第1話 星間移民船アマテラス
9月8日、1話目に大幅な加筆修正を行いました。
地球は、まだ死んではいなかった。
海は残っている。森もある。晴れた日には空も青い。
都市では人々が働き、学校には子供たちが通い、夜になれば無数の灯りがともる。
そして人類には、地球を修復する技術もあった。
大気を浄化する。海を調整する。荒れた土壌を再生する。失われた生態系を、残された遺伝情報から組み直す。
かつてなら奇跡と呼ばれたことを、人類は技術として実行できるようになっていた。
それでも、地球は直らなかった。
一つを直せば、別の何かが動く。
大気を変えれば海が変わり、海を変えれば微生物が変わる。そこへ手を入れれば食物連鎖が揺らぎ、気候へ跳ね返る。
温暖化、海洋酸性化、生物多様性の崩壊、永久凍土から放出されるガス、化学汚染。そこへ過去に投入された人工微生物や、制御を離れた産業用ナノマシンまで加わっている。
どこまで戻せば「元の地球」なのか。
その答えさえ、もはや誰にも分からなかった。
問題は、人類に地球を変える力がないことではない。
変える力がありすぎた。
ならば、地球そのものをテラフォーミングしてしまえばいい。
それも一つの答えだった。
世界各地では、地球環境そのものを長い時間をかけて再構築する計画が進められていた。成功する保証はない。それでも人類は、地球を取り戻すことを諦めてはいなかった。
日本は、それとは別の道も選んだ。
地球再生を続けながら、人類の生存圏を太陽系の外にも作る。
一つの惑星だけに、人類の未来すべてを預けない。
日本が立ち上げ、各国の研究機関や企業も参加した恒星間移住計画。
――アマテラス計画。
◇
「……何度見ても、でかいな」
乗員輸送船の窓いっぱいに、巨大な船体が広がっていた。
天城蓮は座席から少し身を乗り出した。
星間移民船。
全長四・八キロメートル。
輸送船が近づくにつれ、その全体像は逆に見えなくなっていく。
窓の外をゆっくりと流れていくのは、もはや宇宙船というより巨大建造物の外壁だった。
同じ便に乗った乗員たちも、あちこちの窓からアマテラスを眺めている。
十二万一千六百八十四人を乗せ、およそ四十光年先の恒星系を目指す船。
人間だけを運ぶわけではない。
到着した場所で、もう一度文明を始めるための船だ。
生産設備。地球生物の遺伝情報。種子。微生物。科学や歴史をはじめとする膨大な記録。
そして、人類がそのままでは生きられない惑星を作り変えるための環境改変システム。
「これ、本当に飛ばすんだよな……」
『アマテラスはすでに航行可能な状態にあります』
「そういう意味じゃない」
耳元から返ってきたのは、アマテラス統合管理システム、イザナミの声だった。
蓮は二十七歳。
アマテラスの推進部門に所属する技師である。
専門は重力推進。
原理だけなら単純だった。
船の前に重力場を作る。
そこへ落ちる。
落ちる先を、さらに前へ動かす。
アマテラスは前方に作り続ける重力場へ落下することで加速する。
もちろん、簡単なのは説明だけだ。
四・八キロの船体を壊さず、十二万人を潰さず、船内の重力まで維持したまま恒星間航行をする。
その面倒な部分が、蓮の専門だった。
『アマテラスへの接舷まで二十三分です』
「分かってる」
『天城技師の個人データについても転送を完了しています』
「そっちも終わった?」
『はい。ただし、個人アーカイブは同職種の乗員と比較して大容量です』
蓮の視線が窓から外れた。
「仕事の資料だよ」
『映像作品、電子書籍、ゲーム関連データが八十七・四パーセントです』
「文化資料とも言う」
『そうですか』
「その返事やめろよ」
『了解しました』
「それもなんか腹立つな」
窓の向こうでアマテラスがさらに大きくなる。
もうすぐ長い眠りにつく。
炭素固定型長期休眠。
肉体を維持したまま代謝をほぼ停止させ、長い航行時間を越える。
眠っている本人にとっては、一瞬だ。
やがて小さな振動が座席へ伝わった。
『接舷を確認しました』
乗員たちが立ち上がる。
蓮も荷物を持ち、列に加わった。
連絡通路へ入る直前、もう一度だけ窓の外を見る。
アマテラスの巨大な船体。その向こうに、地球が浮かんでいた。
青い。
あれだけ問題だらけだというのに、ここから見ると呆れるほど綺麗だった。
「じゃあな」
誰に聞かせるでもなく呟いて、蓮はアマテラスへ渡った。
◇
目を開けたとき、警報が鳴っていた。
「――っ!」
肺へ空気が流れ込む。
全身が重い。
目の前がぼやけ、天井が二重に見えた。
『覚醒処置を継続しています。急激な運動を避けてください』
「……イザナミ?」
『はい』
「着いた?」
『いいえ』
「じゃあ、なんで起こした」
『緊急事態です』
眠気が吹き飛んだ。
「何が起きた」
目の前にアマテラスの船体図が浮かんだ。
いくつもの区画が赤く表示されている。
『推進系に重大な障害が発生しています』
「原因は?」
『人為的な破壊です』
「……は?」
『推進区画内に予定外覚醒者四名を確認しています』
「起きてる人間がいるの?」
『はい』
「作業員?」
『いいえ。四名とも武装しています』
蓮は身体を起こした。
眩暈がして、片手を寝台につく。
「なんで船の中に武装した奴がいるんだよ」
『保安区画から武器を奪取したものと推定します』
「そっちじゃなくて」
四人の情報が表示された。
その横に、一つの名称があった。
人類贖罪教会。
「……人類贖罪教会」
名前くらいは知っていた。
「潜り込んでたのか」
『その可能性が高いと判断します』
「今、何年?」
『出航から百八十三年四か月十二日が経過しています』
「…………」
「百八十三年?」
『はい』
「俺、昨日寝たんだけど」
『天城技師の主観時間では、その認識で大きな齟齬はありません』
「そういう話じゃない」
蓮は顔を擦った。
「推進系を見せて」
表示が切り替わる。
蓮の顔から眠気が消えた。
「減速系をやられてるじゃん」
『はい』
「船首場は?」
『維持されています』
「後方制御は?」
『一部機能停止』
「……まずいな」
加速した船は、どこかで減速しなければならない。
目的地を通り過ぎたくなければ。
「起きてる推進技師は?」
『天城蓮のみです』
「主任は?」
『死亡しています』
蓮が顔を上げた。
「第二主任」
『死亡』
「船長は?」
『死亡しています』
「副船長」
『死亡』
さっきまでの調子が消えた。
「……何があった?」
『複数区画で破壊工作が行われました』
蓮はしばらく何も言わなかった。
「保安は?」
『保安ドローン二機が推進区画へ向かっています』
「俺も行く」
『覚醒処置直後です。推奨しません』
「でも、推進系が壊れてる」
『保安ドローンによる制圧を優先します』
「制圧したあと、結局俺が見るんだろ?」
『はい』
「だったら行く」
壁面収納から作業用外骨格がせり出した。
蓮は腕を通した。
「推進区画の保守ナノマシン、俺の端末につないで」
『接続しました。天城技師の保守権限を確認』
「よし」
脚を踏み出す。
外骨格が覚醒直後の身体を支えた。
「行こう」
◇
推進区画へ続く通路は、半分ほど照明が落ちていた。
赤い非常灯の下を、二つの球体が音もなく進んでいく。
保安ドローンだ。
蓮はその後ろを追っていた。
「……速くない?」
『標準移動速度です』
「俺、起きて一時間も経ってないんだけど」
『四十七分です』
「もっと悪いわ」
二つの球体が角を曲がった。
「待て待て。俺を置いて――」
銃声。
蓮は固まった。
続けてもう一発。
「うわっ!」
反射的に壁へ身を寄せる。
保安ドローンの装甲に弾丸が当たり、甲高い音を立てて跳ねた。
「本当に撃ってきやがった!」
ドローンが滑るように横へ動いた。
球体の一部が開く。
白い塊が飛んだ。
「な――!」
男の腕と胸に命中したそれが一気に膨らみ、その身体を壁へ押しつけた。
銃が床に落ちる。
球体から二本のアームが伸びた。片方が銃を回収する。
『一名を拘束しました』
「……すごいな、お前ら」
二機はもう先へ進んでいた。
「待てって! 俺を置いていくな!」
蓮は慌てて追いかけた。
途中で足が止まる。
壁の制御盤が壊されていた。
外装を適当に壊したわけではない。
内部を開け、狙って破壊している。
「……こいつら、ちゃんと勉強してきてるぞ」
『同様の破壊を複数箇所で確認しています』
「嫌な努力だな」
損傷箇所を確認する。
「ここは後回しでいい。主系統は生きてる」
通路の奥から銃声が響いた。
二発。
三発。
やがて静かになる。
『二名目を拘束しました』
「俺いらなくない?」
『推進設備の状態確認が必要です』
「そうでした」
また銃声が響いた。
今度は一発だけ。
少しして、
『三名目を拘束しました』
「早いな……」
蓮は外骨格に助けられながら二機を追った。
推進制御室が近い。
そこに、最後の一人がいた。
男は逃げようともせず、蓮たちを見ていた。
右手に何かを握っている。
それが何なのか、蓮には分からなかった。
「ほかの三人は捕まった。もう終わりだ」
「構わない」
「……構わない?」
「我々は、ここで死ぬ覚悟をしている」
蓮は男の右手へ視線を落とした。
「おい。何持ってる」
男は答えなかった。
二機の保安ドローンが蓮の前で静止している。
「死ぬ必要なんてないだろ」
「地球を捨てる者に、逃げる資格はない」
「地球を捨てたわけじゃない」
「同じことだ」
「地球の再生計画は続いてる」
「ならば残ればよかった」
「だからって十二万人を殺すのか?」
「人類は地球を壊した」
男の声は静かだった。
「それでも足りず、今度は別の星へ行く。そこで空を変え、海を変え、生き物まで作り変える」
「それがテラフォーミングだ」
「だから罪だと言っている」
「そのために十二万人を巻き添えにするのか」
「逃亡を止めるためだ」
「それを殺すって言うんだよ」
男は蓮を見た。
「罪は距離によって赦されない」
『地球方向への指向性通信を検出』
「通信?」
『送信はすでに完了しています』
蓮は男を見る。
「……何を送った?」
男は答えない。
「イザナミ、内容は?」
『暗号化されています。解析を開始します』
「何を送ったんだ!」
男がわずかに笑った。
「お前たちは逃げられない」
『爆発物の起動を検知』
「え――」
白い拘束材が男へ向かって飛んだ。
その直後だった。
白い光が視界を埋めた。
◇
音が聞こえない。
冷たい。
それだけが分かった。
『天城技師』
イザナミの声が遠い。
『意識を維持してください』
「……イザ……ナミ……」
『はい』
息を吸おうとした。
吸えなかった。
右目が見えない。
左目だけが、ぼんやりと赤い非常灯を捉えた。
身体を起こそうとする。
動かない。
右腕に力を入れる。
何も起きなかった。
視線を向ける。
あるべき場所に、あるべき形で腕がなかった。
蓮は目を逸らした。
「……船……」
『主要重力場発生器は維持されています』
「……よかっ……」
声にならなかった。
『天城技師』
イザナミの声が遠ざかる。
『心停止を確認』
『蘇生処置を開始します』
そこで、何も分からなくなった。
◇
握る。
開く。
もう一度、握る。
「……すげえな」
右手は動いた。
五本の指もある。
触れば感覚もあった。
『運動機能に異常は確認されていません』
「これ、本当に俺の腕?」
『再建された天城蓮の右上肢です』
「どのくらい無くなってた?」
『詳細を説明しますか?』
蓮は少し考えた。
「やっぱいい」
『賢明です』
「そこまで?」
『回答しますか?』
「しなくていいって」
蓮は右手をもう一度握った。
「何日?」
『四日と十一時間です』
「……四日でこれ?」
『はい』
「医療班に礼言わないとな」
『医療班は休眠中です。緊急医療システムが処置しました』
「じゃあ誰に礼言えばいい?」
『必要ありません』
「お前に言っとくよ。ありがと」
『どういたしまして』
蓮は寝台から起き上がった。
「……やつらは?」
『三名は生存しています。治療後、隔離区画へ収容しました。爆発地点にいた一名は死亡しました』
「……そうか」
蓮は再建された右手を見た。
指を握り、開いた。
「あいつら、どうする?」
『司法手続きが必要です』
「俺が裁くの?」
『いいえ。最高管理権限と司法権限は同一ではありません』
「……最高管理権限?」
「ちょっと待って。俺、そんな権限持ってないだろ」
『現在は保有しています』
「現在は?」
空中に名前が並んだ。
船長――死亡。
副船長――死亡。
推進主任――死亡。
さらに上位管理者の名前が続く。
死亡。
覚醒不能。
死亡。
覚醒不能。
蓮は黙って表示を見ていた。
『緊急時管理権限継承規定が適用されました』
「まさか」
『現時点で安全に覚醒可能な乗員のうち、最上位の緊急管理資格者は天城蓮です』
「俺、二十七だぞ?」
『年齢は継承条件に含まれていません』
「推進屋だぞ?」
『職種も拒否条件に含まれていません』
「十二万人だぞ?」
『出航時乗員数は十二万一千六百八十四名です』
「そこ訂正する必要ある?」
『正確性を優先しました』
蓮は両手で顔を覆った。
「拒否したら?」
『次順位の緊急管理資格者を覚醒させます』
「誰?」
名前が表示された。
農業生態系管理技師。
「……その次」
医療設備技師。
「その次」
居住環境管理技師。
「もういい」
蓮は天井を見上げた。
「分かった。俺がやる」
『確認しました』
短い電子音が鳴った。
『アマテラス最高管理権限を天城蓮へ継承します』
「人生で一番嬉しくない昇進だな……」
◇
二十七日後。
「終わった……」
蓮は制御席へ沈み込んだ。
『減速用重力場発生系、正常』
「もう一回」
『正常です』
「冗長系」
『正常』
「後方制御」
『正常』
蓮は両手で顔を擦った。
「もう重力場発生器見たくない」
『専門分野の変更を希望しますか?』
「そういう意味じゃない」
修理は終わった。
だが、問題は残っていた。
アマテラスは破壊工作の間も宇宙空間を進み続けていた。
本来の目的地へ安全に進入するための減速開始地点を、すでに通過している。
戻れないわけではない。
反転し、再加速し、長い航行をやり直せばいい。
だが、その分だけ資源を消費する。船も休眠設備も、さらに長く使わなければならない。
「別の候補は?」
『一件あります』
星図が開いた。
現在の進行方向から大きく外れていない恒星が示される。
その周囲を回る惑星。
「重力〇・九八……水もある。大気もあるじゃん」
『酸素濃度が人類の恒常的居住には不足しています』
「ああ、惜しい」
「環境改変したら?」
『予測期間、六百年から千二百年』
「長いなあ……」
『惑星規模の環境改変としては短期間です』
「俺からすると長いの」
本来の目的地へ戻る場合。
新しい惑星へ向かう場合。
条件を変えながら何度も計算を繰り返した。
資源消費。
船体への負担。
休眠設備の維持。
到達可能性。
数字は何度やっても、新しい惑星を示した。
「……誰か起こして相談できない?」
『可能です』
「じゃあ起こして」
『誰を指定しますか?』
「……」
蓮は乗員名簿を開いた。
指が止まる。
誰を起こす。
誰なら正しい答えを持っている。
そんな人間がいるのだろうか。
「最終決定は?」
『最高管理者である天城蓮に帰属します』
「……だよな」
名簿を閉じた。
「生存確率、もう一度」
数字が出た。
蓮はしばらくそれを見た。
「……分かった」
身体を起こす。
「航路を変更する」
『確認します。新たな候補惑星をアマテラスの目的地に設定しますか?』
「設定する」
『最高管理者権限を確認しました』
星図上の航路が変わった。
船首前方の重力場が、ゆっくりと位置を変えていく。
アマテラスは、そこへ落ちる。
落下する先が変われば、進む方向も変わる。
『新航路へ移行します』
「環境改変は?」
『詳細調査後、居住条件を満たさない場合は自動的に開始できます』
「それも承認がいる?」
『はい』
「じゃあ、やっといて」
『惑星環境改変システムの自動展開を承認しますか?』
「承認する」
『確認しました』
蓮は椅子の背にもたれた。
「今度はちゃんと着いてくれよ」
『努力します』
「お前が言うと不安になるな」
◇
航行が安定すると、蓮も再び休眠へ戻ることになった。
「次は着いてから起こして」
『保証できません』
「そこは『はい』でいいだろ」
『不確実な事項を保証することはできません』
「真面目だなあ」
休眠槽へ入ろうとしたところで、イザナミが声をかけた。
『最高管理者への権限移行に伴うデータ保全処理が完了しました』
「何それ」
『最高管理者の個人所有データについても、優先保存領域への移行を完了しています』
「俺のデータ?」
『はい』
「見せて」
一覧が開いた。
重力推進関係の論文。
設計資料。
研究記録。
その下。
アニメ。
漫画。
ゲーム。
映画。
小説。
設定資料。
攻略データ。
「……なんでこんなの優先保存してんの?」
『最高管理者である天城蓮が所有する資料だからです』
「いや、ゲームだぞ」
『確認しています』
「こっちはアニメ」
『はい』
「そこは内容を見て判断しろよ」
『資料の内容による優先ではありません。最高管理者に属する個人データであるため、保全優先度が自動的に引き上げられています』
「なんだその仕様……」
『人類文化資料として利用可能なデータも多数含まれています』
「それはそうだけどさ」
蓮は容量を確認した。
「……まあ、船全体から見れば大したことないか」
『無視可能な容量です』
「じゃあいいや。好きにして」
『承認を確認しました。最高管理者個人アーカイブを最重要保全資料として登録します』
「最重要って言い方やめない?」
『登録済みです』
「早いって」
蓮は苦笑しながら休眠槽へ横たわった。
透明なカバーが閉じていく。
「イザナミ」
『はい』
「次に起きたとき、人が住める星になってるといいな」
『最善を尽くします』
「頼んだ」
『おやすみなさい、天城蓮』
「おやすみ」
目を閉じた。
意識が遠ざかっていく。
やがて休眠槽の表示が安定した。
静まり返ったアマテラスの中で、システムだけが動き続ける。
新規航路――確定。
惑星環境改変――到着後自動展開承認。
最高管理者個人アーカイブ――保全優先度・最重要。
航路変更承認――
AMAGI-REN
星間移民船アマテラスは進路を変えた。
船首に作り出した重力場へ、十二万を超える人間を乗せたまま、静かに落ち続けていた。
AI生成の設定イラスト
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