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戦国野望  作者: 丸に九枚笹
第四章
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第四章 62話 婚姻政策とそのために

1553年10月20日


その日俺は父上の屋敷に呼ばれた。


歩いてすぐだ。最近使っている源五郎だけを連れて歩いてきた。


父上の部屋まで通してもらった。


信輝「失礼します。」


信秀「武衛か、こっちだ。入れ。」


隣の少し大きい部屋から声がした。


そちらに行き部屋に入る。


信秀「おう、よくきた。」


広心「久しぶりじゃの。」


信輝「祖父様!お久しぶりです。ご壮健そうで!」


広心「武衛も元気そうじゃ。見違えたの。」


信秀「では始めましょう。」


何か重要な話が始まりそうな感じだ。


信秀「我ら大峰は、十年で地方の小豪族から、信濃のほとんど、上野のほとんどを支配するまでに拡大した。人も集まり、城下町も大きくなり、このような大きな城も建てた。そしてこれからまだ大きくなるだろう。」


信輝「はい。」


信秀「武田や北条と結ぶことになったとはいえ、周りに敵はたくさんいる。武田と北条とだってゆくゆくはどうなるかわからん。」


誰かを養子にするとか婚姻を結ぶとかかな?長尾?上州の誰か?次は西か?誰だろ?


広心「ここで固めるのは中じゃ。」


信輝「中?」


信秀「武衛、お主のお陰で当家には優秀な人材が増えた。そこで、わしの妹たちやお主の姉妹たちと家臣たちとの婚姻を進める。わしと広心様でほとんど決めたが、お主の意見ももしあれば聞こうと思ってな。」


なるほど。外じゃなくてこのタイミングで中か。さすがです。

そして話を聞くと、


加藤正左衛門清忠27歳に、父上の妹、糸殿19歳

山県三郎兵衛昌景24歳に、父上の妹、浪殿18歳

細川兵部大輔藤孝19歳に、俺の姉、菊19歳

室賀備前守輝賢17歳に、俺の姉、澄18歳

真田左衛門尉信綱16歳に、俺の姉、霞17歳

中野大蔵少輔忠頼16歳に、俺の姉、麻16歳

山下肥後守輝和14歳に、俺の妹、紬8歳

中村陸奥守輝憲14歳に、俺の妹、柚7歳

前田又左衛門利家14歳に、俺の妹、松6歳


ちなみに 須田長門守満親27歳に、父上の妹、幸26歳 既に子がいる

ちなみに 上泉伊豆守秀胤23歳に、俺の姉、国20歳 既に子がいる

ちなみに 武田義信殿15歳に、俺の姉、潤15歳


元からの譜代一門もいるけど、すごいな。一気に一門が増えた感じ。

他の者たちは既に妻がいるので、今できる最善の結果だろう。


そして自然と加藤清正、細川忠興も我が一族となることが決まった。


すごい!

だから俺にも子をたくさん作らないとダメだって言ってたのか。

とても納得した。さっそく頑張ろう。できることから。



特に何も言うことがなかったので、父からこれを発表することが決まり、その日はそれで屋敷に戻った。




屋敷に戻ってきた。

自分の部屋に戻ろうとしたら、南の大部屋から声がしたので入ってみた。


兵部と、六人の妻がいた。

皆俺の方を見て俺が何か言うのを待つ。


兵部は俺の義兄となることになった。まだ言えないけど。


そして、

詩はまだ8歳。まだだね。見もまだ8歳。まだだね。佳は13歳。この時代ならもう子供産んでるのだろうけどまだだ。春は16歳。愛は15歳。直も16歳。



いや、いきなりそんなんは無理だわ。

徐々にね。



何も言わずに、部屋を出た。

皆不思議がっていた。



隣の南の小部屋の方に入った。


ここは俺の書斎的な感じで使うことにした。

ここと隣の寝室にいるときにすぐに声を掛けられるように、又兵衛と采女の待機部屋としてこの部屋の南側には細工をした。二人はいつでも入ってこれる。そして八畳の部屋を使ってもらえるようにしたのだ。

この部屋と寝室の壁は襖にして行き来出来るようにしてある。



先程の話で、とりあえず、家臣たちの結束は高まるだろう。


上州には今、専属兵たちと、土木工事の兵たちが行っている。

かなり時間が掛かるだろうが、工事が終われば石高も今の倍くらいにはなるか。上州の城も整備して、誰かを城主にしなきゃな。


そのためにも一族を増やしたのかな?


やることはたくさんあるな。


何からすべきか。



そういえば、堺で考えた、ガラス、望遠鏡、チーズ、バター、小麦粉、パン、シチューの固形ルー、石鹸を作ってみようかな。


いや、そういえばまだ帰ってきてから。浅川園に行ってないな。それにまだ城の北側に行ってない。


行ってみよう!


誰を連れていくか。近臣衆と小姓衆と。

兵部も近臣衆に入れるか。左近と新次郎と孫一と源左衛門も入れるか。その辺は今どこにいるんだっけ?父上に聞くの忘れた。

その四人もこの屋敷に入れてもいいな。

雑賀の二人のために遠距離銃も作りたいな。



よし!まずは大峰城の北側の探検だ!


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