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[完結]転生したら無職で追放されたけど、実はチートだったので、とりあえず、魔王というやつをこの目で確めて来ます  作者: 真柴 零
最強の強者編

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95/134

キャラ解説 ナレーション

**********

**  注意


この作品は原作の続編となりますが、ジャンルを大きく変えた作品の為別作品として投稿しております。このナレーションにはネタバレが含まれていますので、ご注意ください。

原作を読まれている方は飛ばしていただいて構いません。未読者用のキャラ紹介となります。


**********


 ここは、アースガルド王国。海で黒い海パン姿でサーフボードに乗り、海を魔法で操作し、竜巻状の回転する存在しない波を生成し海でサーフィンをしている男。


 俺、空知創夜《そらちそうや》は、あの学校に通うという下らない日々と同級生という互いに、居てもいないような存在を失って、俺に似た性格の奴らと一緒に自由奔放に別次元の世界を旅している。

 元いた世界じゃ、偏差値の高い有名高校に通う《《その他大勢》》の一人。周りはガリ勉ばかりで、俺自体の成績はそれなりに良く。廊下にランクインの上位者として張り出されることはごく当たり前で全員がその名前を目にしていたが、物語を愛する俺は、そこにいないものとして扱われる教室に一つしかない席に座っているような存在だった。……まあ、バス事故で死ぬ瞬間に見た光景が、あんな石造りの異世界だなんて、どのアニメのテンプレだよって苦笑いしたけどな。


 召喚されたアースガルド王国。横には相変わらず鼻持ちならないクラスメイトたち。勇者だ、聖騎士だと持てはやされるアイツらを横目に、俺に下された判定は――【無職】。城を追放された時、俺の中で何かが切れたんだ。でも、森の中で気づいた。俺の『無職』は、無能の証明なんかじゃない。『何者でもないからこそ、その創造力であの物語の最強技を具現化させる』という、正に無職。その技の威力は、イメージした力に値し、イメージ出来ないものはスキルとして発動しない。


 俺が詠唱を好んでいないことが原因かもしれないが詠唱も、MPの枯渇も、スキルの制約もない。俺がこれまで馬鹿にされながら蓄えてきた物語の知識、その『最強のイメージ』こそが、この世界の理を塗り替える最強の武器になった。

 俺を捨てたこの国はどうでもいいが、飛空艇アストラルブレイカー。それに神々に貰ったこの変形する武器。そして、ミーナの悪魔に依頼して加工できる職人を探して貰い、和の国の鍛冶職人に戦利品の鉱石を渡し最強の変形する防具を作って貰った。現状欲しいものは特にない。そもそも俺たちは孤立した本にしか出てこないバベルの塔がそびえたつ謎の島にいきなり墜落させられ、脱出のために渋々塔を上ると頂上にはアポロンが待ち構え、欲しいものは何だと言われた時、その島からの脱出という普通にそんな場所には別にいる必要がないんだ。出してくれ。というそれだけの願いを伝えたが結果的に色々なものを神々から貰った。最も、仲間から貰ったものは何物にも代えることができない。形ではないし神々が与えられるものでもない最もすばらしいものだ。


 今の俺の目的は、もっとシンプルだ。

この理不尽なまでの力で、このアースガルド王国へ滞在している理由はハッキリ言ってないが、夜の静寂に溶け込み、誰にも縛られず、ただ自分の好奇心の赴くままに空を翔ける。

 俺、空知創夜は、この世界の『観測者』であり、同時に『最大のイレギュラー』として生きていくことに決めたんだ。


 海岸でスタイル抜群で胸を揺らす二人。一人は今は髪型が違うが、水着の場合、彼女の中華風ツインお団子ヘアーが可愛く彩られている。

 彼女は、リン。武道家で、隠れ里に暮らしていた本当に強い。気の使い手だ。強く、優しい。アル口調の女の子だ。気の使い方において、右に出るものはいない。彼女の武器はグローブのような神々からもらった武器を装備している。彼女のガントレットは、物理攻撃だけでなく魔法を纏うことができる武器だ。

 そして、一緒にクルンクルンのツインテールに、シルバーの髪。そしてセクシーな水着でリンと一緒に砂浜で息を合わせ武の舞を踊っている少女ミーナだ。お尻にはかわいい悪魔のしっぽが見える。神々からいたずらのように悪魔の書こと、『ソロモンの書』を渡され彼女は悪魔族の女の子だ。リンのことを師匠と称し、紫の稲妻と拳による戦闘と悪魔の書により生成される悪魔の武器や悪魔を召喚できる。


 海岸で、砂浜に埋まるフラッグを見ながらスターティングの準備をする2人。一人は青い髪のポニーテールの少女。ミリィだ。神々から貰った武器は音速の剣だったが、彼女が勇者の地で修行することで神速の剣となり、パーティで彼女より速く動ける者はいない。チートの俺でさえ捉えることができない動きでまさに神速の速度で動くことができる。剣を構えたときはそれ相応の速度で動けるが今はそれを持っていない。彼女の能力は未来予知。それと、彼女の身のこなしは最小で最大の威力を発揮することができる会心の一撃及び回避の達人だ。彼女の未来予知とその速度には今までどれだけ助けられたかわからないくらいだ。

 彼女の横に並ぶライダースーツ風の水色の髪のツインテールの少女頭には猫耳のような黒い髪飾りが見える。彼女はメトロポリスで作られたロボット、フィーリアだ。人間を研究していた博士が作ったらしく彼女の笑顔は人間が無意識に本当にうれしいときにしか出さない笑顔がインプットされている。自身で考えることができる優しい女の子だ。彼女の武器は異次元のメンテナンスルームに置いてあるマギテックゴーレムという腕や武器を遠隔操作できる特殊な科学武器だ。彼女のマギテックゴーレムは戦闘中でも即座に異次元の開発ルームにより分析、アップデートでき、威力の調整や即時対応することができる。倒すことができない神々の門番を物理攻撃でぶち破り門を開けたのも彼女だ。

 海岸でパラソル越しに巨大な胸を揺らしながらセクシーなきわどい水着を身に着けている彼女はセリアだ。グラスを片手にもっている。グラスの縁には、小さな紙の傘と厚切りのパイナップルが添えられ、南国の開放感を演出していた。カクテルピックだ。彼女は魔法使いだ。神々から賢者の杖を受け取った。賢者の杖には過去の冒険者の記憶が埋め込まれており、以前の勝てない敵の時には非常に助かった。創夜は知らないが、彼女は魔法使いでありながら、高速物理アタッカーになることもできる戦闘能力を持っている。彼女の最大の武器は――。

 俺が海で巨大な竜巻の波を爽快に操りながらサーフィンをして雲の上まで登ろうというところで海を操りすぎたせいで竜巻状の上空まで上がった海の水が海岸に押し寄せようとしていた。その竜巻をリンとミーナが息を合わせ海に向かい拳を前に出す。


「えい!」


 二つの拳圧が創夜が乗っている竜巻から漏れた波を海側へと風穴を開けて突風とともに海岸側に押し寄せていた波が海側へと押し戻される。


優雅にビーチベッドに仰向けで寝ていたセリアが指をパチンとはじいた。


「――アストラルコントロール。名付けて、凪よ」


 俺が乗っていた竜巻状の波が突如として消え、静かな波のほとんどない海へと変わる。


「うわ!」


サーフボードごと雲の位置から真っ逆さまに落ちる俺。重力をそのままに静かな凪となった海へと落下していく。


 そんな中。全く気にすることなくスタートダッシュを切ったミリィとフィーリア。お互い譲らない速度で海岸をダッシュし、同時にフラッグへとジャンプする。


ザザザザ――


「くぅぅぅぅぅ! 負けたわ」

「やった! 勝ったわ‼」


 フラッグ戦に勝利して喜ぶミリィ。


上空からサーフボードが海へと落下する。


「くっそっ。仕方ねぇな 」


 俺は海岸を殴って重力を無にしようと海岸へ向かい右拳を振り抜き、空中から海面へと拳圧を叩きつける。


 再びそれを確認したセリアが詠唱をする。


「——物理反射《フィジカル・リフレクト》」


 海側に障壁がはられ、創夜が殴った拳圧は創夜のいる空中へと反射する。もしも海岸を殴っていた場合はそれなりに砂浜側に水の雨が降り注ぐことは間違いなかった。


 次の瞬間。創夜の姿が一瞬で上空から消える。


(——瞬間移動)


 無動作で想像した行きたい位置へと行くことができる彼の物語の技を具現化した能力だ。砂浜を何事もなかったかのように歩き、優雅に座るセリアにしぶしぶ歩いていく。


「おいおい、セリアなんだよあれは。危ないだろ」

「こっちのセリフよ! もう少し静かに遊んでほしいわ」


 再び創夜の姿が一瞬消えサーフボードを持った状態で再び。座りながらあふれる胸を揺らしながら優雅にストローをすするセリアの前に現れる。


 ミリィが創夜に気づき手を振って来た。


「創夜もフラッグ戦やる? フィーリアにも勝ったのよ!」

「はははっ。フィーリアも負けたのか」

「創夜はやめといた方がいいわよ! 瞬間移動したりしてズルするに決まっているわ」

 負けたフィーリアが砂を払い。ミリィを止める。それなりの大きさの二人の胸が揺れる。自然とフィーリアは無意識にグラビア風のポーズをとる。彼女の研究した博士のせいで自然と立ちポーズが、写真撮影の決めポーズになる。


 ツインお団子ヘアーのかわいい黒髪のリンと、クルンクルンのシルバーツインテールのミーナが創夜に駆け寄ってくる。

「それはそうと、創夜。次はどこに行くの? また悪魔に欲しいものとか聞いてあげようか? 戦闘? 武器? それとも何かのアクセサリー?」

「どこかに行くアルか? 海岸で遊ぶのも飽きてきたネ」


「そうだな。そろそろどこかに行こうか」


 創夜達の姿が全員水着から普段の冒険服へと一瞬で変わる。それぞれの神々から貰った武器がそれぞれの装備位置へとしっかりと装備されていた。

その海岸の先には、飛空艇アストラルブレイカーが停泊している。


「よーし。とりあえず船に戻ろう」


 背伸びをしながら、船へと歩みを進める。


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