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渋谷少女A―続編・山倉タクシー  作者: 多谷昇太
第三章 夢の絆

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私は頻尿だ

返事しながらも私は痛み云々よりも何よりもまず尿意をもよおす。これには分けがあって件のストーカーども4人(分けても隣の部屋に引っ越して来た、内2人の方!)による20数年間に及ぶ睡眠妨害(具体的には壁を叩く襖を叩きつける床をドンと鳴らす等のことだ)が引き起こした頻尿症状なのだった。このせいで例え起きていても何かの刺激を受けることでたちまち尿意をもよおしてしまう。この、エルム街のフレディの如き常軌を逸した睡眠妨害の為に、私は膀胱炎のみか不整脈と高血圧までを誘発されて居、其々の薬をず~っと頓服しなければもう生活できなくなっている有り様なのだ。他にもまだある。前述した通り、目と云い、耳と云い、クズストーカーどもの苛みによって発症した数々の身の不具合であった。正直なところ傷の痛み云々よりもこちらの方をこそ病院に訴えたいのだがしかし詮も無いことである。目も耳も既に不治の状態という宣告を他の病院で聞かされているからだ。こういった身の不具合も実にシビアなのだがモア・シビアなことが一つあって、それは〝この睡眠不足のせいで仕事が続かず、為に生活に破綻を来たしている〟ということである。こちらは病院にではなく警察と区役所福祉課に訴えたい(既に訴えた)のだが、しかしこちらも2者から全く相手にされないことは、前に小説冒頭で散々述べた通りである。

 このうからが魔王の使い奴であることは今し方その魔王自身の口から聞いたばかりだ(※尤も現実の魔王は件の不動産金満家である分けです)。だったらもう何をか云わんや。もおう…ただ畜生め!でしかない!


「あ、あの、看護婦さん。私ちょっと小便をして来ます…」そう云って起き上がりベッドから離れようとしたが顔面始め身体のあちこちが痛みウッとばかり動きを止める。

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