これまでのあらすじ <第四節>
<ダンセ>
「この小説のお読みになっている読者諸君、ご機嫌よう。ワタクシは連盟軍所属、レヴィリオン一の脚本家ダンセと申します。以後お見知り置きを。お気づきになったと思いますが、今までのあらすじは全てこのワタクシによるもの!ようやく正体を語ることができました。これからも物語の語り部としてこの小説を盛り上げていきますぞ!
さて、モリタミ達と別れを告げ森へと戻ってきたシリウス一行はパレ・リブッカー隊に偶然遭遇!”彼”に恨みを持つシリウスは激昂し戦いを挑みますが惨敗。王都へと連れ去られてしまいました。
シリウスは怨敵パレ・リブッカーに連れられ王都観光をする事に。王都は縦長の円筒構造で五層に分かれており現在は四層目。あとちょっとで王の御前ですぞ!
王都といえば力学魔術によって支えられた超文明。圧倒的な敷地面積の下で気温・天候すら思うがままに操作し、物流の自動化、空中での交通網は当たり前、食料は無料で手に入り、レヴィリオンに住まう為の家も仕事もツールも迅速に斡旋。娯楽施設も無数に取り揃えてありまさに楽園と言っても差し支えが無い完璧な都でありましょう!
おっと、熱が少々入りましたな。シリウスは王都観光の中で数々のレヴィリオンの人々と出会います。パレの盟友シャトレ、陰陽師・三善秋楽、異世界人事務局オースノン本部長、連盟軍教官・北条峰繰戸、絡繰人形・ヨーシュ、彼女の守護者ケイン、連盟軍兵、ハガ、オルフェイ、ジニス。それ以外にも異世界転生人達や王都に住む人々。彼らとの交流を通して自身のあり方に苦悩していきます。ホムンクスルという造られた存在、記憶の無い異世界転生人である事に自分がどう向き合っていくのか。ヨーシュとの問答でその一端は晴れたようですが……さてさてこれからどうなっていくかは見ものですな!
一方”元魔法使い”ファリアはシリウスを追いかけてきたミスガイ・トライアスと合流。トライアスと小競り合いの後、共に王都を目指す事になりました。
さあて中編は世界を震撼させた魔術大戦の歴史、そしてついにかの王が!そしてシリウスがっ…………」
※ネタバレ防止の為、ダンセは退場させられました。




