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【※注閲】セルフ校閲――拒絶されたバッドエンド
『分岐した三つの世界線の内、一つは完全に消滅したようだ。
外の人間が、異世界物語に関与しすぎた影響だろう。
二つ目の世界線はリリアーヌ。そして、最後はシルヴァーナが攻略する』
ロウィンが、状況を説明する。
「ねぇ、ママの覚醒が遅い理由は?」
私は、魂の姿で腕を組む。
ロウィンの反応は鈍い。
『リリアーヌは、夢を『セルフ校閲』しているようだ。
……受け入れられないのだろう』
深い溜息が、時空を震わせる。
『カイルを人質にとられ、全滅した現実。
記憶を失い、時空転生を繰り返している……。
リチャードさんとアーリエルは完全覚醒したけれど、ユイナは――』
ロウィンが続けた。
「今のままの方がいい。覚醒ユイナは凶暴すぎる。
リチャードさんですら、絶対的な忠誠を誓っているから」
残された世界で、リリアーヌの「覚醒」は、同時に最悪の「暴走」を招きかねない。
消滅した世界線を横目に、私は『母の救済』というプロットを模索し続けるしかなかった。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
ステラリア改革の裏側で、切迫した話が繰り広げられていました。
コレットは、残酷な運命のプロットをどう書き換えるのでしょうか。




