08.いかれたメンツ
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
半魔ちゃんは実に美味しそうにパンを食た。
「ごちそうさまでした、悪魔様」
「どういたしまして。あと悪魔じゃあないですよ」
半魔ちゃんはどうやら、僕が悪魔だと思ってるらしい。
人間です。よね?
「申し遅れました。ワタシは【リコ】と申します」
おお、そういえば半魔ちゃんの名前聞いてなかったな。
「僕は佐久平啓介。こちらは神坂愛さん」
「ミサカ……アイ!? あの!?」
どの……?
「えへへ~♡ わたし有名人なのかな~?」
アイさんがほにゃほにゃ笑ってる。かわいい。
「はい、大昔に魔の者を切って切って切りまくった、史上最悪の【神眼の大悪魔】だと」
「しんがんの……だいあくま……」
僕と同じで、アイさんにもあだ名がついていたようだ。
「えー! 大悪魔なんてひっどーい! わたしは大勇者ですっ!」
「まあ、敵側からすれば、アイちゃん悪魔って思われてもしかたないよね……」
アイさん強いしね。
「そして、そこの赤子は……?」
今赤ちゃん状態の彼女を指さし、リコちゃんが首をかしげる。
「ヒキニートさんです」
「うぉい! ぼくにも名前あるだろうがっ!」
「名前……ありました?」
「あるよ! ヘルメス・洗馬だよ!」
ええっ!? とリコちゃんが驚愕する。
「ヘルメス・洗馬……あの!」
どの?
「ま、ぼくもアイちゃんと一緒に活躍してたからね。主に人助けしていたし……」
「窓の大悪魔!」
「ぼくも悪魔なのかい!?」
まあアイさんとタッグくんで活動していたって聞くし。
アイさんが大悪魔なら、ヒキニートさんも悪魔扱いされてもしかたなかろう。
「そしてこの子犬ちゃんは……?」
『ふふふ、我こそは七大魔王が一人……! 高慢の魔王スペルヴィア!』
リコちゃんがアワ吹いて、倒れてしまった。あれぇ!?
「ど、どうしたんだろう?」
「ぶくぶく……悪魔3匹に、大魔王1匹……恐ろしい……バケモノパーティ……がく……」
うーむ、どうやらリコちゃん僕らが怖いみたいだった。
「こんな愉快なパーティなのにね」
「ねー」
『そうじゃのう』
「このヤバいメンツと同類にされてるのぼく……?」
【★☆読者の皆様へ 大切なお知らせです☆★】
新作の短編投稿しました!
タイトルは、
『無能令嬢、【極東の悪魔】のもとに身代わりで嫁ぐ~「妹の代わりに死んでくれ」と親から言われたので、家から出て行くことにしました。でも嫁ぎ先の人たちは皆いい人たちで幸せです』
広告下↓にもリンクを用意してありますので、ぜひぜひ読んでみてください!
リンクから飛べない場合は、以下のアドレスをコピーしてください。
https://ncode.syosetu.com/n9448jt/