうがないし。
突っ立ってるっていうか浮いてるけどそこは本当にどうでも良いな。
自分でも何回目か解らないし。
あ、アリア様がクリスの頭から回収された。
ラキはカトリーヌさんに洗ってもらう側だから、アリア様の服だけを渡して残留だな。
というかあのサイズ差でどうやってお世話するんだろう。
あの大きさの相手に普通のシャワーなんて浴びせたら、滝行する様なものだろうしなぁ。
まぁコレットさんも居るんだし、そっちに任せてお手伝いするってのが現実的な所かな?
いや、このゲームの従者さん達ってなんというか、現実的とかいう言葉は蹴り飛ばしてどこかに捨ててる気もするけどさ。
うん、気にしてもお手伝いは出来ないというか多分させてもらえないし、さっさと浴びよう。
早いとこ済ませないと、下手したらカトリーヌさんに絡まれる羽目になるぞ。




