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数年経ったゴブリンの森

コボルトが消えてから数年、その間に色々なことをした。


まず、森の中に図書館を建てた。

魔王軍の力を使い、各地から魔導書を集めて保管した。

集めた魔導書には魔法をかけ、状態を維持できる様にした。


その次にメイジゴブリンの修行。

集めた魔導書を読み、レベルを上げをして魔法を習得していった。

たくさんの魔法を習得した影響か、メイジゴブリンはユニークモンスターとなり、名前が与えられた。名前はメイジ。メイジゴブリンのメイジから取った。


補足だがレベル上げによって現在のレベルは52。このレベルは、この地域周辺の管理を任されていたゾークと同じぐらいだ。


任されていたと過去形になっているのは、魔王軍の幹部数名が勇者達に倒された影響で、魔王軍の本部の空いた戦力を埋めるため本部へと招集されたのだ。


空いた管理者の地位には、この地域でゾークに次ぐ強さを持っていたメイジが選ばれたのだった。


これがここ数年の話。


今は地域の管理とゴブリンの育成に力を割いている。

地域の管理は大体今まで通りだ。


ゴブリンの育成は、メイジゴブリンを生み出す事に尽力している。

まず文字を教えて本を読める様にした。文字が読めるようになれば書物が読めるからだ。読める様になったら、読んで勉強してわからないことは聞くだけでいい。


そして文字が読めて魔法が使える様になったメイジゴブリンは、教育者となりゴブリンをメイジゴブリンに進化できる様にサポートをする。

という構造になったのだ。


メイジが直接教えていたのは最初のメイジゴブリンだけで、あとは優秀なメイジゴブリンに魔法を教えるだけだった。


そしたら当然時間が空くわけで、空いた時間は魔法の練習や、魔法の開発に時間を使った。


練習は繰り返し魔法を使うことで魔法の精度、威力を上げる。


開発は……開発については置いておき、この世界の魔法の仕組みを説明しよう。


この世界の魔法は、魔力の流しかたによって違いが出る。プラスの魔力か、それともマイナスの魔力かだ。そしてそれを合わせるか合わせないか。どれだけの量を使うかで。結果が変わる。


俺、魔導書はそれをサポートするための道具ということだ。


魔法の開発とは、魔力の流しかたを変えて新たな魔法を見つける作業だ。

見つけたらスキルポイントを使ってその魔法を取得する。

そうすることで次回からスムーズにそして簡単に使うことができる様になるのだ。

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