フライパンの詳細とトレントの進化
母さんに銀のフライパンをプレゼントすると、母さんは早速色々、付与していた。
「いいね。これ。外で料理する時に使うね。」
「どんな代物だったの?」
マナメタルフライパン
ランク:E+
能力1:洗浄強化
能力2:運上昇
能力3:装備個人登録
「汚れが落ちやすいのと、魔法カバンに入れておけば、運が上がるお守りみたいなものね。」
「いいなあ。私も欲しいかも。」
「あなたは、もういいのもらっているでしょう?」
「レアな装備は何個あってもいいんだもん。」
「まったく…。」
母は、呆れ顔だ。
そして、俺にも向き直る。
「フライパンありがとうね。お礼にあなたの残りの2つを鑑定してあげようか。」
「お願い。」
マナメタルフライパン
ランクF
能力1:砂まき
能力2:装備個人登録
能力3:棒変形
マナメタルフライパン
ランクF+
能力1:サモンマッドゴーレム
能力2:装備個人登録
「…微妙。」
妹に微妙とは言われはしたが、俺の武器。
早速、異空間牧場で、マッドゴーレムを召喚する。
その数、13体でフライパンは灰すら残さず、砕け散った。
マッドゴーレム13体は、俺が召喚したので、テイムも出来ている。
弱そうなマッドゴーレムは、異空間牧場の中で、湿った泥地に移動し、おだやかな雰囲気だ。
元々異空間牧場にいたミニトレントは、特にストレスを感じるわけでもなく、気にも止めない。
どちらもマイペースに自分たちの時間を楽しんでいる。
マッドゴーレムは、かわいいようには見えないが、まあ、いいだろう。
…マッドゴーレムと遊んでいたら、畜産LV7、養殖LV7に上がっていた。
マッドゴーレムは、どういう扱いなんだろうか?
そんな感じで、次の日、いつものように睡眠学習空間で、苦しんでからの最悪な寝起き。
俺は、砂まきのマナメタルフライパンを50cmくらいの棒に変形させて、装備し、野生のマッドゴーレムを倒しに行く。
今日の目的は、フライパン棒の試しと、オーブとマッドゴーレムの泥、2つのドロップ品を手に入れることだ。
フライパン棒はめちゃくちゃに調子がいい。
サクサクとマッドゴーレムを砕ける。
ドロップも順調に集まっていた。
残念なのは、俺の握力の無さである。
30体のマッドゴーレムを倒したところで、限界が来た。
『少しは楽になりました?』
「まあ。昨日の半分くらいの時間で、30体だし…。」
家で、洗濯を済ませるまでで、12時になった。
『農業LV132に上がりました。』
「?」
『どうやら、ミニトレントが進化したようです。』
急ぎ、ミニトレントを見に行くと植木鉢の中にいたミニトレントが、2mくらいの若木のトレントになっていた。
実も1つついている。
トレントは、その実を、器用にとって、俺に渡してくれた。
俺は、しっかりそれを受け取る。
自分の育てているモンスターの成長はとてもうれしいものだ。




