1194:懸念材料に気付こう。
「まぁそれは良いとして、こちらの用件は終わったぞ」
「あ、はい」
いや、それは良いんだけどラキと駆け回りながら言われても、微妙に反応に困るんですけど。
あ、ぐるっと回ってアヤメさん達の所に戻った。
「それじゃ、元通り大きくすれば良いですね?」
「あー、それなんだけどさ」
「ん?」
あれ、なんかアヤメさんからストップがかかった。
何か問題が有るんだろうか。
「よく考えたら体に浸透してるのって、抜くのもだけど大きさを変えるのも大丈夫なのか?」
「あー…… どうなんだろ」
そう言われてみれば確かに。
多分大丈夫だとは思うんだけど、このゲームの【妖精】の仕様って悪い方にばかり転ぶからなぁ。
「まぁ言っといてなんだけど、大丈夫だとは思う…… けど気になってな」
「うーん…… 用心した方が良いのかなぁ」
やってみてダメだった時のリスクがなぁ。
デスペナのステータス減少の方は夜だから良いとしても、経験値が減っちゃうって問題が有るんだよね。
「ふむ。ならば今日はこのままでも良いのではないか?」
「危なく……はないか」
ないですかって言おうと思ったけど聞くまでもなかった。
移動もこの中なら特に問題は無いし、むしろ良く伸びる分小さい方が安全な可能性まで有るか。




