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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1183/3916

1183:対応しようとしてみよう。

 お、懲りずにというかもう一度体感しに向かって行った。


 でも一応、出来るなら捕まえようとはしてるっぽいな。

 コレットさんが手を出してきたら慌てて引っ込めてるし。



 あ、捕まった…… けど今度は即座に吹っ飛びはしてないな。

 ラキが脚に力を入れて固まってるっぽいし、耐えられてるのかな?


 ……おおぅ。

 さっきの倍近い勢いで後ろにすっ飛んで行った。

 相手の力を利用してるっぽいって話だし、力んだのが逆効果だったのかもしれないな。


 まだまだーまけないぞーみたいなノリで走って戻り、今度は触られた瞬間に脱力してみる事にしたらしい。

 うん、まぁ吹っ飛ばされてはいないんだけど、そこからどうするつもりなんだろう。



 ……ん?


 なんかラキが不思議そうな顔から焦った感じになってきてる。

 微妙に脚が動いてるけど、どうしたんだろうか。


「あれは?」


「いや、私に聞かれてもそんな詳しくないぞ? まぁ多分脚に力が入らなくされてるか、動こうとする度に細かく崩されてるんじゃないか」


 あー、立ち上がろうとして阻止され続けてるのか。

 そりゃ「あれっ?」て顔にもなるわな。



 お、急にしゃきっと立ち上がった。


 ……いや、あれ立たされただけだな。

 立った本人がびっくりした顔してるし。


 あ、また後ろに吹っ飛んだ。

 なんだろう、動ける様になったから動こうとしたって瞬間を狙われたのかな?




 おや?

 なんか再度突撃していったラキに対して、コレットさんが片手を上げて待ったをかけた。


「左手を出していただいて…… はい。では、右手で同じ様に私の……」


 ……よく聞こえないけど、なんか伝授しようとしてない?

 ただでさえ同じサイズだとおかしな強さしてるのに、これ以上鍛えちゃうつもりなのか、コレットさん。



「なんか始まったけど次から大丈夫?」


「……まぁ元々勝ち目は無い訳で、そういう意味では大差無いけどさ……」


 ……確かに。


 まぁもしかしたらラキ経由でコレットさんのスキルを伝えてもらえるかもしれないし、ポジティブに捉えていこう。

 いや、そもそもこっちにしてみれば配下の子が強化されるんだから、元々プラスでしかないんだけどね。



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