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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1013/3916

1013:障害を排除しよう。

 ハイテンションな二人と別れて進んでいると、何やらちょいちょいパネルを開いて確認してる人を遠目に見かける様になった。


 ……情報の伝達が速すぎやしないだろうか。

 いや、良い事では有るんだろうけど、なんかちょっと怖いぞ?



 まぁ見かけた人数の分だけ説明の手間が省けてると考えると、あのお姉さんの行動が正解だったんだなって事が解るな。

 別に言うのが嫌って事はないけど、やっぱ回数が増えてくると疲れるだろうしね。




「おう、こいつらに気を遣うのは良いんだがな。それ以上隠れたまま近づくんじゃねぇぞ?」


「はい?」


 なんかジョージさんが唐突に警告を発し始めた。


「自分の目で見てみたいけどこっちの邪魔になるのはなーって連中が、こっそり寄ってきてるんだよ」


「あー」


 何となく察せはしたけど、アヤメさんの言葉で納得だ。

 別に邪険にはしないから、普通に一緒に歩けば良いのに。


 っていうかアヤメさんは気付けるんだな。


 いや、当たり前か。

 パーティー内の役割、前衛で壁になる他に偵察とか索敵とかやる人なんだし。



「ほれ、そこの奴。素直に出てくるか引っ込むかしやがれ」


 ん、前の方に向かって言ってるのかな。

 まぁ向こうがじっとしてても、こっちが近づいていったら同じ事か。


 あ、隠密のお姉さんがふわっと現れた。


 ……あー、あそこに居たのか。

 猫の女の子がぬわーって言いながら物陰から引きずり出されてる。



「あんな見られたら、逆に出辛いっすよー!」


「すまんな」


 アリア様が引きずられていく女の子に向かって、苦笑しながら謝ってる。

 まぁ仕方ない。


 いくら目的が違ったとしても、王女様に隠れて接近しちゃダメだよね。

 一応というかなんというか、そういう事をされたらジョージさん達は排除しないといけないもんね。


 まぁいくら近づいたとしても、あの二人の守りは突破出来ないと思うけど。



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