【第9章】
風の音で目が覚めた。寝ていたのだろうが...そういえばまたま一度も母親に会っていないことに今更ながら気づいたことに...腹立たしさと悲しみなどの『感情』が溢れだしてきた...『ドクッ』『ドクッ』心臓がこだまする。探さないとと、思ったその刹那聴き慣れた声なのか思いなどが頭の中で大爆発を起こした。「うっっっこれがお母さんの思いなのか????」((それとも彼女の膨れ上がった感情なのか????))
(何で自分の息子をおいていってしまったのだろうか???何で?何で?...は!)「起きたかい?」「パーキ先生...と魔法国王さま!!」「私はどうしてここにいるのでしょうか??どうして➖。」『しっ!そこまでじゃ』
「国王様とパーキ先生がもう1人?!」どう言うことなのかその時の私には分からなかったですがこの以前と以後にあったことが息子や世界を巻き込むことになることは知るよしもないと今は強く思える.....。『3時間前...』いつも通りに太陽が笑っている。人や動物は空や宇宙などの星や月...はたまた土や草などの思いも受け止めることができるのが魔法使いなのだと私は思ったことがあったが、今の紛争が起こってからというもの...魔女の私にも事件は起きたのだ。私は未来でも生きつづけているのかはわからない..でもそれでも生きていたい、!!助けて!!死にたくない!!』まだドキドキしていたところにまだ思いが伝わってくるのがわかった。そして周りを見渡すと光っている軌道を見つけてドラゴの手綱をその光の軌道の方向へ舵をきった。そこに母親が...