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1189:装着してみよう。
「よし」
お、出来たのかな?
それじゃ、指を抜くとしよ…… なんか舌が巻き付いて来た。
「えーっと……? あ、なるほど」
まだやってーって事かと思ったら、巻き付けた舌と唇でべとべとになった指をぬぐってくれたらしい。
「ん? あぁ、ありがとう」
しっぽの先で置いてあった布を拾ってきてくれたので、受け取って残った分を拭いておこう。
ん、呼び方はしっぽで良いのか? まぁ何でも良いか。
「どうだ?」
あ、やってる間にラキとコレットさんが帰ってきてる。
「うむ。装着用の糸は自分で出せるだろう? そこを通して留めると良いぞ」
あぁ、台形の左右の辺にいくつか穴が作られてるな。
片手でやるのはちょっと難しそうだけど、まぁラキなら大丈夫だろう。
あ、大丈夫だった。
というか見えなかった。
やったーって感じで両手を上げて、お尻をふりふり踊るラキ。
うん、良かったね。
「うむ、喜んでくれると嬉しいぞ。ついでと言っては何だが、右手の方に魔力を流してみるが良い」
「ん、何か仕込んだんですか?」
「せっかくなので魔法陣を組み込んでみた」
……相変わらず凄いというか何というか。
なんであの手順でそんなものが組めるんだよ。




